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2.4 今日は立春、一年で一番おめでたい日、甘夏を食す [日々雑感]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 今日は立春。大寒以降で寒さは底をつき、立春からは日増しに気温が上がっていく。24節気はお日様の運行に従って決められているから、これが毎年のように繰り返される。もっとも、まだまだかなり寒いから、年によっては「節分寒波の到来」などと言われることがあり、今年は正しくそうした状況になって、明日は当地でも一日雪模様の天気となり、気温も全然上がらないようだ。
 まあ、これは例外的であって、立春ともなれば、日が昇るのも随分早くなり、日が落ちるのも随分と遅くなるのがはっきりと実感できるようになり、日差しもきつく感じるようになる。春が来た!と誰しも分かるのだ。
 一方、暦のほうはついこの前までは太陰暦が使われていて、お月さまの運行に従って決められていた。読み書きができない、紙が高価で買えない、という庶民にあっては、今日はお月様が姿を現さないから月初めの日だ、今日は満月だから15日だ、こう定めたほうが実に便利である。だから、太陰暦がずっと使われてきたのではなかろうか。
 さて、24節気と太陰暦の折衷案として、ときおり閏月(うるうづき)を入れ込んで、なるべく立春に近い日を1月元旦にしたのであろう。そうしたところ、今年は、昨日の記事にも書いたが、太陰暦の元旦は新暦の2月1日にあたり、まずまず立春に近い日となった。
 よって、今日はまだ幕の内になり、正月をお祝いする日である。そのさなかに立春を迎え、ダブルでめでたい良き日だ。おおいに祝おうではないか。
 といっても、新暦が100%浸み込んでしまっている日本では、こんなことを叫んでも、シラーッとするだけで、まさに変人扱いされよう。
 でも、小生は、立春は一年で一番おめでたい日と捉えている。そこで、どういう行事をするかというと、「春は肝の季節、肝が喜ぶのは酸味」ということから、立春にはうちの畑で採れた初物の甘夏を食すことにしている。これでもって無病息災。
 残念ながら、甘夏は今年は裏年になり、数十個しか生っておらず、自家消費だけで終ってしまい、昨年のように当店のお客さんにどんどん差し上げるなんてことは全然できないが、それは許されよ。
 ということで、夕食後のフルーツとして初物の甘夏をいただいたところです。
 酢ッぱぁ! でも甘味はまずまず。そして薄皮に小々の苦味。
 春の食養生の基本は<主・酸味、従・甘味、添・苦味>この三味の組み合わせを最適とするのだから、甘夏はこれからの時期、最高の滋養食になりまっせ。自然の恵みに感謝!

(翌朝追記)
 中国では旧暦の大晦日から1週間が春節の正月休みになり、盛大にお祝いする。今年はその期間内に立春が入り、最高におめでたい日に冬季オリンピックの開会式を設定していた。そして、式典の初っ端の大イベントに24節気の紹介をし、立春を大きく取り上げた。
 それをじっと見ていたのであるが、PRがへたくそである。どうしてかというと、次に事実があるからだ。それを紹介すればいいものを、である。
 (2018年12月9日書いた別立てブログより抜粋)
 先日、何気なく「人民網日本語版」を久し振りに覗いてみたら、12月1日付けで次の記事が載っているのを偶然にも発見しました。
 中国の「二十四節気」ユネスコ無形文化遺産登録へ
 11月30日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産保護条約第11回政府間委員会で、中国が登録申請していた季節の節目を表す「二十四節気」が無形文化遺産に登録された。「二十四節気」とは、中国人が太陽の一年間の運動を観察し、一年の旬、気候、生物気象などの変化の法則を把握するために形成した知識システムと社会の実践だ。世界の気象界では、これを「中国の第五の大発明」と称賛している。新華社が伝えた。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。


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<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
単品+αにつき脳トレ休み

※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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