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2.22 年寄りは肉を食うべし [稼業]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 年を食うと通常は脂の消化酵素の出が悪くなり、肉があまり食べられなくなる。やがて、肉を断ち、魚少々の菜食となる。これが年寄りの食事の常識になっている。
 でも、常識は非常識。日本人であれば、中年まで菜食で十分いけるが、60歳ともなれば魚を求めるようになり、70歳ともなれば肉を欲するのが正常な姿である。
 これは、戦前に健康論を確立された西勝造先生の弁でして、当店新聞5年前の9月号で裏面の瓦版を含めて肉食のすすめを書きました。
 敬老の日にあたって 肉食って健康長寿(三宅薬品・生涯現役新聞N0.259)
 そして、最近になって、合法“筋肉増強剤”が健康食品として発売になり、それをPRしようと、再び肉食のすすめを記事にしました。
 筋肉は体内の「くすり箱」(三宅薬品・生涯現役新聞N0.301)
 これは明後日公開(毎月25日予約投稿)で、興味ある方は2日お待ちあれ。
 さて、今日、ご予約されてご来店になった92歳の老婦人、2km先に住んでおられ、往きはお孫さんに車で送ってもらい、帰りは小生が送ることになっている。帰りは送ってもらえるからと、いつもこの方はそうだが、手土産をご持参になる。果物2種類ほかタクシー代より高価なものだ。
 この方には、先日、合法“筋肉増強剤”をお買い求めいただいている。でも、原料供給しないと筋肉づくりも空回りする。そこで、肉食のすすめ。なかば強引に。
 というのは、この老婦人、前から肉はあまり食べたくないとおっしゃっていたのだが、その理由を聞いてみると、肉は硬いから食べたくないとおっしゃる。三世代同居で夕食は皆で食べておられるが、こってりした肉料理は息子夫婦と孫が食べるが、自分は箸をつけず、夕食は菜食になるとのこと。朝食はごく簡単な和食であり、昼食は自分一人で何か簡単なものを作って食べておられる。
 そこで、女房がなかば強引に提案。
 “お昼に豚肉の細切れを醤油炒めして食べなさいよ。これ、柔らかいから。うちのお祖母ちゃんも大お祖母ちゃんも、90過ぎたら肉が食べたい、肉が食べたいと言って、毎日のように肉を食べ出したわよ。それで2人とも98まで長生きしたの。大お祖母ちゃんなんか自分でお昼に豚肉の細切れを醤油炒めして食べてたわよ。”
 これに小生も加わり、“チュウブ入りの生姜を足せば、うまい生姜焼きになりますよ。これ、小生の大好物。”などと、実際(もうちょっと分厚い豚肉)とは違うが、肉食のすすめを後押し。
 “そうね、スーパーで豚の細切れを買ってきて、お昼にいただこうかしら。”
 と、少しばかり乗り気になられた。でも、スーパーへ自分で買いに行くとなると2kmも歩くなり自転車を漕いで行かねばならぬから、その気になっても実行は危うい。
 そこで、小生が“今日、お土産をたくさんいただいたことだし、お返しに豚肉の細切れとチューブに入った生姜をこれから近くのスーパーへ行って買ってくるから。”と言い、買い出しに行くことにした。女房から、豚の細切れはLサイズとMサイズがあり、Mサイズのほうが小さくて食べやすいからとの指示を受け、Mサイズを探し、チューブ入り生姜売り場を店員さんに案内してもらい、無事2品を購入。
 こうして、明日から、この老婦人にお昼は肉食にしていただくこととし、肉を食って、元気モリモリ人生を満喫いただけやしないかと願っているところです。
 楽しいですね、こうした良いお客様とのやりとり。

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
4品思い出す。うち1品はなし。3/4で75点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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