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2.5 お付き合いの1泊2日旅行で湯治を楽しむ [湯治旅行/宿泊旅行]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 昨日今日の1泊2日の旅行。近所の男衆10名のグループ。タクシーに分乗して岐阜駅前へ行き、岐阜バスに乗り込む。
 ビールだ、酒だ、焼酎だ、そしてワインだ、とあれこれ好みのアルコールを喉に流し込みながらの旅である。
 雪が降っているのを覚悟したが、予報が外れて全く降らず、地面も乾いている。途中どうでもいい所に立ち寄り、予定の時刻に宿に着いた。場所は小浜市の世久見だ。1km西に食見があり、ここの民宿には40年ほど前に何度か行った。世久見を通っていくから覚えがある。35年ほど前か、世久見へ行くトンネルができて陸の孤島が解消された場所である。これによって観光客の大幅な呼び込みが始まり、一気に世俗化されて、隠れ座敷の趣がなくなり、それ以来行ったことがないのだが、懐かしく思い出される。
 宿へ着くなり、小生は“ゆっくり風呂に行ってきます。宴会に間に合うように戻りますので。”と皆に告げて、早速湯治を楽しむことに。
 大浴場はラジウム温泉と表示があるも地下水ではなく、鉱石に湯か水をくぐらせたまがいものだ。単なる風呂、単なる湯、と言っては失礼になろうが、これでも湯治にはなるから文句は言わないでおこう。露天風呂もあり、こちらは少々離れたところから(たぶん車で)運んできたナトリウム塩化物泉の温泉水を沸かしたものだ。昔は若狭に温泉なんぞなかったのであり、近年の温泉ブームで、この辺りも何とか温泉の格好を付けることにしたのであろう。
 夜に大浴場へ行くこととし、まずは露天風呂へ行く。匂いを嗅いで見たら辛うじて温泉という感じがした。合格。露天風呂といえども、見た目は半露天であり、これは景色が悪いからであろう。
 湯温はちょうどいい。時折風が吹き抜けてチョウ寒い。湯舟に首まで浸かり暖を取る。しっかり温まってから全身冷水シャワー。けっこう酒が回っているから気持ちいい。特に頭が冷やされて酔いが覚める感がする。
 これを2度ほどやり、その後は、温まったら湯船の縁に腰を掛け、冷風で体を冷やす。これの繰り返しで、1時間半弱の湯治を楽しむ。
 我がグループで入ってきたのは2人だけだし、他の泊り客は2人しか来ず、それも例によって短時間だから、ほぼ貸し切り状態。いつもながら有り難いものである。
 夕食はカニ会席料理。ゆでた立派なズワイガニが置いてあったが、残念ながら越前蟹ではない。ロシア産であろう、味は良くない。他の料理もパッとしない。やたらと日本酒を飲む。ここのところ酒が弱くなったのだが、どうしたものか、けっこうな量、飲んでしまった。
 そうしたことから、部屋に戻ったらバタンキューである。午後10時過ぎに一度目が覚めたのだが、大浴場へ行く元気なし。飲みすぎである。再び寝て朝風呂に入ることに。
 誰かのイビキがすさまじく、なかなか寝付けないし、やっと寝入っても、またイビキで目が覚め、といった繰り返しで熟睡できず。5人部屋だから覚悟はしていたことだが。
 朝5時には目が覚め、6時に風呂がオープンするから、その少し前に行き、1時間ほどの湯治を楽しむ。我がグループは誰も来ず。これまた他の泊り客が一人二人入れ替わり立ち代わり入ってくるだけだ。湯舟で体を温め冷水シャワーを浴びる、これの繰り返し。冷水が冷たくて気持ちいい。
 1時間では惜しいのだが、朝食の時間も迫り、名残惜しいが大浴場をあとにする。
 朝食もぱっとしない。幹事がビールだけでいいかと聞くから、“朝は胃が冷えすぎるから日本酒も頼むよ”と告げると、お銚子が3本来た。小生の他はほとんど誰も飲まない。1人で2本は飲んだだろう。朝から出来上がってしまった。
 8時半に宿を出発して、どうでもいい所、名所旧跡といったところは小生は興味がないからそうなるのだが、そうしたところへ連れ回されて、昼飯も食べさせられ、買い物もさせらる。会員バス旅行はこうしたものだが、幸い雪のほうは夜中に降り、20cmほど積もって良き冬景色となっただけで、日中は晴れ間が多くて雪は降らず、助かった。
 アルコールのほうは朝たっぷり入れ込んだから、昼食はビールを少しだけとし、車内でも焼酎をほんの少し飲んだだけ。よって、肝臓の疲労感はかなり防ぐことができた。やれやれである。
 こうして、お付き合いの1泊2日旅行は、近距離であったことも幸いして、さほど疲れることなく終えることができた。湯治が3回のところ2回しかできず、それも長時間とはまいらず、少々残念ではあったが、小忙しい団体旅行につき、まあこれでよし、とするしかなかろう。

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
まずかったカニ会席料理

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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