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6.14 紫ナスが初生り [百姓]

 例年、自宅前の畑に、お隣さんからいただいた苗をゴールデンウイークに植えて栽培する紫ナスであるが、まともに収穫できたためしがない。
 とにかく葉っぱが虫に食われ、かつ、立ち枯れすることも多い。原因は、自宅前の畑は風通しが悪く、それがために虫がつきやすいからであろう。頻繁に消毒すればよかろうが、何度も農薬をかけたものは食べたくなく、弱い農薬を1、2度に止めているから全く効果がない。
 今年もたいして生らないだろうからと、“数撃ちゃ当たる”とばかり例年の約2倍の8株の作付けとしたのだが、どういうわけか虫が全然付かず順調に成育中であり、各株にまず1個ずつ実を付け、それが日増しに大きくなっていった。
 そして、とうとう本日、1個だけであるが十分な大きさになり初収穫した。
 それをおふくろに渡す。“もう初生りかあ、仏壇に供えなあかん。ん?虫に齧られた穴がある。はっはっは。”
 無農薬だから、虫が齧ることもあろう。葉っぱでなくてよかったと安堵している。まだまだ生育中だから。
 これからドンドン生ってくれよう。2日後ぐらいには3、4個は収穫でき、それが小生の口にも入る。待ち遠しい。
 それにしても不思議だ。虫の害は、菊の新芽、キュウリや十六豆の苗などに例年どおり発生しており、紫ナスだけ無被害とは、どうしたことか。
 何とかこのままいってほしいものだ。しかし、そうなると、採れ過ぎて採れ過ぎて困ってしまう、といった嬉しい悲鳴を上げざるを得ないことになる。
 何だか取らぬ狸の皮算用をしているようだが、たまにはこういう豊作の年があったっていいじゃないか。今後とも虫がつかないよう祈ろう。
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