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11.3 関東のウナギのかば焼きもけっこううまいものがある [お出かけ]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 今日は亡き東京の従兄弟の七七日法要のため日帰りで行ってきた。この半年であれこれの用事で4回も上京。続くときは続くものである。
 宗派が違うと葬儀や法要そして納骨の仕方がまるで違う。また、同じ宗派でも地域地域によって異なってくる。ここらあたりが実に面白い。
 うちは真宗大谷派、浄土真宗であるが、東京の従兄弟の所は浄土宗である。南無阿弥陀仏の念仏を唱えるだけで救われるとするところは全く同じである。だったら、親鸞は浄土真宗なんて立ち上げずに、師である法然の浄土宗の布教をしていればよかったのに、なぜ分派を作ったのだ、けしからん、となるが、これは親鸞の弟子ども僧侶のビジネスとしてやったことだろう。
 七七日法要はお寺で営まれ、お経は30分もしないで終わった。真宗大谷派も最近は早く終わる。短すぎて文句も出るが、早く終わるにこしたことはない。小生はそう思う。
 お経が始まってしばらくすると焼香である。これはうちらと一緒だ。ところがそのお寺は焼香台の脇に賽銭箱が置いてあり、焼香のとき500円玉を1個放り込むのが通常のやり方である。随分と儲けやがるお寺である。
 法要が終わると、即、納骨である。境内にお墓があり、墓石屋さんが事前準備してくれ、待っていてくれる。前面の石が退けられており、1mほどの深さの穴が空いいる。大きな骨壺(東京は火葬場で、燃え残った骨は全部骨壺に入れるのが一般的)が既に3体入っている。叔父さん、叔母さん、そして叔母さんの母親である。その横に従兄弟の骨壺が納まり、将来的にはその上に積み重ねて20体は入るだろう。これには驚いた。
 岐阜市周辺では小さな骨壺に主要な骨を少々入れるだけで、9割方は火葬場で処分してくれる。そして、納骨は本山なり別院の納骨堂でするのが一般的で、墓に入れる骨は、骨壺からほんの少々取り出して入れるだけだ。
 ほかにもビックリさせられたことがある。亡き従兄弟の自宅にある仏壇であるが、七七日法要が終わるまでは締めておく決まりになっているとのこと。お通夜で上京したとき、まずは仏壇にお参りしたのだが、その後、いつ締められたのか知らないが、おかしなしきたりを持つ浄土宗である。
 今日は早く着いたら自宅へ行って仏壇にお参りしようと考えていたが、程よい到着であったので法要会場のお寺へ直行した。法要後の会食の後、自宅へ立ち寄り、仏壇にお参りさせていただこうとしたら、“これから仏壇を開けますから。かくかくしかじかで。”とのことであった。“へえー”である。
 前置きが随分と長くなったが、本題の表題について。
 会食会場はお寺から少々歩いた先のウナギ料理屋であった。“関東のウナギかあ、まずいだろうなあ”と、今日はグルメをあきらめるしかないと観念した。
 最初のほうで、素焼きのウナギが出てきた。小さなものだったから、柔らかいがうまかった。その次に、これまた小さなウナギみたいなかば焼きが出てきたが、これはアナゴであった。微妙に味が違い、これまた柔らかいがうまかった。ウナギの類の料理以外のものがいろいろ出てきたが、どれもうまい。
 さあーて、最後にウナ重が出てきた。素焼きのウナギもアナゴのかば焼きもとても小さかったから、ウナ重に乗っているウナギのかば焼きも小さい。バカ高いウナギであるからして小さなものにしたのだろうと思った。もっとも、大きさは岐阜や関西で食べる、立派なウナギと同じ大きさだが。
 関東のウナギを今までに2、3度食べたことがあるが、とてもじゃないが食えたものではなかった。なんせ蒸してふやかし、水膨れさせて大きくし、それを軽くあぶってタレをかけたものだったから。うちのほうじゃ、いきなり焼いて、十分に焼き締め、元の姿より小さくなったウナギであり、香ばしくてとてもおいしいのである。
 “このウナギ、きっとまずいだろうが、残さず食うことにするか”とかぶりついたところ、柔らかいことは柔らかいが、よく焼かれているのだろう、けっこう身が締まっている。タレの味もいい。“思いのほかうまいではないか。“東京にも、けっこううまいウナギがあるんだなあ。”と感心。
 会食会場で、関東、関西でウナギのかば焼きの作り方が違うことにあれこれ花が咲き、けっこう場が盛り上がる。
 亡き従兄弟の奥さんが、一周忌もここでお願いしようと言っておられたが、できれば別の料理屋さんにしてほしいものである。帰りしな、この料理屋の女将さんに、“岐阜から来ましたが、関東のウナギは焼き方が違うから食えたものではないと思っていましたが、ここのウナギはおいしかったですわ。もっとも、岐阜の物差しでは「上の下」ぐらいですがね。”と言っておいたところである。
 随分と失礼な物言いをしたものだが、ビールをけっこう飲んで出来上がっていたゆえにお許しあれ、である。
 
<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
4品思い出す。うち1品は別のもの。3/5で60点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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