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12.17 必死になって始動せんとす当店の換気扇 [稼業]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 うちの下駄ばきアパートが竣工したのは、たしか昭和47年の今頃であった。小生が大学を卒業する直前のことである。その竣工(落成?)式には、親父がお前も出席せよと連絡があり、東京から馳せ参じた。町長までもが列席し、盛大に宴会が開かれた。場所は、まだコンクリートむき出しの当店の中である。懐かしく思い出す。
 その時点で、当店の換気扇はすでに取り付けられていたであろう。以来48年が経つ。綱を引っ張れば、何枚かの鉄板がパカッと開くとともにモーターが回りだし、勢いよくファンが回って室内の汚れた空気が排出される。
 排気の目的はたばこの煙である。親父もその昔はたばこを吸っていたし、小生が店に入るようになった平成6年時点では、お客様が店内でたばこを吸われることもあったし、小生はその時点でヘビースモーカーであったから、換気扇は毎日回しっぱなしである。
 長年よく働いてくれている換気扇。引っ張る綱は、昨年ネズミの大発生でもって齧られて切れてしまったが、切れた箇所をつなぎ直して綱が少々短くなっただけである。
 ところが、モーターのグリースが劣化したのであろう、今週になって綱を引っ張ってもファンがすぐには回らなくなってしまった。急な冷え込みが来たのと時を同じくする。最初は“故障かな?とうとう寿命が来たか。”と思ったのだが、かすかにファンが回ろうとしている。じっと見ていたら、少しずつファンが回りだしたと思ったら、すぐに勢いよく回るようになった。
 それが連日続くが、今日は回りだすのに1分近くかかった。もっと冷え込みがきつくなったら、より時間がかかり、モーターが過熱して壊れてしまうのではなかろうか。
 そうなっては困る。たばこの煙が排気できなくなり、小生、店にいる間、1日に20回は店外へ出て、たばこを吸うしかなくなる。そんなバカなことできん。
 女房が、換気扇は一度も掃除したことないから掃除したら、と言うが、原因はファンの汚れではないから、掃除したって排気能力は上がるも始動は早まらない。
 48年もの長い間、ずっと働いてくれている換気扇である。彼がいてくれてこそ今まで当店室内環境が良好に保たれてきたのである。ここで彼を首にするのは忍び難い。
 じゃあ、どうするか。24時間、回しっ放しにしておけばいいじゃないか。回っている間は消費電力も少なく、モーターにも負担はかからないからである。
 今日から、そうしよう。厳冬期が過ぎるまで。あと20年は頑張ってくれないだろうか、我が換気扇君よ。

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
6品思い出す。うち1品は別のもの。5/7で70点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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