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4.19 借地の契約更新が無事に完了 [稼業]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 うちのアパートの西側を入居者のための駐車場にしているが、ここは借地だ。最初の契約書は10年契約であったが、自動更新の条項がなく、期限が来たら改めて契約し直すことになっている。
 もう40年借りているから、今までに3回更新し、4月末で契約が切れるから、今度で4回目の更新となる。借地料はずっと変わらない。地価上昇に伴い、一時は割安感があったが、今では地価が下がって気持ち割高な感がするが、値下交渉するほどのこともない。
 当初は赤字だったが、車社会が進んで満車近くになりずっと黒字だったが、近年、入居者は外国人が増えてきて、駐車場の空きが多く、ペイできないが止むを得まい。
 さて、今日の昼過ぎに、手土産(和菓子詰め合わせ)を持って、地主さんに契約更新のお願いに行ってきた。無口の方であり、黙ったままハンコを押してくださった。これで、これからまた10年借りられる。
 その期限が来たら、小生は81歳。ぼろアパートだが、たぶんまだ守りをしているであろうから、また更新せねばならないだろう。
 その10年後は、小生91歳となる。そのときを契機にアパートを壊し、更地にするとともに駐車場用地を地主さんに返却する、そんなつもりでいる。
 飛ぶ鳥跡を濁さず、である。アパートが建っている状態で死んでは、娘や息子(2人とも東京に根をおろしてしまった)に面倒な管理を押し付けることになるからだ。
 一つ目標ができた。あと20年、ピンピコシャンシャンで生きていかなきゃいかん。
 おふくろもお祖母さんも98歳まで生きた。その長寿の血を引く小生であるゆえ、いたって健康体であり、100歳とまでは言わないが、少なくとも91歳までは元気に、そしてボケずに生きていたいものである。 

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
4品思い出す。うち1品は別のもの。他に1品。3/6で50点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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4.18 間違えて2週間早く夏キャベツの苗を買ってしまった [百姓]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 一昨日記事にした「春の土用」。土用の入りとともに農繁期となり、気がせいてきた。
 明日にはトウモロコシと枝豆、ともに時差栽培し、その第1弾の種蒔きをすべく、JAへ出かけて種を買うことにした。種選びは毎年迷うのだが、今年は種袋にJA推奨と印刷されたものを選んだ。農協のおすすめ品なら裏切られることはなかろうというもの。
 いずれも小袋で、第3弾まで種蒔きするには1袋では足りないから、2袋ずつ購入。
 そこで直ぐにレジに行けばよかったのに、立ち止まったしばし考える。慌てて買いに来たから、何か買い忘れはないかと。
 そしたら、夏キャベツ苗、これも少しずつ3回に分けて時差栽培すべく、第2弾まで苗を植え付け済みであるが、残す第3弾の苗をもうそろそろ植えねばならないのじゃないか? いや、もうちょっと後の予定だったかな? 
 迷ったあげく、2度手間になってはあほらしいからと、6株買ってしまった。
 家に帰って予定表を見てみたら5月初めとある。いやーあ、失敗。間違えて2週間早く夏キャベツの苗を買ってしまった次第。
 ここで言い訳。過去に5月初めに買いに行ったら苗を売っていなかったことがあったじゃないか。今日だって、どれほどの数も並んでいなかったじゃないか。2週間後には売り切れていて手に入らないかも。今日買ってよかった、ということになろうかもよ。
 さてさて、明日、植え付けて1畝約7mに都合22株となる。今日、適当に6株も買ったが、全部植え切れるか? 1、2株余りゃせんか? どうしよう…
 慌てるもんじゃないですね、やっぱり。
 ところで、夏キャベツは虫が集ったり真夏の猛暑で、なかなかうまい具合に育たないが、数打ちゃ当たる、ということにして、3回に分けて栽培しているところです。
 無肥料栽培3年目、土壌細菌が健全化して、ひゃっとして全部うまく生育してくれる? そう思うとワクワクします。

