7.1 本日から当店恒例の寒天セール

　４月３０日に記事にしたのだが、“ニッキの利いた寒天菓子”を市場の仲買人さんにお願いし、自家用２ケースを届けていただいた。
　毎日のように食べるから、それも既になくなり、夏のセール（７月１日～６日）の景品として、同様に１８ケースを６月末に届けていただいた。少し多めに注文したから、余ったものは自家用にする魂胆である。

　ニッキは漢方で言う生薬“桂枝”であり、ちゃんとした薬効があって体の芯を温めてくれたりする。そして、寒天は食物繊維（不溶性と水溶性の両方）の塊であり、ノンカロリーで腸内環境を改善してくれる優れものだ。
　よって、薬屋兼化粧品店の粗品として最適なものであるが、近年、若い人はこの香りを嫌がる方が多くなったようで、ニッキが抑え気味にされており、また、ニッキの入っていない単なる寒天菓子までが出回っている状態だ。
　さらには、単なる寒天菓子すら不人気なようで、置いていないスーパーもあるらしい。というのは、先日、愛知県内の同業者の方から、寒天菓子を景品として使いたいが入手できないので、製造メーカーを教えてほしいとの電話があったから、そうなのだろう。
　中高年の方には喜ばれる“ニッキの利いた寒天菓子”であり、当店のお客様はたいていそうした方だから、今後もずっと夏にはこれを景品にしようと思っているところである。

　さて、今日から始めた当店恒例の寒天セール。
　「さいころの出た目の数だけプレゼント。お買い上げ金額に応じて何回もチャレンジ!!　」としている。
　大きなクッションさいころを床に転がしていただく。最大４回まで。
　もう１０年以上使っているさいころで、数年前までは転がすと音がしていたが、今はほとんど音がしなくなってしまって残念だが、でも、けっこう面白く、お客様に楽しんでいただける。
　自家消費に残す寒天菓子がほとんどない程度にお客様に来ていただけると有り難いのだが、はたしてどうなるか。
　“さあ、６の目が出ろ！”とお客様を励ましながら、自分もおおいに楽しんでいる。イベントの成功は、まず自分が楽しむことであるからだ。