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12.16 笑顔、笑顔、笑顔 [学び]

 齋藤茂太さんの著“「あなたと会うと元気になる」といわれる人の共通点”の1節に次のものがあります。

 笑顔でいたほうが、うまくいく理由
  「人を元気にさせる技術」といえば、まず笑顔だ。
 赤ちゃんを思い出してほしい。愛らしい笑顔で大人たちもホッとし、元気にさせてもらっているではないか。もしこの世に、赤ちゃんがひとりもいなくなったら、大人たちは生きていく気力もなくなっていくのではないだろうか。
 看護婦さんの笑顔もいい。夜中にナースコールを呼んでも、嫌な顔ひとつせず、「どうしましたか」と来てくれる。
 評判の悪い病院というのは、看護婦さんの評判が悪い所が多い。
 評判が悪い看護婦さんも、仕事は懸命にやっているのだろう。夜勤もあり責任も重い彼女たちに「にこにこしなさい」というのは酷かもしれない。「忙しいのに、いちいち愛想よくしていられないわ」という気持ちにもなるだろう。
 しかし、仕事は熱心なのに人に好かれないというのは、大いなる損である。愛想のいい人に変われなくても、まずにこやかに挨拶をするように心がけてみてはどうか。それだけでも、だいぶ評判は上がるはずだ。
 誰にもさわやかな挨拶をする新米の看護婦さんがいた。気のきいたことをいえるタイプではないが、病院に来ると患者さん一人ひとりに元気よく笑顔を振りまくので、あっという間に人気者となり、彼女が休むと、
「あの看護婦さんはいないのかね、病気なの?」
 と、逆に心配されるようになる。こうなれば、点滴の針がうまく刺さらなくても、患者さんは大目に見てくれる。普段からぶっきらぼうで笑顔のない看護婦さんだと、
「何やってんだ、看護婦代えろ」
 と怒りだす患者さんもいる。
 どっちが得でどっちが損かは、いうまでもあるまい。普段の笑顔というのは実に大事なのだ。

(商人である小生は、お客様に対して、当然にして笑顔を絶やしてはいけないのですが、分かっていてもこれがなかなか出来ません。毎朝、開店前に鏡を見ながら、“笑顔、笑顔、笑顔”とつぶやいているのですが…)
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