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
5品思い出す。正解。100点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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4.17 マスコミも政治家も楽だなあ、薬屋もそうだが… [稼業]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 コロナコロナコロナ、呪文のように毎日唱えるようになって久しい。お客様もけっこう勉強しておられる。自粛自粛自粛で外に出られず、テレビや新聞ばかり見て、薬屋の店主である小生よりも博識になっておられる方も多い。
 しかし、マスコミから得た似非(えせ)情報だから間違いだらけ。
 そのマスコミは、コロナばっかりを話題にして視聴者や購読者の関心を引けば商売になるから、番組づくり、記事づくりはいたって簡単な毎日。あることないこと何でもいいから興味を引くようにすればいい。一番簡単なのは、脅しである。昔の週刊誌並みの内容になって久しい。
 よって、皆が恐怖感で震えあがる。“いいかげんにせえ、マスコミよ!”だ。
 政治家も、これまた助かっている。“大変だ大変だ大変だ”と騒いでいれば、一日が済んでいく。与野党間で真面目に政争なんてしていたら(普段でもらしい政争はしていないが)国民に叱られるからと、コロナオンリーの政治となってしまい、こうして毎日があまりにも楽だから、暇つぶしに風俗へ行って遊ぶ奴まで現れる。
 薬屋はどうかというと、上手にルートを作っておれば、マスクだ消毒液だ体温計だ、と客が殺到するから何も手を打たなくても大幅に売り上げを増やせる。もっとも、そんなことができるのは大手ドラッグストアだけで、うちみたいな個店は問屋も小さいから、コロナが収まってからでないと全く入荷しないから自家用にも事欠く。
 ここへ来て、“ガーゼないですか?”というお客が来だした。手づくりマスクの需要だ。これは10年以上前に仕入れて売れ残ったものが随分とある。事業所需要で在庫を持っていたのだが、それが突然なくなり、ピタリと動きが止まったままだ。邪魔だから捨てたいくらいであった。
 世間全般でガーゼが店頭から姿を消した頃、女房がガーゼで手づくりマスクを試作してみたところ、案外簡単に作れ、かつ、見栄えもいい。そこで、当店のお客様でマスクが必要な方は、自分で作ってもらうよう「作り方のメモ、ガーゼとゴム紐」を用意することにした。しかし、ゴム紐は買ってこなければならぬ。早速、女房がホームセンターや100円ショップへ出かけたものの、それは売り切れており、止む無く少々太めのものしか入手できなかったが、あれこれかき集めて、何とか準備できた。
 これで、ガーゼの在庫が一掃できよう。そして、お客様にもきっと喜んでもらえるのではなかろうか。政府が郵便局を使って発送を始めたガーゼマスクが手に入るのは、田舎にあってはコロナが収束した頃になるやもしれぬ。いや、きっとそうなるだろう。
 加えて、コロナもそろそろピークを打ちそうな気配もしてきた。
 事は急げ、である。毎月25日頃にお客様にDM発送しているが、ガーゼマスクの作り方のメモ(ガーゼやゴム紐も、なければ進呈と書き添え)を早くお届けしたいから、今月はDM発送を可能な限り前倒ししたい。
 というようなわけで、昨日からDM準備におおわらわ。でも、明日の発送はとても無理で、当店連休明けの火曜日、21日発送となろう。それにしても早い発送となる。
 こんなに早い発送は初めてのことだ。皆、ビックリするかも。
 今日もまたコロナ関連の一楽になってしまいました。 

