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8.23 最高の避暑地、海抜1800mにある濁河温泉1泊2日の湯治旅 [湯治旅行/宿泊旅行]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 今日明日の1泊2日で出かけた海抜1800m、御嶽山七合目(六合目ともいう)にある濁河温泉での夏の湯治。ほぼ毎年今頃に出かけている。残暑厳しい時期であり、 最高の避暑を楽しむのである。
 3年連続して「湯元館」である。昨年から老夫婦2人で営業しておられ、よって、部屋数は10室以上あるが、宿泊は4組まで。今回も4組いっぱいいっぱいの受け入れであるが、泊り客は男4人、女3人いずれも高齢者である。そうしたことから、冬期閉鎖が解けた4月に早速予約を入れたところである。
 
 さて今年、天気が不安定で到着30分ほど前から小雨となった。宿に着いた頃にいったん雨が上がる。駐車場に車を停め、車から降りた途端にプーンと温泉臭がしてきた。いいもんである。今まで気がつかなかったが、雨で湿度が高くなったのか、風向きのせいなのか、いずれかであろう。部屋に入って、窓を開けたところ、再びプーンと温泉臭がしてきた。端っこの2階の部屋であり、すぐ際を風呂の排水が流れている水路があって、ここから湯気が立ち上ってきているからだ。これも風向きがいいから臭いがするのだろう。
 温泉宿に来て温泉臭を味わう。これ、最高!
 泊まった宿には内風呂と露天風呂各1つずつしかないから、宿に着いてすぐに、いつもどおり町営露天風呂(小坂町が合併で下呂市になったから市営だが、古びた看板はそのまま)へ行ってきた。毎年ここは熱い湯だが、今年は気持ち温めとなっており、長湯するに最適。でも、長時間漬かっているとのぼせるから、冷水シャワーを何度も浴びる。
 ここは御嶽山の登山客がよく利用する温泉だが、今年はコロナのせいか、天気が不安定のせいか、登山者が少ないからだろう、小生1人でほぼ貸し切り状態となった。風呂は2つがくっついた形で、一方は直径10m、片方は直径5mぐらいの大きなものである。これが貸し切りとは、なんと贅沢。
 2時間ぐらい入っていようかと思ったが、1時間経たないうちに雨が降り出し、雷鳴も聞こえだした。雷でも落ちたら大変だ。よって、1時間強で切り上げ、雨が降るなか傘をさして200mほどを歩く。宿のスリッパが雨に濡れて滑り、よっぽど裸足で歩こうかと思ったくらいだ。ゆっくりゆっくり小股で1歩ずつ歩き、10分ぐらいかけて宿に到着。その間、冷たい雨水に足が洗われ、宿に着いたときには“おお寒。体まで冷えたわい。”と相成った。さすが海抜1800mの避暑地だ。
 夕食後、一休みして午後11時頃から宿の温泉につかる。内湯、露天風呂とも男女同じ形のもので小振りだが、内湯は少々熱め、露天風呂はぬるめに設定されており、これが一番利用しやすい。時間が時間だから、誰も入っておらず、完全貸し切り状態。1時間しっかり楽しんだ。外気がかなり涼しいから、露天風呂中心にして、冷・温交替浴はせず、水シャワー代わりに冷気に体を当てる。空気がひんやりしており、心地いい、というか寒いくらい。
 夕食時は曇り空であったが、この時間となるとほぼ完全に晴れてきており、露天風呂から少しばかり星が見える。去年もそうで、風呂から出て駐車場から満天の星空を楽しんだのだが、今年もそうした。去年よりは空気が澄んでいないようで天の川がはっきりしなかったが、それでも満天の星空は満喫できた。見飽きない美しさだが、いつまでも眺めていると体が冷えてくる。夜12時を過ぎており、外は寒いくらいである。
 朝も1時間しっかり湯治を楽しんだ。6時半頃に行ったのだが、宿泊客男4人全員が入れ代わり立ち代わり風呂に入ってくるも、皆さん烏の行水で、30分以上またまた完全な貸し切り状態。朝の露天風呂は寒い! 昨年、温泉に入る前に玄関の寒暖計を見たら6℃(今年は見忘れた)で、吐く息が白かったが、今年も同じぐらいの感がした。驚きの寒さだ。しかし、残暑の今にあって、これが一番の御馳走。
 こうして、今回も1泊2日の旅で3回にわたりたっぷり湯治。温泉臭をたっぷり味わえたし、湯温は最適だったし、ほとんど貸し切りだったし、極楽、極楽。今までの湯治旅行で一番ではなかったろうか。

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
8品思い出す。正解。100点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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