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10.30 豆アジ釣りリベンジ、返り討ちに合う [釣り]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 「例年10月に女房と二人で若狭湾へ豆アジのサビキ釣りに行くのを恒例としている。行くなら、当店の定休日である月曜日がいい。平日だから釣り場がこまないからだ。で、今月の日程からして、今日ぐらいしか良い日がない。」と、先々週の月曜日に書いた。
 その結果は坊主に終わり、女房がリベンジに出かけたいという(当然に小生もそのつもりであった)が、諸日程からして後にも先にも今日の月曜日しかなく、半ばあきらめていた。というのは、10月も終わりという頃から、当地の天気がいいと、北陸はしぐれるのが普通で、とても釣り日和となるのは期待できないからである。
 ところが、今年はなかなか冬の知らせがやって来ず、北陸もまだ秋真っ盛りのようで、特に今日は全国的に“晴れ~っ!”という天気だ。
 よって、豆アジ釣りリベンジということになった。
 前回と同様に、出発は8時前。オール高速道路(東海北陸、名神、北陸、舞鶴若狭)を使って、若狭美浜ICで降り、前回も行ってみた美浜原発のすぐ近くの丹生漁港へ。
 なお、この行程となると、餌屋が途中になく、昨日、近くにある釣具屋(餌も売っている)で、あらかじめ餌や氷を購入しておいた。
 10時頃に到着。しかし、誰も釣っていない。こりゃあダメだ。アミエビのこませを撒いてみると、背が茶色い小魚(アジはそうだ)がどれだけかいる。あまりアジの姿じゃないが、完全否定はできず、ダメモトでサビキ釣りをやってみた。しかし、やっぱりアジではなくてアイゴ(背ビレや腹ビレに鋭いトゲがあり、このトゲには毒があり、刺されると痛くてたまらん)であった。
 ここをあきらめて、この先20分ほどの所にある早瀬漁港へ行ってみた。2、3人釣り人がいて、何が釣れるか聞いてみたが、サヨリはいても豆アジはいないと言う。そこで、早瀬漁港のすぐ近くにある、昔よく釣れた日向漁港の突堤に向かおうと行ってみたら、漁港で2人が何やら釣っている。ここで釣っている人は今まで見たことないが、聞いてみるとサヨリはいると言う。たしかにサヨリが泳いでいる。サヨリの餌も買ってきてあるから、ここでサヨリ狙いに切り替える。しかし、餌に見向きもしない。よほど腹が膨れているのであろうか、こんな経験はしたことない。
 サヨリはあきらめ、突堤へ行ってみようと、女房はここへ昇るのに少々てこずったが、なんとか登れ、そこへ行ってみるも、この突堤の脇突堤で1人いるだけで釣り人は誰もおらず。撒き餌するも、木端グレさえいない。こんな経験も初めて。
 何ともならんから、再び早瀬漁港へ戻り、いるかどうか分からない豆アジを狙ってサビキ釣り。ここは深い所に豆アジがいることがあり、深めを探ったら、第1投で豆アジ2匹をゲット。よしよし、である。第2投は空振り、第3投で再び2匹。しかし、後が続かない。30分ほどして1匹、また1匹。計6匹で終わる。サヨリにも挑戦したが、ほんの時折、小さな群れの回遊があるだけで1匹も掛からず終い。サビキ釣りで外道としてゲットできたのは、20cm強のコノシロ(帰りに鮮魚屋さんで聞いて教えてもらった)1匹であった。強い引きであったが、よくぞ極細のサビキ糸で揚げられたものだ。なお、コノシロの小さいものはコハダといい、これは寿司ネタになり、もっと小さいのをママカリ(あるいはサッパ)という。ママカリは昨年ここで豆アジよりたくさん釣れ、豆アジと同様に南蛮漬にして、おいしくいただいた。このコノシロは持ち帰り、小生が早速さばいて、女房が塩焼きにしてくれ、おいしくいただいたところである。
 さて、たった6匹の豆アジではいかんともしがたい。幸い、納竿したところで、若メスの猫(三毛猫)がやってきた。釣り人の近くへ行けば小魚をくれるのを知っているのである。どこの漁港もそうだ。彼女と自分の中間辺りに豆アジを放ってやる。恐る恐る近づいてきて、豆アジをくわえた途端に元いた場所へ戻り、シャリシャリと音を立てて噛み、飲み込む。これを6回繰り返す。これは実に楽しい。こうして全部の豆アジを猫にやった次第。
 帰りに鮮魚屋さんに立ち寄ったら、“今日はどれだけか豆アジが入荷したが、お昼前には売り切れてしまった。朝、電話してくれれば取っておいてあげたのに。”と親切におっしゃるも、“今日は坊主か否か、釣ってみないことにはわからず、注文は早くてお昼になってしまうから、なんともならんわ。”である。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。


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<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
3日前を思い出す。0点

※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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