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
5品思い出す。うち1品はなし。4/5で80点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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4.16 今日は春の土用入り [稼業]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 4月も半ばを過ぎれば、春本番となる。これからしばらくの間は1年で一番過ごしやすい時期ではなかろうか。
 温帯の季節は春夏秋冬の4季がある、というのが一般的な言い方だが、その4季の変わり目を漢民族は土用と呼ぶ。ちょっと例のない特殊な季節区分だ。
 漢民族は独特の「数の文化」を持っている。我々日本民族は3つ揃えばそれで全部だと思うことが多いのだが、彼らは3つでは少なすぎ、4つでも不満のようで、五体満足というように5つ揃って初めて満足するという文化を持っている。
 これは、ほぼ平坦なあまりにも広い大陸で生まれ育ったからであろうが、方角は東西南北の他に中央を持ち出し5分類する。よって、季節も5分類したがるのであろう。
 1年365日を5で割ると73日になるから、春夏秋冬はそれぞれ73日。残りの73日は土用となり、これを4で割った18日ほどを各季節の後ろにくっ付ける。くっ付けた期間が土用なのである。よって、春の土用は今日から始まり、立夏(今年は5月5日)の前日までとなっている。“なんじゃ、これじゃあ8季でねえか?”と文句を言いたくなるが、ここで屁理屈で5季だと言い張るのが漢民族だ。
 どういうことかというと、“方角を見よ!東へ行って中央に戻り、今度は南に行って再び中央に戻り、とやって全方向へ行って戻る。どうだ、やはり方角は5つだろ。季節も一緒だ。春から夏へ突如と変わるものではなく、春が終われば季節は変わり目の土用を迎え、それが済むと夏になる。という具合に4季ともいったん土用を経由して新しい季節が訪れるのであり、季節はやっぱり5つある。”というものである。
 “言われてみれば、そういうことか。”と、変に納得してしまう。何でも5分類してしまう中医学の「漢方五行論」を勉強していると、よけいそうなってしまう。
 なにもこれは中医学だけのことではなく、漢民族の思考回路がそうなっているようである。我々日本人が、晩秋に柿の木にまだ柿が2、3個残っていると、“まだある”と言うが、彼らは“もうない”というのが普通だ。2、3個では5個に遠く及ばす、“そんな数は無に等しい”と考えるのである。
 さて、季節の変わり目をなんで「土用」というのか。これは漢方五行論と密接に関係する。五行論の最初に掲示されるのが大自然の「木・火・土・金・水」で、季節「春・夏・土用・秋・冬」が大自然のそれぞれに対応し密接なものと考える。大自然の「土(ど)」つまり土(つち)と土用が対応し密接なものとなるのである。
 そして、土用の季節は、漢民族にとって農業歴においても「土に用がある農繁期」にもなっており、つじつまが合うのである。
 日本列島の概ね中央部においても、今日からの「春の土用」は、夏野菜苗の植え付け準備、それが済めば直ちに植え付けと「土に用がある農繁期」となる。
 うちも今度そしてその次の当店連休ともに「土に用がある農繁期」で百姓仕事の予定がぎっしり詰まっている。こうして「春の土用」で忙しくなるが、植え付けた各種夏野菜が2か月もすればバンバン収穫できるから楽しみだ。今からワクワクする。
 ところが、昨日記事にしたとおり、夏野菜は無肥料栽培3年目であり、2年連続して多くが失敗しているから、捕らぬ狸の皮算用とならぬよう祈るばかり。

(参考)春の土用の食養生
    春の土用がやってきました。食事の内容も変えたほうが良いです。

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
4品思い出す。他に1品。4/5で80点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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4.15 絹さやエンドウの収穫が順調に続いている [百姓]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 毎年種取りを行ない、その種で栽培をずっと続けている絹さやエンドウ。11月初めに種蒔きし、ゴールデンウイーク頃に収穫ピークを迎え、5月末に垣根を壊して種を収穫する。これが通常のパターンで、近年は後作はなしとし、一毛作栽培としている。
 1畝約10mの作付けで、収穫ピーク時に高温が続くと連日大量に収穫せねばならないし、あっという間に終わってしまう。こうしたことから、露地栽培の専業農家は豊作貧乏になってしまい、あまり作付けしたがらない。よって絹さやエンドウは値段が高い。
 うちの場合は、ドカッと採れたら、食べ切れない分を当店のお客様に差し上げればいいから、1畝全部を絹さやエンドウとし、自家消費分の何倍も作付けしている。
 最近、大半の野菜を無肥料連作・無農薬栽培としているが、エンドウは連作を嫌う最右翼の野菜であり、数年は空けよという。よって、タマネギ2畝との組み合わせで、4年ローテーション(3年空ける)で栽培を始めた。今期が3年目である。
 無肥料栽培の初年度は種蒔きが遅れたうえに11月の異常低温で、年内の発芽がほとんどなく、大半を春蒔きとしたがために、チョウ不作となってしまった。
 無肥料栽培2年度目は、南半分はやはり生育が若干悪く、従前の半分ほどの収穫となったし、北半分は土壌条件が悪く(原因は生の野菜残渣の埋め込み)、前年度並みのチョウ不作となった。
(2019年5月2日撮影)
DSCN0647.JPG

