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12.29 今日は店の仕事納め、静かに過ぎていった1年であった [稼業]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 我が稼業、薬屋(兼化粧品店)は今年2月に創業50年となった。創業以降、高度成長後の日本経済はまだまだ元気で、当店の売り上げも毎年ぐんぐん伸びた。20年経った頃にバブルとなり、売り上げも天井を打ち、その後の30年間は毎年のようにどんどん売り上げが落ちていった。
 小生が稼業を継いだのは、親父の体力がめっきり落ちた30年前のことで、バブル崩壊期にあり、加えてドラッグストアの大展開が始まっていた頃である。よって、個店の薬屋は皆、安売り合戦に巻き込まれて大苦戦。急激に利益が落ち込むようになり、経営難となって20年くらい前から次々と廃業していくようになった。
 残った店も大方は後を継く者はなく、経営者が高齢となって静かに廃業してく。
 まれに後継者が生ずることがあるが、そうした店は、長年養った推売力と信用力でもって値崩れしない滋養漢方薬などを毎月高額購入する固定客をしっかり保持し、かつ、口コミで新規の上客も獲得し、十分に生計を成り立たせている。
 小生が店を継いで、そうした生き残り店の存在を知り、その真似をするも、そう易々とは推売力は付かないし、信用力ともなると、並大抵の努力でもってしても、それは不可能である。日々、懸命に精進し、スキルアップを図らないことには無理だろう。
 ましてやファーマー・ファーマシーという二足のわらじでは中途半端に終わり、健康食品や滋養漢方薬などの推売力はある程度付いたものの、経営成績は毎年のようにじりじりと後退し、今や毎年チョウ低空飛行を続け、胴体着陸寸前である。
 でも、我が夫婦はすでに年金ももらっており、年寄り夫婦の生計は稼業と年金の両方で十分に成り立つし、アパート経営での利益も落ち込んできてはいるがまだまだ潤沢だ。
 よって、稼業の経営成績は無視し、“暇つぶし、ボケ防止”で店をやっていけばよい。

 それにしても上客さんの永久離脱が目立った今年である。いずれも90歳前後の方であったから、そうなるのは必然ではあるが。加えて新規の固定客は一人として生まれなかった。
 今日は仕事納めである。今年1年を振り返ってみたら、かように“静かに過ぎていった1年であった”としか言いようがない。
 まあ、ここは、“毎月のように来ていただいている固定客様に感謝、感謝、感謝”である。
 あらためて、これは毎年年末に思うことだが、そうしたお客様のためにも夫婦2人の体が続くかぎり、細く長く店をやっていこうじゃないかと肝に銘じたところである。
 さあ、明日から11連休が始まる。気分をリフレッシュして来年の営業に備えよう。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。


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<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
単品につき脳トレ休み

※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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