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2.15 残り火の力はスゴイ [百姓]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 一昨日、午後3時半から休耕田で延び延びになっていた野焼きを行った。風はさほどなく風向きもいいから民家などに迷惑はかからない。今がチャンス!である。
 1月9日には休耕田のコスモス畝の残骸や枯草を野焼き場に積み上げておいた。そして1月16日には神社から初詣イベントと左儀長の焚き火でできた湿った灰・炭を回収してきて、野焼き場に積んだ枯草を半分ほど崩し、湿った灰・炭を枯草と4層のサンドイッチにして積み上げ直しておいた。
 その後、大した雨はなく、2月になって少々まとまった雨があったが、もう十分に乾いているように思われたし、先日の雪も大したことはなく、上面や側面はカラカラに乾いている。
 この先、雨も当分なさそうだから、今、野焼きすれば完全燃焼した灰が回収できようというもの。良き肥料が大量に取れる。
 そう目論んで、着火したのであるが、最初はメラメラと景気良く燃え上がったが、後が続かない。ほじってみると、上面に神社から回収した炭がそのままの姿で残っており、そのすぐ下は枯草がけっこう湿っている。どれだけか掻き広げるも、全部が湿っているから全然燃え上がらない。
 やがて煙は水蒸気に変わり、自然鎮火しそうになった。
 過去にもこうした経験があり、止むを得ずそのまま放置し、次回、大量に木の枝や枯草が出たときに、その上に積み上げたりして燃やし直したことがある。
 今回もそうなってしまいそうであるが、あまりに大量に燃え残りがあるから、実に難儀なことになってしまう。弱った、弱った。
 でも、少々掻き広げてみると、奥の方で火の気があり、周りでも何箇所か火の気がある。しかし、弱々しい残り火であり、周りの湿り気でやがて鎮火してしまうであろうと思われた。
 これ以上はもうどうしようもなく、着火30分後の午後4時にはあきらめて、そのまま放置しておくことにした。
 さて、昨日の朝、淡い期待をもって野焼き場へ行ってみた。遠目で眺めると、けっこう大きかった山に変化はほとんどない感じがした。ああ、やっぱりダメだったか、弱った、弱った、弱ったことになった、あ-あ、どうしよう、である。
 しかし、近づいてみると、随分と温かみがあり、割と燃えてくれているではないか。少しは山も小さくなっている。遠目では見誤っただけだ。スゴイ、スゴイ! 残り火が湿り気をものともせず、1晩かけて少しずつ少しずつ懸命に燃やしてくれていたのだ。感謝感激雨あられ!有り難い、有り難い。これで心配していた燃やし直しをせずに済む。
 そこで、全部が完全燃焼するよう、テンワ(手鍬)をもってきて、掻き広げた山を掻き寄せて綺麗な山にした。すると、かなり熱い所が幾箇所もあった。まだまだ燃え残りがたくさんあるが、その全部がこの“どかみ”でもって完全燃焼してくれるだろう。
 これが全部燃え尽きるには3日はかかろうが、金曜日の午後の雨前には、きっと完全燃焼した綺麗な灰が回収できるだろう。助かった!
 火の神に感謝、感謝、感謝。そして、お天道様にも感謝。

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
4品思い出す。1品間違い。他に1品。3/5で60点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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