 さて、3年度目の今期、前作はタマネギ無肥料連作の畝であり、土壌細菌が無肥料に馴染んでいようからと通常の生育が期待された。ところが、成育にかなりのムラが出てしまった。南半分は生育がパッとしないが、その隣4分の1ほどはものすごい生育であり、北寄り4分の1ほどは例年を少々下回る程度の成育。成育ムラの原因は全く不明である。
(2020年4月16日朝撮影)
DSCN0707[1].jpg

 今年は暖冬暖春であり、ずっとその傾向が続いているせいか、収獲時期が気温に影響を大きく受けるエンドウであるからして、例年よりずっと早く(2週間も早く)収穫が4月初めから始まり、隔日あるいは2日置いて毎回少しずつの収穫が続いている。生育の悪い箇所から収穫が始まったといったところだ。
 毎日のように絹さやエンドウを食しているが、そう食べられるものではなく、数日前についでがあったから娘に送ったし、今日はまずまずの量を息子夫婦に送ることができた。そして、その次は息子の嫁さんの実家だ。そうこうしていると、きっと大量に収穫せねばならない時期がやってこよう。なんせ北半分は今、花盛りだからだ。
 今年の収穫量は例年並みは望めないものの、6割ぐらいにはなりそうだ。無肥料栽培まずまず成功といった状況になりそう。よしよし。
 それにしても、成育にかようなムラが出たのはどういうことか? まだまだ残留肥料があったりして土壌条件が適正化されていないのだろうか。手探りの無肥料栽培ゆえ、一筋縄ではいかない難しさがある。来期は前作がタマネギ2年連作の後でカブ・大根を栽培した畝での作付けとなるが、無肥料栽培が成功するかどうか、今からワクワクする。

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
5品思い出す。うち1品は別のもの。4/6で65点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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4.14 新型コロナ様様、葬式に出なくて済む [日々雑感]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 葬式付き合いをしている50世帯ほどの集まりがある。「年行司」という講の組織。
 その当番の方が葬式の御触れを持ってこられた。ある老婦人が大往生されたのである。
 “あ~あ、また、お通夜と葬儀に出なきゃいかんなあ”と思いきや、家族葬で行うと書かれていた。香典もお断りすると書き添えてある。
 時節が時節、これだけ新型コロナで騒がれている世の中であり、我が岐南町にあっても、若い人からのLINE情報によると、感染者が隣の市や町から〇〇へ勤めに来ているとか、パチンコ屋へ立ち寄ったとか、けっこう足どりがつかめるようであり、それが口伝えで年寄りにも広がり、皆がぶっそうに思っている。
 そうしたことから、大っぴらに葬式もできず、家族葬になったに違いない。
 ひまざいせずに済むから助かるが、香典を受け取ってもらえないのは、ちょっくら気が引ける。葬式はけっこう金がかかるから、皆が香典を持ち寄って助けるのが講「年行司」というもの。
 もっとも、最近は香典のお返しがけっこう高額なものになってきており、講のメリットがなくなってきている。そうしたこともあって、家族葬も増えてきている。
 今回を機会に、大往生であっても家族葬、という形態がよりいっそう進むだろうなあ。
 これも時代の流れ、このほうがいいだろう。
 こうして、たまにはコロナ様のお陰ということがある。

