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1.22 やっと新型コロナウイルスを少しだけ浴びることができたかも [稼業]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 爆発的に感染が広がっている、今般の新型コロナウイルス・オミクロン株である。例年のインフルエンザ並みであろうか。それと同様であれば、1週間で100万人が新規に感染したっておかしくない。インフルであれば、往々にしてそうしたことがあるから。もっとも、インフルの場合の感染者とは発症して医師の診察を受けた者を言い、その推計値であるが。
 このオミクロン株、感染者(新型コロナで陽性反応を示した者)の症状は、無症状であったり、極めて軽症で済む場合が多く、発症しても普通の風邪の症状と大差ないようである。よって、症状は例年のインフルより軽微のようであり、ましてや重篤な症状を示すのはごく少ないようだ。

 そうなると「まんえん防止措置」を発動するのは法令違反となる。なぜならば、特措法によれば、その要件は政令に委任されていて、政令では「当該新型インフルエンザ等にかかった場合における肺炎、多臓器不全又は脳症その他厚生労働大臣が定める重篤である症例の発生頻度が、…(通常の)…インフルエンザにかかった場合に比して相当程度高いと認められる…。」となっており、くわえて「厚生労働大臣が定める重篤である症例」は何も定められていないのであるからして。
(この段落はネットニュースによって知った知見)

 小生思うに、新型コロナの疾病特性は、その後に判明してきた「血栓症」であるゆえ、厚労省が省令で「血栓症」を症例として掲げておけば、まだ言い逃れができたものを、である。もっとも、オミクロン株は、旧株と違って血栓症をどれだけも引き起こさないようであるから、やはり「まんえん防止措置」を発動するのは法令違反となろろうが。

 さて、一昨日に当店にいらっしゃった、とある方(個人情報保護のため、お客さんか業者かその他の方かは伏せておく)から、今日、“申し訳ございません”と電話があった。なんのことかといえば、次のようなことであった。
 同居している息子が今日、新型コロナのクラスター濃厚接触者と判定され、陽性反応が出たから家族一同しばらく自宅に引きこもることにしました。息子が感染したのは3日ほど前のことであり、私も直ぐに息子から感染したかもしれません。よって、一昨日、お店に伺ったときに、あなたにもうつしたかしれないです。私は今、何も症状は出ていませんが。

 お出でいただいた方は、まだPCR検査を受けておられなかったから、感染しているかどうかは不明だし、1日やそこらで息子さんからはたして感染しているかどうかも怪しい。なんせ症状が出ていないんだから。万一その方に感染していたとしても、まだ保有するウイルス量はわずかであろうし、ましてや他人にまき散らす量となると更に少なくなるであろう。でも、対応した小生に飛んできたウイルス量はゼロとは断定できない。
 もし、新型コロナウイルスを浴びるなら、初回は少量がいい。少量なら、水際(口腔内、喉、鼻)で待ち構えているマクロファージなどの免疫細胞の働きによって(これは呼吸に合わせて、片時も怠ることなく様々な雑菌やウイルスに対して働いている)、いとも簡単に新型コロナウイルスをも殲滅できてしまうのである。
 そして、これを一度経験しておけば、次回に大量の同じウイルスを浴びたとき、前回の訓練でそのウイルスをやっつける力が増強されていて、そう簡単にはウイルスを体内侵入させないのであるからして。その方からは、浴びたとしても、たぶん訓練にもならない量のウイルスだろうから、意味がなかろう。少々残念ではある。
(注:ワクチンはウイルスの体内侵入後にしか働かない。ウイルスはヒト細胞に侵入するためのドリルを持っていて、そのドリルにカバーをかけて侵入できなくするのが抗体であり、ワクチンは抗体を速やかに作りだすだけの働きしかもっていない。よって、ウイルスの型が違ってくると、ドリルの形が変わってしまい、従前のカバーであってはうまくドリルを覆うことが難しくなり、ヒト細胞に侵入させてしまう恐れがだんだん増えてくる。)

 まあ、そう感じて、その方には、次のようにお話ししておいた。
 一切問題ないです。きっとオミクロン株でしょうから、これは単なる風邪で、旧型コロナと変わりないです。我が夫婦は商売柄、日頃からあれこれ工夫して免疫力を高めていますから、万一ウイルスを浴びていたとしても、そんなものは跳ね飛ばしてしまいますし、私どもがさらに他人にうつすなんてことも絶対ありませんから、ご安心ください。わざわざご連絡いただきまして恐縮です。

 なお、この方には、風邪予防の基本的事項(感染予防対策ではなく、免疫力を高める方法)を念のため、お話ししておいたところです。
(注:ノロウイルスなどの食中毒、赤痢菌、コレラ菌など経口感染は、感染予防対策が全てとなるが、風邪ウイルスなどの空気感染・飛沫感染の場合は水際(口腔内、喉、鼻)における免疫強化対策が圧倒的に重要なものとなる。家族の誰かがインフルエンザに罹っても、家族の多くが発症しないのは、水際における免疫力が付いているからだ。)

 それにしても、こうした奇特な方もいらっしゃるのですね。有り難いことです。
 残念なのは、息子さんがうちの店に来ていただけなかったことです。もし、来ていただいていたなら、適量のウイルスを浴びることができたかもしれません。もっとも、当店には全く縁のない息子さんですから、これはどだい無理な話ですが。

 今日は長々と書き綴ってしまいましたが、皆さんも感染予防対策に過度に神経質になるのではなく、それよりも免疫力を付ける日常生活に心がけていただき、少しばかりオミクロンを浴びたほうが免疫力がより高まることを知っておいていただきたいです。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。


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<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
単品につき脳トレ休み

※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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