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4.12 言葉遊びを楽しむ [学び]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 昨日は、自分が書いた論文の中で使った3セットの四字熟語による西欧文化と日本文化との対比について、どこで書いたのかを探そうとしたものの、それがなかなか出てこない。また、探す中で4セットによる対比ではなかったかとも思ったりした。
 10年ほど前に書いた論文だし、その多くを2、3年前にブログアップしたのだが、該当しそうな論文が3本あるし、ブログも幾つかに分けて投稿しているから、探すのに随分と苦労する。
 30分ほどかけて、やっとその3セットの四字熟語を見つけ出した。また、4つ目の熟語も発見したが、それは西欧のものだけであり、それに対比する日本のものは残念ながら書いていなかった。
 数えで70歳ともなると、記憶力が相当衰えている。“なんで見つからんのや”とイライラもするし、いつまでたっても見つからないとなると落ち込みもする。今回は早々に(?)見つかってホッとしたところだ。何を探したかというと、次の記述部分である。
 
 西欧文化は、“弱肉強食、適者生存、そして自然淘汰”の考え方になりきっていますが、これは、皆さん、どこかで耳にされた言葉でしょう。そうです、ダーウィンの進化論です。
 でも、これは何も生物学の世界の言葉ではなく、ダーウィンが「種の起源」を発表した頃は産業革命が真っ盛りの時代で、当時の経済論が、そのような論点に立って展開されていましたから、ダーウィンが生物界も同じ論理が成り立つと見誤っただけのことです。
 このように、“弱肉強食、適者生存、自然淘汰”という捉え方は、西欧社会のあらゆる分野で根深くはびこっている文化なのです。…
 ところが、日本には、この西洋文化とは真逆の“弱者救済、共存共栄、敗者復活”の文化がまだまだ根強く残っています。
 それだけ日本列島は平和が長く続いたからでしょう。その背景は、西欧と違い、異民族間の相互侵略の嵐に巻き込まれることがなかったからと考えるしかありません。
 よって、「弱肉強食することなく弱者に救済の手を差し伸べ、適者生存ではなく共存共栄を目指し、自然淘汰させることなく敗者を復活させてしまう」という、実に心豊かで心穏やかな文化が、日本列島には長く生き続いてきていると考えられるのです。
(引用ここまで)

 ところで、“弱肉強食、適者生存、自然淘汰”はよく使われる言葉であるが、それに対比させた“弱者救済、共存共栄、敗者復活”は小生が編み出したものである。
 4つ目は「生存競争」で、「生存競争、弱肉強食、適者生存、自然淘汰」と、よく並べ立てられるのであるが、「生存競争」に対比する四字熟語となると、やはり「共存共栄」となってしまうが、「相互扶助」という熟語もある。
 となると、個々に対比させてみると“生存競争:相互扶助、弱肉強食:弱者救済、適者生存:共存共栄、自然淘汰:敗者復活”ということになろうか。
 これでは少々複雑なものとなり、くどいと言わざるを得ない。
 日本人には3つで全部という思いが強いから、あえて4つ目を登場させなくてもよかろう。
 
 こんなことについて1時間以上もかけてしまったのだが、実は来月号の当店新聞作りをする中で、このことについて触れたかったからである。
 それにしても、言葉遊びというものは面白いものである。どれだけ時間をかけても嫌になることはない。

 と書いて今回は終わりにしようとしたのだが、以上のことは本来の言葉遊びとは言えないだろう。
 本来の言葉遊びは、例えば次のようなものである。
 《信念》という漢字をパーツで分解すれば 《信=人+言、念=今+心 》となる。つまり信念とは《人が言っている、今の心》のことである。
 これは、ある方のブログで最近書かれていた言葉遊びであるが、この類の言葉遊びのオンパレードが同じ方のブログにある。
 お暇がありましたら、ご覧になってください。傑作!
  漢字はパーツに分解すれば格言になる
 バーソさん、有り難うございました。ここに勝手にリンクを張らせていただきました。これからもよろしくお願いします。

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
4品思い出す。他に2品。4/6で65点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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