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
5品思い出す。うち1品は別のもの。4/6で65点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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4.13 とうとう新型コロナの記事をメインブログに書いてしまった [稼業]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 新型コロナに関する記事はメインブログに2か月ほど前に書き、その後の情勢変化とともに追記していったのだが、4月初めにギブアップ。
 悪いほうへ悪いほうへと事が進むものだから、これ以上危機感を煽ってはブログの本旨に沿わないから記事を書くのをストップしたのである。
 1か月前の時点では、まだ小生は楽観的であったが、ライバルの同業者は悲観的で1年は続くと言っていた。ともにお客様へその旨広報もしていた。もし賭けをしていたら小生の負けであり、高級居酒屋でいっぱい飲ませねばならなかったろう。
 ブロ友が何人かいるが、その一人が新型コロナの話題に触れ、ついコメントしてしまった。情勢が悪すぎる、といった感想を。そうしたところ、返コメで「自分のブログでもうんちくを傾けて警鐘を鳴らしてください。」とケツを叩かれた。
 よって、店は定休日、外は雨という丸一日暇な今日、新型コロナの情勢分析を記事にすることとした。危機感を煽ってばかりでは意味がないから、何かいい材料はないかと考えに考え、2つ明るい材料を何とか見つけ出し、投稿したところである。
 明るい材料とは、1つは少々根拠薄弱だが「その昔、類似した風邪を引き、高齢者の半数は免疫力を持っているのではなかろうか」というものであり、もう一つは「10代半ばまでの子どもは小児ワクチンが新型コロナに対する免疫性を発揮しているのではないか」というものである。
 小生が打ち立てた説が、ぜひとも当たるよう祈っているところです。
 投稿した記事は次のとおり。お暇がありましたら、ご一読あれ。
  新型コロナウイルスの基礎知識&応用解析

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
5品思い出す。答え合わせをしようにも、夕食後にメモするのを忘れてしまっていた。こんなことは初めてかな?

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
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4.12 半日のんびりと百姓仕事 [百姓]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 4月1日に雨が降って以来、ずっと好天が続いている。
 よって、畑はよく乾いている。でも、困ることもあった。ニンジンの種蒔きを3月下旬にしたのだが、こう好天が続くと毎日水やりをせねばならない。それも昨日でおしまい。
 今日は朝から曇天だ。昼から雨模様につき、半日百姓仕事に精を出すことにした。
 畑の草叩きがメイン。表面が乾いているから、やりやすい。どれだけも力を入れずとも雑草が退治できる。スギナの掘り起こしもやりやすい。
 今日でもって、夏野菜の畝整備は完了した。例年より早い。
 予定していた仕事が終わり、絹さやエンドウの収穫を始めたところで、雨がほんのかすかにポツポツしだした。
 お天道様は分厚い雲を透視して小生の仕事をずっと見ておられ、頃合いを見計らって雨を与えたもうた、といったところである。お天道様に感謝、感謝、感謝。
 「一日一日を坦々と生きる」、平和な今日でした。

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
6品思い出す。うち2品は別のもの。他に1品。4/9で45点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
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 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
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4.11『創世記』第2~3章を読み解く [学び]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 エデンの園は、旧約聖書の一番最初に書かれている『創世記』第2~3章に登場するユートピアである。ここで最初の人間がつくられるのであるが、女のイブ(エバ)の作られ方は実にひどいものである。
 以下、第2章を部分要約して紹介しよう。

 主なる神はエデンの園で、土の塵(ちり)から人(Man:男つまりアダム)を造ったものの、彼にふさわしい助け手が見つからなかった。 そこで主なる神は人を深く眠らせ、そのあばら骨の一つを取って、そのあばら骨でひとりの女を造り、人のところへ連れてこられた。そのとき、人は言った。「これこそ、ついにわたしの骨の骨、/わたしの肉の肉。男(Man)から取ったものだから、/これを女(Woman)と名づけよう」。
(要約引用ここまで)

