SSブログ

6.13 今年の初釣り、行こうかどうしようか迷ったが、やっぱり行くことにした、キスのチョイ投げ [釣り]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 6月からキス釣りのシーズンだ。今日は店の定休日で、百姓仕事は特に何もない。昨日、翌日の敦賀の天気予報を見たら、晴れである。“よし、明日行こう!”と決定。
 昨晩は早めに床に就き、寝たのは10時。この頃いつも5時前に目が覚める。空はすっかり明るくなっているからだ。ひょっとして4時過ぎに目が覚めれば有り難い。キス釣りはなんといっても朝まずめが一番だからだ。
 ところが、である。目が覚めたのはなんと6時。身支度だけではなく頭の暖気運転をしていると、出発は6時半になる。この歳(73歳)ともなると、起きてから30分しないとハンドルを握ってはダメだ。とっさの判断ができない。
 そうなると、釣場(小生のホームグラウンド)に到着するのは9時となる。9時からではめったにキスは掛からない。いいとこ8時までである。
 行こうかどうしようか迷った。でも、今日を逃すと明日から梅雨入りし、出かけられる日は月曜日に限られるから(日曜日は釣場が混むから入れないかも)、この先は雨が降らなくても曇天で、鉛色の海を見ながら釣りをやっても面白くない。
 ということで、やっぱり行くことにした。
 出かけるときは曇り。到着しても薄曇り。いまいちパッとしない海の色だ。加えて、9時からの釣だから、釣れるわけがなく、“来んほうがよかったなあ”といった状態。
 “まあ、しゃあない、来てしまったんだから。そのうち晴れてくれ!”
 希望通りにはいかないもので、最後まで薄曇りであった。
 さて、釣果のほうはというと、初っ端がスゴイ。
 2mほどの高さの小岩に乗って、藻場の先10mほどの所(ポイントの直ぐ近くにドボーンと錘が落ちるとキスが逃げるから)へチョイ投げし、少しずつ糸を引く。錘が落ちた場所はきれいな砂地だからキスはいない。藻場にあたったかなと少々抵抗を感じたところで糸を引くのをストップ。これ以上糸を引くと根掛かりして仕掛けが切れる。小生のホームグラウンドはこうした釣り方だ。
 さて、藻場にあたったかなと感じた途端、“ブルッ、ブルッ”というけっこう大きな魚信が手に伝わる。“これは型のいいキスだ!” 竿をグンと立て、リールをどんどん巻く。けっこう重い。20cm弱のキスであった。
 ”この時間でもけっこういけるぞ、今年はキスがたんと湧いとるようだ。”
 しかし、である。2投目以降も入れ食いを期待するも、残念ながらそうはいかなかった。良型のキスは30分後に15cm強のものが1匹かかっただけ。ワカサギほどのピンギスがちらほらヒットするだけで、これはてんぷらにするには小さすぎるから放流。
 ときおり、“ググッ、グッ。ググ。”という魚信が来る。これは藻場に住んでいるベラだ。初めは放流していたが、キスの釣れ具合が悪いので、ベラの大物(といっても15cmぐらいだが)もゲット。これは3枚おろしにしててんぷらにすればけっこうおいしい。その後にもベラを1匹ゲット。
 困ったのはフグ(数cmの子フグ)だ。ときおり“トン、トン、トン”と小さな魚信がする。これはフグで、エサ(石ゴカイ)をついばみ、針の直ぐ上の糸をかみ切って針まで飲み込んでしまう。竿を上げてみると針はなし。今日はやたらとフグにやられた。
 加えて、買った仕掛けは船釣り用の2本バリできゃしゃにできており、藻場に少しでも引っかかるとハリス(針につながっている糸)が切れてしまう。いつもは3本針仕掛けを買うのだが、3匹同時に掛かるなんてことは極めてまれだから、エサを付ける時間短縮のため、船釣り用とは知らずに2本針仕掛けを始めて買ったのであるが、これは敗着であった。
 フグと藻場に仕掛けを取られて、買い求めた6個の仕掛けが全部なくなったのが11時半。2時間半の釣であった。もっとも、最後の1時間は何もかからなかったが。
 やはり釣場には少なくとも8時前に到着するよう、出発は5時半より前でないと釣果は期待できない。こんなことは分かっていたことだが。
 キス2匹、ベラ2匹ではなんともならん。そこで、帰り道、道の駅や地場産品直売場を覗いて、タラなりウドなりてんぷらにできそうな山菜を探したが、時期外れで全くなし。
 よって、自宅前の畑でタラとウドの芽を探したが、てんぷらにできる小さな若葉の状態のものがどれだけか摘めた。そして、大きく生長したヨモギを少々摘む。これで、なんとか夫婦2人分のてんぷらの材料が整った。
 なお、てんぷらには大根おろしが欲しい。まだ、小さいが栽培している夏大根を2本引いてきて、これで大根おろしを作った次第。
 こうして、おいしく海の幸と野の幸をいただいたところです。 

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
5品思い出す。1品は別のもの。1品はなし。3/6で50点

※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。