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2.13 韓流100話(その18)「針灸」 [韓流100話]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 10月27日に紹介しました木口政樹さんの著「おしょうしな韓国 ほのぼの韓流100話」から、ビックリさせられるお話を、気まぐれ的にちょい出しして紹介します。今日はその第18回です。
64 チム・モイム(針灸学の集まり)
 …ここ韓国では、針というのは非常に身近な存在なのである。「韓医院」という病院が町のところどころにあり、ここで針を打ったり、漢方薬を与えたりの処方を行っているのである。一般の病院と同じように医療保険が利くということも驚くべき点だ。
 韓医院の医者になるためには、韓医学科という医学部に入り、医者と同じように6年間勉強して資格試験を受けて合格することが必要だ。大学の倍率も一般の医学部と同じくらい高い。狭き門といえるだろう。
 ところで、韓医院の医者ではなくても、民間人ながら針の知識を持って、針の講義をしたり針を打ってくれたりする人も多い。正式の大学の教授ではないが、民間レベルで研究し実地の体験を積みながら実力を養っている人たちがいるということだ。ここらあたりが伝統ということなんだと思うのだが、そういう人たちがかなりいるのである。インドンチョ(*)のメンバーたちが学んだのも、こういう民間の針の先生からである。3ヶ月間学ぶのに、教材費などいくらか払うが、それほど高い額ではない。こういう先生は、正式の韓医院の医者ではないので、針を打つという行為をするときは、お金をとってはいけないことになっている。奉仕でやっているようなものであるが、こういう先生がけっこう多いのである。
 インドンチョの学びの場で学んで足掛け7年になる。…針も直接自分に打ったり、妻に打ったり、子供に打ったりしている。足をくじいたときとか、頭痛、食あたりなど、針やお灸がわが家の日常生活に非常に役立っている。今度米沢に帰ったら、友だちに…針を打ってあげたいと考えているのだが、たぶん皆怖がって「それはいいよ」って言うだろうな。
(脚注)韓医院:…多くの人が利用している。慢性の病気とか…突発的症状には一般の病院よりこちら韓医院での治療のほうが効果があるといわれている。ただ最近はこの韓医院も乱立の様相を呈してきて看板を下ろすところもかなり出てきているということである。(2013年現在)
(引用ここまで)
(*)著者が参加している針のサークルの名称で「忍冬草」と書く。

 「針」は通常「鍼」と書き、お灸と併せて「鍼灸」(しんきゅう)と言いますが、これはばかにできません。お灸のほうは「せんねん灸」が有名で、ツボの図を見ながら自分で行うことができます。一方、鍼のほうは場合によっては“ズブッ”と刺すことになり、治療を受ける側に恐怖感が出ますし、まかり間違うと大変なことになり、相当の訓練が必要となりましょう。
 そこで、鍼に代わる、素人でもできる療法として爪楊枝を使ったり爪を使ったりしてツボを刺激する療法が幾つか登場しています。1月11日の日記「異端の書に興味津々」で紹介しました福田稔著・安保徹推薦『実践「免役革命」爪もみ療法』がその一つです。なお、その記事の中で福田医師が「注射器の針でチクチクつぼを刺す」と書きましたが、これはごく浅く刺し血を少し出すというもので、鍼療法と瀉血(しゃけつ)療法を組み合わせ、その相乗効果を狙ったもので、かなりの成果を上げているようです。
 いずれにしても、鍼療法は、紀元前の中医学に既にあり、痙攣性のしびれや麻痺に効くものとされ、現代社会における高いストレス、これは痙攣や麻痺の範疇に入るものですから、鍼療法は日本においてももっと広がりをみせてほしいものです。
 ただいま小生は「爪もみ療法」を毎日始めたところですし、女房は「タオル枕健康法」の著者:高木智司先生が贈ってくださった「爪もみリング」で指のツボ刺激を始めたところです。そのうちきっといろいろ効いてくることでしょう。それを期待しています。
 
<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
幾品か思い出すも、それは3日前。2日前は鍋であった。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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