 男女を対等に、いや女性優位に扱う日本神話に比べると、甚だしく女性蔑視・男尊女卑であり、なんともおぞましい神話である。その続きは次のようになっている。

創世記 第3章
(第1節略)
2 女はへびに言った、「わたしたちは園の木の実を食べることは許されていますが、
3 ただ園の中央にある木の実については、これを取って食べるな、これに触れるな、死んではいけないからと、神は言われました」。
4 へびは女に言った、「あなたがたは決して死ぬことはないでしょう。
5 それを食べると、あなたがたの目が開け、神のように善悪を知る者となることを、神は知っておられるのです」。
6 女がその木を見ると、それは食べるに良く、目には美しく、賢くなるには好ましいと思われたから、その実を取って食べ、また共にいた夫にも与えたので、彼も食べた。
7 すると、ふたりの目が開け、自分たちの裸であることがわかったので、いちじくの葉をつづり合わせて、腰に巻いた。
(中略)
11 神は言われた、「あなた(アダム)が裸であるのを、だれが知らせたのか。食べるなと、命じておいた木から、あなたは取って食べたのか」。
<この命令は第2章にあり。→16 主なる神はその人(アダム)に命じて言われた、「あなたは園のどの木からでも心のままに取って食べてよろしい。17 しかし善悪を知る木からは取って食べてはならない。それを取って食べると、きっと死ぬであろう」。>
12 人(アダム)は答えた、「わたしと一緒にしてくださったあの女が、木から取ってくれたので、わたしは食べたのです」。
13 そこで主なる神は女に言われた、「あなたは、なんということをしたのです」。女は答えた、「へびがわたしをだましたのです。それでわたしは食べました」。
(中略:神からヘビへの言葉)
16 つぎに女に言われた、/「わたしはあなたの産みの苦しみを大いに増す。あなたは苦しんで子を産む。それでもなお、あなたは夫を慕い、/彼はあなたを治めるであろう」。
17 更に人(アダム)に言われた、「あなたが妻の言葉を聞いて、食べるなと、わたしが命じた木から取って食べたので、/地はあなたのためにのろわれ、/あなたは一生、苦しんで地から食物を取る」。
(中略)
20 さて、人(アダム)はその妻の名をエバと名づけた。彼女がすべて生きた者の母だからである。(引用ここまで)

 このあと、神は、アダムとイブが「命の木」(木の実を食べると永遠に生きる)からも実を採って食べるのを防ぐため、神は2人をエデンの園から追放する。
 ところで、第6節と第7節の記述に矛盾(目が明けた時期)があるが、神話というものはそうしたものであり、この部分だけ捉えてとやかく言ったって始まらない。これはこれでよしとせねばならぬ性質のものであろう。
 さて、アダムもイブも神に「善悪を知る木」から実を採って食べてはいけないと命ぜられていたのでだが、それを守らなかったことに対して、神は、13節で“女には怒鳴りつけ、男には怒鳴らない”という大きな差別をしている。加えて、神はアダムに既にこのことについて命じていた(第2章第17節)のに、男に対して17節で「あなたが妻の言葉を聞いて、うんぬん」と、なんだか男には、えこひいきしているように感ずる。
 加えて、女の名前が最後の最後になってやっと出てくるという女性蔑視の書きざま。
 もう一つある。第16節の最後で「彼はあなたを治めるであろう」と、男による女支配をほのめかしている、というか容認しているといっていいであろう。

 いやーあ、恐れ入りました、女性蔑視のすさまじさ。
 あることがフッと頭に浮かび、旧約聖書の創世記(第3章まで)に何が書いてあるかを知りたくなり、じっくり読んでみたところ、以上の感想を持ったところです。
 さて、その「あること」とは、「“神話” で語られているところの “いちじくの葉を腰に巻いた” その真の理由とはなんぞや? その時期は?」であって、これがハッと分かってしまったような気がしました。頭の中が整理ついたら、それを紹介しましょう。   

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
6品思い出す。うち1品はなし。5/6で80点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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4.10 断捨離読書をしていて思わず噴き出してしまう箇所があった(第2弾) [学び]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 暇がありすぎるゆえ断捨離読書の毎日だが、昨日とは別の著者による本、米国の文化人類学者マーヴィン・ハリス(2001年没)が1977年に著した「生態人類学から見た文化の起源」(これは副題であり、主題は「Cannibals and Kings」だが翻訳が適正でないから伏せておく。)は全編を通じて圧巻である。そして、古代に関する我々の固定観念を木っ端微塵に打ち砕いてしまう、空恐ろしさもある。そうしたことからだろう、世の人類学者から激しい批判が飛び交っている(今となっては“いた”)ようだ。
 さて、この本の中で「戦争の起源」と題して一章が設けられている。旧大陸の歴史時代の戦争といえば、兵士のみならず女子供も皆殺しというのが普通だが、太古に初めて生じた戦争というものは、我々が想像するものとは丸で違っていたようで、面白い。これは、推測に過ぎないが、近代文明とかけ離れた未開の地において行われる戦争は様々なものがあるも、これぞ元祖といえる戦争を、マーヴィン・ハリスが他の民族学者の観察記録から紹介している。(以下、要約して引用。地名・バンド名は頭文字に略す)

