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7.3 耳がむずがゆい、弱ったものだ [稼業]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 本格的な梅雨に入ったからだろうか、耳がむずがゆくなる。特に風呂上がりに、それを感ずる。からだがさっぱりしたのだから、耳も掃除しなきゃ。
 そこで、綿棒で耳の入り口辺りをゴシゴシする。気持ちい~い!
 綿棒2本目を使って、さらに耳の奥を擦りたくなる。そっとせねばならぬが、これまた気持ちいい。これが病みつきになると、外耳道を傷つけ、化膿し、大変なことになりかねない。“もうちょっと奥まで”と思う気持ちを抑えつけ、絶対にしてはならない。
 耳の入り口辺りにしても、腹八分と同様に、気持ち良さ八分いや五分程度に止め置かねばいかん。そして、毎日やってはいかんのである。
 まあ、この辺りのことは薬屋稼業につき知っている。
 さて、耳掃除で小生は綿棒しか使わないが、女房はもっぱら耳かきだ。この違いが生ずるのは、「あめ耳」か「こな耳」の違いによる。
 この両方があることは知っていたが、どんな比率なのか。
 それを昨日知った。というより一度知ったことを完全に忘れてしまっていた。知識の記憶というものは、たいていそうしたものであるが。
 昨日は当店セールで一番の繁忙日、化粧品メーカーのお手入れ会であり、小生は所定のポジションで客待ち待機。けっこう暇があるから、昔々買った本で処分したいものを引っ張り出してざっと斜め読みしていった。そしたら、そのことについて書いてあった。
 以下、「からだの雑学事典」(佐伯誠一)から部分引用。
 耳の穴を…外耳道という。長さ2cmほどのトンネルだ。このトンネルの壁に耳道腺がある。耳道腺は…汗腺の変化したもので、ここから水あめのような液が絶えず分泌されている。…この液が、外耳道のあかや外からのほこりと混じり、固まったものが耳あかである。…耳道腺からの液の分泌の多い人が「あめ耳」に、逆に少ない人が「こな耳」になる。こな耳はモウコ系に多く、あめ耳は白人、黒人に多い。あめ耳は日本人には20%ぐらいしかないが、ドイツ人では90%があめ耳だ。…耳あかの硬さは、…遺伝して、一生のうちに変わることは絶対にない。
 …外耳道はときどき掃除することだが、耳の奥深くとる必要はない。…奥のほうまで耳掃除するのは、害ばかりあって益はない。…
(引用ここまで)
 うっとおしい梅雨。風呂に入って眠くなるまでテレビを見ながら、今日も綿棒で耳の入り口辺りをゴシゴシ。気持ちい~い!
 分かっちゃいるけど止められない耳掃除。 
  
<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
6品思い出す。うち1品は別のもの。5/7で70点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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