SSブログ

4.27 無肥料連作植えっ放しのイチゴが今年も豊作になりそう [百姓]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 イチゴの畝は2016-17年栽培から固定畝での連作・一毛作とし、翌年からは無肥料無農薬の自然農法に取り組むこととした。
 「たんじゅん農」という自然農法を知ったからである。
 イチゴは連作障害が出るから2年は空けよと言われるし、無肥料では収穫量が落ちるのは必至となろうと危惧したが、その心配はどこへやら。これで7年目になるが、土も耕さず、連作・無肥料であっても十分に育つのである。たいていの作物は、何らかの方法で土を耕してやる必要があり、また、連作・無肥料であっては育ちが悪いのに。これにはビックリさせられた。
 こうして、手抜き農法ができ、毎年イチゴが豊作になるのだから笑いが止まらない。
 長さ約10mの広幅畝(畝幅90cmほど)に3列栽培し、合計90株ほどになる。
 収穫が終わったら、生きのいい株10株ほどを飛び飛びに残し、ランナーを走らせ、ランナーが伸びるに従い、位置を変えてやったり、多すぎるランナーは選ったりする。なお、ランナーがどんどん伸びて根付くから、籾殻や刻み藁が分厚いと根付きが悪いので、そうした箇所は、草引きついでに籾殻や刻み藁を畝の法尻へ退けてあげる。
 8月下旬には、親株が枯れ始めるから、それを除去するとともに、ランナーを全部切り取る。いい苗がけっこうな数、育っている。そのままの位置でいい苗もあり、これは移植しないで、そのままの位置で育てる。空白ができている個所には良い苗を移植し、込み入っている個所は選る。こうして、きれいな列はできず、株間も一定しないが、収穫時に困ることはほとんどない。
 半分朽ちてきている籾殻や刻み藁は、移植時に土に少し混ざることはあるが、大半は表層に留まり、やがて完全に朽ちて表層で肥料化する。
 移植した株が枯れたり、生育不良となることがあり、予備苗として、畝尻で育った株は残しておき、これを移植すれば、ほとんど全部がきれいに育つ。
 こうして苗を数年も取り続けると、イチゴが小粒になってくるから、新しい苗で更新する必要があると言われるが、気持ち小振りとなるも、十分な大きさのイチゴが採れ、苗更新はしていない。なお、2021年に育ちの悪い株を処分して、購入苗を3株植え込んだが、無肥料のせいか3株とも育ちが悪く、収穫量も少なかった。
 晩秋に草抑えと防寒のため、入手が容易な籾殻をたっぷり敷き込む。ビニールマルチを張る方が多いが、小生はこれを好まない。イチゴの根っこは空気(酸素)を欲しがるから。
 春になったら畝全体に刻み藁を敷き詰める。こうしないと、熟したイチゴに籾殻がくっ付くからだ。なお、刻み藁もイチゴに少しくっつくことがあるが、これは簡単に取れる。

 とうとう今朝十数個を初収穫。もっとも4日ほど前に初生り3個をつまみ食い。これから隔日で少しずつ採れるだろう。初期には半分は鳥に突かれてしまうことが多いが、今年は1個食われていただけだ。このままいくと、これほど有り難いことはないのだが、そうは問屋が卸すまい。鳥も何か食わねば生きていけないから、多少のことは許してやろう。
 なお、今年の4月は暖かったからだろう、例年より数日早く収穫開始となった感がする。でも、絹サヤえんどうのように気温に左右されないイチゴである。5月中頃にピークを迎えるのが例年の生りよう。今年もきっとそうなるだろう。
 5月半ばが楽しみだ。夫婦2人では食べきれず、あちこち差し上げねばならぬ。なお、そんな頃は晴天が続くことを祈る。雨後だと、イチゴが水っぽくなるからだ。 

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
6品思い出す。1品は別のもの。5/7で70点

※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。