 狩猟採集民のバンド(集団)どうしの戦争の一例として、1920年代の末ごろにオーストラリアの北に位置するB島TバンドとM島Mバンドとのあいだで行われた戦争を見てみよう。最初にしかけたのはTバンドの男たちである。彼らは…戦闘部隊を編成し、交戦の意志をMバンドに知らせた。集合の日時が決められ、…ともに少し侮辱しあい、広々として遮るもののない場所で正式に会戦することに同意した。
 夜が更けると両集団の個々人それぞれ相手側を訪問した。なぜなら、どちらの戦闘部隊も相手側に親類がいて、相手方全員を敵と見なしている者は一人もいなかったからである。
 夜が明けると、ひらけた場所で両集団は一列に並んで対峙した。
 数人の老人がたがいに大声で不満を訴えることで、対立が始まり、戦闘開始の合図を送るために、2、3人が選ばれる。かくして最初の槍が投げられた。
 投げるのは、個人的に不満をもっている人びとだった。槍を投げるのがたいていは老人なので、命中率はきわめて悪くなる傾向があった。
 槍の突き刺さる相手が無害な非戦闘員であったり、あるいは戦士のあいだを縫うようにうろつき、だれかれの見境なく金切り声で猥褻な言葉を発する老婆の一人であったりすることもよくあった。こうした老婆たちは、槍をかわす身のこなしが男たちほどすばやくないのである。…だれかが傷つけられるやいなや、たとえそれが一見闘いに関係のない老女であろうと、戦闘はすぐさま中止される。…(引用ここまで)

 なんとも傑作な戦争である。これはなにも特殊なケースではないようで、現代の狩猟採集民のバンド間の戦争というものは、「ふつう、有力者間の個人的な不満が鬱積したことが原因で戦闘を開始する」と、マーヴィン・ハリスは言っており、小競り合いでもってガス抜きすることになるのであろう。
 ところで、日本における昔の戦争も面白い。
 ここに引用した戦争の例とけっこう似ているのである。
 源平合戦や鎌倉前期の戦争(掟破りの急襲もけっこうあったが)は、通常ちゃんとした作法に基づいて行われていた。
・先ずは軍使を交換し、合戦の日時、場所を決定する。
・当日、両軍が相対し、準備が整ったら宣伝合戦を行なう。
 代表者が出て自らを名乗り(ヤアヤア我こそは…という、有名なセリフ)、当方の正当性、相手方の不義をあげる。同じことを相手もする。
・開戦の合図として「矢合わせ」を行う。
 大きな矢尻と笛のついた鏑矢(かぶらや)を互いに射ち合う。大きな音がする。
 「ワーッ」というトキの声をあげる。
(ここまでは厳粛な『儀式』)
・実戦は、最初は矢戦で互いに矢を打ち合うことから始まる。
・次に騎馬戦に入るが、最初は騎馬武者が敵に近付き、矢を射る。
・矢が尽きると、本格的な乱戦となるも、名乗りを上げて戦う一騎打ちである。
「ヤアヤア、遠からん者は音にも聞け、近くば寄って目にも見よ、我こそは…」
 多くの一騎打ちが同時に展開され、決着がつかねば馬から降りての組み打ちとなる。
・勝ったものは相手の首をとり手柄とする。
・何人かの首をとったところで戦闘終了。
 勝者はそろって、勝ちドキをあげる(大将:エイエイ、兵士:オ~ッ)

 いかがでしょうか。日本における昔の戦争というものは、ここに紹介した狩猟採集民のバンドの戦争(小競り合い)と、そうたいして違わない、穏やかなものだったようです。


<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
5品思い出す。うち2品は別のもの。3/7で40点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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