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2.14 尿の出をスムーズにする洋薬の長期服用もやむを得ないが [前立腺がんと仲良く生きる]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 前立腺がんとの因果関係はないのだが、前立腺が大きくなると(このような状態が「前立腺肥大症」)、たいていは尿道を圧迫して尿の勢いが悪くなる。そのため排尿に時間がかかり、残尿感や頻尿といった症状が出てくる。
 小生は残尿感は感じないが、尿の出がとんと悪く、頻尿でもある。特に冬場には。年々少しずつ症状が悪化してきて、昨秋に泌尿器科医院に行って、尿の出をスムーズにする洋薬「ハルナールD錠0.2mg」(ほかに0.1mgのものもあり)をいただいてきた。
 薬袋には「1日1回 朝服用」とあったから、最初はそのように服用したのだが、小生の場合は夜中のションベンが気になることから、途中から寝る前に飲むようにした。洋薬というものは、そのほとんどが飲んでしばらくして効き目が最大になり、その後順次肝臓などで代謝(解毒)されて効き目が落ちていくものであるからして。こうして飲む時間帯を変えたら、夜中のションベンがけっこうスムーズになった。
 このハルナールD錠はタムスロシン塩酸塩で、選択的α1A遮断薬である。筋肉の収縮はアドレナリンによるところが大きく、その受容体は5種類あるが、α1受容体の作用は平滑筋の収縮に働く。平滑筋は不随意筋であり、管状あるいは袋状器官(胃・小腸・大腸など消化管、血管、膀胱、子宮など)にある筋肉で、α1受容体を遮断してやれば平滑筋は緩む。
 全身の平滑筋が緩んでしまってはいろいろと障害が出るが、どういうわけかタムスロシン塩酸塩は前立腺や尿道の平滑筋に選択に作用する点が特徴であり、消化管、血管、膀胱などの平滑筋に対する作用が弱いようである。といっても、人によっては選択性が十分に発揮されず、血管の平滑筋の弛緩のも作用して、めまい、立ちくらみ、血圧低下といった副作用がでることもまれにあるようだ。
 小生は初めて服用した2、3日は慎重に自分の生理状態変化を観察してみたが、まったく副作用は感ぜず、毎日飲むことにした次第。もっとも、晩秋であっても暖かな朝は、平滑筋の弛緩は薬なしでも十分に可能だから、薬は飲まなかったが。
 冬季に入ってからは毎日ハルナールD錠を飲んできたが、その効果は十二分に発揮され、数年は若返ったような尿の出であった。そして、明日の朝から当分の間、暖かな朝が続くから、晩秋時と同様に飲むのを控えようと考えている。
 なお、尿の出が良くなったのは、他に理由があるかもしれない。一つは、夏頃まで飲んでいた八味地黄丸に代えて、二味を加えた十味製剤にしたこと。もう一つは、晩秋からペポカボチャの種そのものを食べるのに代えて、それのエキスを含む健食にしたこと。
 よって、今後はハルナールD錠にあまり頼らなくてもいいかもしれないし、一時的に飲むのを中断できないかとも思っている。というのは、ここのところ軽いめまいを覚えることがあり、これは薬の副作用というよりも季節性のものと思われるも、めまいは実に嫌なものであるからだ。
 なんにしても、年寄りにとっては寒い冬が今朝でもって過ぎ去ってくれたことが何よりもうれしい。暖かけりゃションベンの出が良くなるんだから。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。


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<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
4品思い出す。正解。100点

※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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