12.3 ガラガラ抽選会を楽しむ

＜一日一楽日記＞
　毎年１２月初めのセールは、ガラガラ抽選会を開催することにしている。赤玉、緑玉、水玉、白玉を１、２、１５、２０の割合で入れ込んでいる。
　赤玉賞は、３００円程度の高級調味料３点、１００円程度の食品３点、１００円程度の日用品３点をそれぞれ選んでいただく。緑玉賞はそれらを各１点ずつ、水玉賞は食品１点と日用品１点、白玉賞は日用品１点である。
　景品は、製薬会社２社から商品仕入れで粗品としてくれるものがあり、それを考慮して食料品関係は安売りスーパーから、日用品は雑貨卸屋さんから購入して準備している。毎年のことだから、手馴れたものだ。
　さて、抽選会。３千円で１回。お客様の傍に立ち、大きな声で“色の付いた玉、出ろ！”と声かけし、お客様と一緒になって、いいのが当たるのを祈ってあげるのが何とも楽しい。そして、“おめでとうございます”、“残念。オマケ、もう一つ出して。”とやるのである。
　それから、お客様にお好みの物を選んでいただく。お客様も選ぶことを楽しんでおられるから、そうしている。もっとも、選んでいただくと、多少時間はかかるが、最近は並ぶほどにお客は来ないから、全く問題ない。
　今日、小生もお客様も、ともに大喜びしたことがあった。いつも２、３万円はお買い上げのお客様が、今回は９千円のお買い上げであり、白玉ばかり３個であった。“残念。オマケ、もう一つ出して。”とやったら、見事に赤玉が出た。
　イベントというものは、主催者が楽しまなくては成功しない、と言われる。ガラガラ抽選会とて、そうである。どうせ誰かに当たるのだから、まずは全てのお客様に１等が当たるよう祈ることから始めねばならぬ。
　こうして、お客様以上に店主が喜んでガラガラ抽選をやっているところである。
　景品が足りなくなり、買出しに走らねばならぬようになることを祈っている、今回のガラガラ抽選会。

＜２日前の日記：夕食＞（記憶力増強トレーニング ※ ）
単品で正解

※ 2014.6.3投稿記事で「白澤卓二著：１００歳までボケない１０１の方法」を紹介しました。
　その中の一つに「２日前の日記を付けよう」があります。
　「記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば、２日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことなら、かなり鮮明に覚えていると思いますが、２日前となると途端にあやしくなりませんか。」