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2.19 久しぶりの家庭料理にホッとする [グルメ]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 先週は女房が5日間も連続して名古屋へ出かけて帰りが遅くなり、それが終わった翌日はお客様からいただいた弁当を食べねばならなかった。よって、女房が作る家庭料理は6日間も口にできなかった。
 外食なり弁当というものは、同じものを毎日連続して食べるものではないから、その味は刺激的である。ヒトの味覚、嗅覚、視覚、そして舌触りという触覚、時には聴覚(ジュワジュワ~とした焼ける音)に訴えかけ、いかにもうまいと感じさせる演出がなされ、その一時を満足させようという魂胆があるから、なおさらだ。
 たまにはこうした刺激的な非日常を味わうのもいいが、こうも連続すると、大脳新皮質が疲れてくる。一日が終わって、やれやれこれでゆっくりできると、大いなる休憩に入ろうとする大脳新皮質がもう一仕事させられるからだ。
 その点、家庭料理となると、慣れ親しんだ料理ゆえ、味覚、嗅覚、視覚、触覚そして聴覚を働かせる必要はなく、“ああ、これは、あれか。分かっとる、その味は”であって、大脳新皮質は食事に入ればすぐさま休憩できるようになるのである。

 さて、今日の晩飯。いつもどおり焼酎の湯割りをこしらえてから食卓に着く。飯台をざっと見渡す。あれとこれとそれと、ああもう一つあったか。いずれも平凡な家庭料理ばかりが並んでいる。刺激性は一切ない。そして格別にうまいと思えるものはない。
 こう言ってしまっては女房に失礼に当たる。今日の一品に自家栽培した「山芋のとろろ」があったが、初物はほんとうまかった。それが数回目ともなると“ああ、あれか”となって刺激性が失せて、味覚が知らず知らず落ちてしまうのである。
 しかし、なにやらホッとする。こんな気分を味わったことはあまりない。これは非日常性が一切ないからであろう。今まで気が付かなかった家庭料理の本質がここにあり、だ。
 加えて、野菜たっぷり。今まで外食系ばかり続いて野菜が少なく、便秘がちになってきている我が腸である。これで腸が喜び、便秘も解消するであろう。助かる。
 女房が毎日のように作ってくれる家庭料理、その有り難さを思い知らされた今日の晩飯であった。食べ終って“ご馳走様、うまかった”と、さりげなく、いつもどおり口にする。もうちょっと付け足しして女房にゴマすりしたほうがよかったであろう。そう思ったが、ほんの少々であったものの、間が空いてしまい、時すでに遅し。

 ところで、この日記の下段に<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング )>を付けているが、100点が取れることは極めて少ない。家庭料理はあまりに日常的過ぎて、先にも書いたとおり、食事の間、大脳新皮質は休んでいるから、ちゃんとした記憶としては決して残らないからだ。すぐに薄れていく毎晩の夕食のメニュー。これを思い起こす作業は、大脳新皮質に相当の負担がかかる。いい脳トレになる。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。


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<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
お客様からいただいた弁当ほか3品を思い出す。正解。100点

※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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