SSブログ

2.25 名古屋の近くで生まれ育っているが味噌カツだけは食えたものではない [グルメ]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 食文化にはご当地物がけっこうある。小生の生まれ育ちは岐阜だが、南へ2kmも行けば木曽川堤となり、それを越えれば愛知県だ。その木曽川も戦国時代には当地の北300mの所に本流があったのであり、当地は尾張の国、葉栗郷と言われた。愛知県葉栗郡は平成の大合併で消滅、岐阜県側は戦後しばらくまでは上羽栗村、下羽栗村という地名が残った。読みは同じ「はぐり」である。
 こうしたことから、当地は名古屋文化が色濃く残っているし、今は名古屋への通勤圏となっているから、なおさらだ。そうしたことから、食文化もおおかた名古屋風であり、他の地域で敬遠される味噌カツが普通に食べられている。
 しかし、小生は、こんなものは食えたものではない。トンカツにはウスターソースが一番合う。こうでなくちゃいかん、という思いでいっぱいだ。名古屋人は食にも贅沢というが、トンカツに味噌をかけたら、せっかくのトンカツのおいしい味が消えてしまう。よほど質の悪い豚肉の、その味をごまかすために味噌をまぶすとしか考えられない。あるいは、ペラペラの豚肉で、メインは分厚い衣とし、味噌をまぶして衣を味わうといったところだろう。
 さて、我が家では年に何回もないが、女房がトンカツを作ってくれる。その昔はウスターソースで食べていたが、揚げ物につき、近年は、油のせいで胃にもたれ、大量には食べられない。おいしいトンカツだから、たくさん食べたいのだが。
 もう20年ぐらい前だろうか、ある和風レストランで、大根おろしをたっぷりかけたトンカツで、味付けはポン酢なるものを食った。あっさりしていて胃にもたれない。そして、おいしい。それ以来、我が家ではトンカツといえば、これにすることが多くなった。
 よって、大根を通年栽培するようにした。もっとも、真夏はなかなかうまく育たないから、途切れることが多いが。そうしたなかで、大根おろしは普通の大根よりもビタミン大根(正式名は衛青大根、またの名を青長大根、青大根という)がおいしいことを知った。大根の上3分の2ほどは見た目が緑色で、かつ、中まで緑色をしており、すりおろせばきれいな緑色となる。葉緑素の香りがいい。
 これをたっぷり用意し、トンカツの上に山盛りに乗せ、ポン酢をかけて食すのである。実に美味! たぶんビタミン大根は市場に出回っていないだろうから、これを栽培している、ほんの一握りの人しか味わえないが、当店のお客様にはなるべく多く差し上げている。
 ビタミン大根は早生品種で、その収穫は10月下旬から始まり、1月末には終わらせる。畑での冬越しはできない。2月になればみずみずしさが失われ、1月下旬には残り全部を収穫し、葉を切って土中に埋め込み保存する。今年初めて土中保存を始めた。ゴールデンウイーク辺りまでもってくれないかと期待している。そんな頃にタラの芽のてんぷらを食いたいからである。てんぷらも胃にもたれる。たっぷりの大根おろしが必須となるからだ。
 味噌を乗っけておいしいものは、煮込んだおでんなり、里芋の親芋を焼いた芋田楽ぐらいなものだろう。味噌カツなるものはゲテ物食いとしか考えられないぞよ。これは数少ない、悪しき名古屋文化だ。なんて一人で勝手に息巻いている小生です。

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
4品思い出す。うち1品は別のもの。3/5で60点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。