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3.18 昨日行って来たスキーの余韻に浸る [お出かけ]

 スキーに行くと、高齢者がどれほど滑っているか気になる。ゲレンデの途中途中で小休止し、滑り降りてくる人を見ているが、高齢者らしき人は全く見かけない。お昼前にレストハウスへ行ったら、明らかに70歳過ぎと思われる方が2、3名おられた。ホッと一安心。
 20歳代が大半と思われるスキー客、いやスノボー客に、いい年こいて紛れ込んでいるのは気恥ずかしい思いがする。特に、ゴンドラ内がそうだ。顔を合わせないようにし、じっと動かず、外を見続ける。
 加えて、リフト券(1日券)は50歳以上がシニアの扱いで、何だかバカにされている感がする。中高年が千円安いからといって大勢来るかと言えば、来るわけなかろうというものだ。
 そんなことばかり考えていると嫌になるから、気にしないようにし、自分の体力がどれほど残っているかを確かめつつ、白銀の世界を楽しむことにした次第。

 ところで、ヘビースモーカーである小生。レストハウスの入り口なり、コーナーに喫煙所がある。そこで紫煙をくゆらす。ここも20歳代が大半であるが、ここでは高齢者は堂々としていられる。たばこのメインユーザーは高齢者だからだ。
 何度かたばこを吸いに行ったとき、喫煙所に小生一人のときがあった。そこへ若い女性が…きっと二十歳ぐらいだろう…近づいてきて「ライター貸していただけませんか」ときた。「どうぞ」と返事して火を付けてあげた。多少の風では消えないターボライターだ。「どうだ、いいのを持っているだろう」と言いたいところだが、これを言ってはお終い。

 彼女は、友だちを探しているのか、小生から離れたいのか…きっと後者であろう…、2mほど離れた。その後姿を見ると、割と地味なスキーウエアで、小生のものと似ている。
 そこで、思い出した。小生の今のウエアは数年前に買ったものである。
 スキーシーズンの終わりのほうに大きなスポーツ用品店へ行って、メンズものを見ていて、“さあ、どうしよう?”と考えあぐねていたら、若い女性店員が近づいてきて相談に乗ってくれた。
 その彼女は実に美人であった。小生の好みに合った、うっとりするほどの綺麗さであった。その彼女がアドバイスしてくれたのが、「お客様のようなお年の方で小柄な男性には地味な女性ものがいいですよ。ご覧になってください。女性用とは誰も気づきませんから。」と、女性ウエアの地味なものが並べてあるコーナーに案内してくれた。
 その中から好みの色のものを即決で選んでしまったところである。直ぐに「しまった!」と思った。もう少し、彼女と話す時間を作れば良かったのに…。あとの祭り。残念無念。
 もう一つ思い出した。スキーの板を買い直したのが、20数年前。体力が落ち、少々長すぎる板をもてあまし、短めの板を買い求めに行ったときだ。そのときに応対してくれた女性店員も、飛び切りの美人であり、ウエアで応対してくれた店員と甲乙付け難い。
 そんなことどもを懐かしく思い出した。
 もし、小生が若いときの独身時代であったら、その彼女を、あの彼女をスキーにでも誘ったろうに…。いや、そんな頃は気が小さくて、一言も言葉を掛けられなかっただろうなあ。
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天安

またまた久しぶりとなりました。
学期がはじまると、てんやわんやの忙しさで
なかなかブログに目が配れません。
自分のブログも、3週間分くらい作りだめしておいて、
アップしてるような次第です;;;
したがって、ホットなニュース性のものはありません;;;
適当にやってる、っていったら、いいですよね。
一楽さんは、スキーに温泉にと、
まったくうらやましい限りです。
韓国は、スキー場はあるのですが、
日本のようなあの湯けむりの立つ温泉が「ない」といっても
過言ではありません。温泉はあるのですが、あの「湯けむりの立つ」温泉。
大和温泉ですか。
初めて聞きますが、なかなかの温泉だったようですね。
娘さんとは、一卵性双生児ですか^^
通訳とはまたすばらしい職業ですね。
本人が喜んでやれるのが一番ですよね。
一楽さんは、女性に関する関心が人並みではないですよね。
これは、長生きの秘訣なのかもしれません。
長生きする男のほとんどは、女性に対する飽くなき関心を
もって生活しているようです。
「事故」を起こさなければ、これは同じ「あく」は「あく」でも
「悪」ではなくて「飽くなき」ですよね。
またまたカキコできない時期が続くと思いますが、
いつも拝見させていただいてます。
楽しい文章にいつも脱帽です。

by 天安 (2014-03-19 12:10) 

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