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11.18 韓流100話(その5)「韓国のおひたしナムルが突然美味に感ずるようになった」 [韓流100話]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 10月27日に紹介しました木口政樹さんの著「おしょうしな韓国 ほのぼの韓流100話」から、ビックリさせられるお話を、気まぐれ的にちょい出しして紹介します。今日はその第5回目です。
16 ナムル(おひたし)
 ソルラル(正月)やチュソク*のとき、こちらではナムルを食べる。はじめ味がわからずちょっと食べてあとは食べなかった。韓国式のおひたしである。みんなでつついて食べる。わらびの茶色、トラジ(ききょうの根っこ)の白、ホウレン草の緑…など、色とりどりに盛り付けて、みなでつついて食べる。
 ナムルの場合、この色の美しさも食べるときの楽しみの一つだ。日本のおひたしは…さっと湯にひと通ししただけのものを醤油味でサラッと食べるのだが、こちらのものはよーく煮込んで、しなしなになったものを食べる。独特の風味で、調味料を使わない自然のダシを基調として下味(たれ)を作る。…はじめはどうも何をたべているのかわからないような感じがして、箸が進まなかった。…
 韓国に来て何回目かのチュソクを迎えたときのこと、突然ナムルの味がわかったというか、箸がひとりでにナムルに向かうのだ。…わたしとしてもなぜナムルの味がわかるようになったのか、自分でもわからない。ただナムルがおいしくてしかたがないのだ。…ナムルがおいしく感じられるようになったことはわたしにとってまた一歩、韓国人に近づいた証となるわけで、うれしいことこの上ない。ナムルのおいしさもさることながら、韓国の味が一つまたわかるようになったという喜びが、わたしにとっては大きい。
 *チュソク:漢字では「秋夕」と書く。「お盆」と訳されることが多いが、お盆とはかなりちがっている…。陰暦の8月15日のこと。…正月と並ぶ二大名節の一つである。3連休となり親戚らが集まり先祖の墓参りをし、お酒を飲み交わしてごちそうを食べる。…仏教とは無関係で、民族に古来から伝わる収穫祭、感謝祭のようなものである。天に感謝し先祖を祀るのである。
(引用ここまで)

 所変われば味覚も変わってくる、という話が他でも幾つか紹介されていましたが、長年住んでいれば段々そのようになるのでしょうね。小生の経験では、大学進学に伴って岐阜から東京へ行き、びっくらこいたのが「ナットウ」。初めて口にしたとき、臭くて食えたもんじゃあなかったです。それが、あるとき突然、ということではなかったですが、段々慣れてきて食べられるようになり、そのうちおいしく感じるようになりました。ナットウを最初に口にしたときのことを懐かしく思い出します。
 
<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
6品思い出す。うち1品なし。2品は別の物。3/8で40点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
コメント(2) 
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コメント 2

天安

東京から西のほうではあんまり納豆を食べないとは聞いたことがあったんですが、岐阜の方々もあまり納豆は食べないですか。
逆に驚きですね^^。
東北・米沢では生まれたときから食べてました。
家で冬場、コタツの中でふとんを掛けておいて蒸して納豆を作ったこと
もありますね。
おばあさんの生きてた頃のことです。おばあさんがやってました。
あれはわたしの中学のころまでだったかな。
秋に稲の取入れが終わって、できた藁でつっぽを作ってそこに
煮た大豆を入れてしばって15日くらい蒸したのかな。
あれは実においしかったです。
買って食べる納豆とは全然味がちがってて^^。
わたしも65歳の定年をあと足掛け(これが重要)4年ほどで
迎えます;;;。
by 天安 (2017-11-19 12:03) 

どろんこ

天安さん、コメント有り難うございます。
50年経った今では納豆は岐阜でもポピュラーな食品となりました。
20年ほど前ですが、当店のお客様への景品として納豆を出したことがあるのですが、「藁で包んで作った納豆しか食べないから、いらない」というお客様がみえました。
小生、これをまだ食べたことがなく、一度食べてみたいものです。
ところで、天安さんのお歳、経歴から計算したよりずっと上のようですね。どこで道草を食われたのか? 著書の顔写真からすると、妥当な年齢に見え、変に安心しました。
by どろんこ (2017-11-19 12:27) 

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