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5.16 奥飛騨温泉郷福地温泉の「山里のいおり 草円(そうえん)」での湯治 [湯治旅行/宿泊旅行]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 今年、1泊2日の湯治旅は1月半ばに飛騨古川の料亭旅館「八ッ三館(やっさんかん)」へ行って以来、ずっとご無沙汰している。1月はコロナ過のなか無理やり行ったような状況で、不良ジジババの湯治旅であった。3月あたりにもどこかへ出かけたかったが、常習犯に見られそうで遠慮したところである。
 夫婦揃って湯治好きであるゆえ、5月にはどんなことがあっても行こうと決めており、早くに予約した。早く予約しないといっぱいになって予約できないということもあった。奥飛騨温泉郷でベストスリーに入る人気旅館だからだ。
 ちなみにベストスリーは、福地温泉「長座(ちょうざ)」、新平湯温泉「山ぼうし」、そして福地温泉「草円(そうえん)」と聞く。皆、古民家移設をメインとしており、奥飛騨では「長座」が元祖だ。前2つは何度か泊まったことがあるが、「草円」は今回が初めて。とても楽しみにしていて、今回、やっと投宿できることとなった次第。
 予備知識として、「草円」のホームページ https://www.soene.com/ を見てみたら、館内に大浴場(露天風呂付き)、少し離れた所に露天風呂が2つ(時間によって男女交替となる)、そして貸切風呂(露天風呂付き)が3つ。いつものことだが、温泉には3回入るから、今回初めてだし、到着時に露天風呂、寝る前に大浴場、朝は露天風呂としようかと思ったが、現地に来て、泉源が3つあるとのことで、朝は貸し切り風呂(無料で空いていれば入れる方式)とした。
 風呂の大きさは、いずれもこじんまりとした広さで、貸切風呂も同じ大きさだから、こんなに大きな貸切風呂は初めてだ。もっとも3つある(ただし1つは現在修理中)うちの1つに入っただけだから、他の2つの大きさは分からないが。泉質は奥飛騨温泉の一般的な泉質であったが、貸切風呂は他より濃厚で、温泉臭が楽しめた。
 15室あるが、コロナがために空いており、駐車場に車が5台であったから、バスで来た人があったとしても半分空いているといった状態で、風呂もがら空き。2回とも概ね一人貸し切り。特に女性客が少なく、女房のほうは完全貸切状態であったとのこと。
 例によって、小生は3回とも長湯。到着後に1時間半、寝る前に小1時間、朝1時間、あっという間に過ぎ去った長湯であった。大浴場の湯温は43℃はあったろう、熱くてかなわん。女湯は適温であったというから、やはり湯温調整はなかなか難しいのであろう。

 一番のご馳走は、以上にしたためた湯治であるが、ついでのご馳走は食事である。「長座」も「山ぼうし」も食事は抜群にうまい。ここ「草円」もさすがにうまい。
 夕飯で特に気に入ったのは、岩魚の焼き魚の大きさだ。各宿、近年は小さな岩魚が多いのだが、ここはけっこう大きかった。その昔の「長座」ほどの大きさではなかったが、堪能できた。そして、ご飯のうまさには驚いた。抜群にうまい。特別な有機米を釜炊きしたものであるから、最高だ。「長座」も「山ぼうし」も、ここまではうまくない。
 当然に、岩魚の骨酒も飲んだのだが、これもうまい。2合を頼んだのだが、正味2合入っているのではないかと思うほどに日本酒が入っており、女房に小々助けてもらったほどだ。
 朝飯もいい。奥飛騨では、必ずホウバ味噌(ホウという名の樹木の大きな葉に味噌を乗せ、その上にネギやキノコが乗っかっている)がでる。これを炭火の上の網(アルミホイルが貼ってある)に乗せ、そのままでは味噌が焦げるから、具を時々かき混ぜてやる。たいていの宿は味噌が塩っ辛すぎるのだが、ここはマイルドだ。そして、小生の食べ方は、ここにサラダの野菜も乗せる。いつもは味噌に混ぜるのだが、今回は味噌がマイルドだし、ホウバがでっかいから、これは温野菜として食べた。
 ひとつ面白い趣向として、朝、餅付きの実演を見せてくれ、つき上げた餅を海苔巻きと味噌まぶしにしてふるまってくれたことだ。つきたての餅はやはりうまいものだ。
 温泉良し、食事良し。古民家造りの雰囲気良し。言うことなし。定宿にしたい「草円」である。なお、ここは従業員が男ばかりのようであり、女性客に大いに受けそうな宿である。今回は女性客が少なかったが。
(この続きは明日の日記で)

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
6品思い出す。正解。100点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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