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2.8 類人猿はヒトよりも偉大な存在なのではなかろうか [学び]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 1月11日の次のように書いた。(部分的に抜粋)
 何か暇つぶしをしたい。何をしようか。あれこれ考えているうちに、“そうだ、蔵書の断捨離をしよう”と思い立った。断捨離は断捨離でも、単なる断捨離では2、3日もすれば終わってしまう。やるのは断捨離読書だ。
 そう心して、今日、第1冊目を手にし、読み始めたところである。何気なく手に取ったのは、霊長類学者:鈴木晃著「夕陽を見つめるチンパンジー」である。若オスのチンパンジーが夕暮れの木立に登って夕陽を長ーく長ーく眺めている。彼は何を思っているのだろうか。といったことから書き始められている、印象深い本だ。
 こうして断捨離読書を始めて約1か月が経った。今までに数冊の本を読み、読み終わったら捨てる、これを繰り返してきた。いずれも10年ほど前に購入した類人猿の社会生態に関するものばかりである。
 まだ10冊ほど残っているが、9年前に書き上げた論文「犬歯の退化」づくりに悪戦苦闘していたときのことを懐かしく思い出す。
 そして、その当時に抱いた「類人猿とはなんぞや?」に関する自分なりの解釈について、今、若干の違いが生じてきたことに戸惑っている。
 「類人猿はヒトとどっこいどっこい」(多少人間に劣る)という捉え方から、「類人猿は人間よりも偉大な存在なのではなかろうか」という思いにさせられそうな気分になってきた。何とも複雑な心境。
 彼ら(少なくともオランウータンとゴリラ)は哲学者であり、その生きざまは、どっしりと落ち着き払った、自信に満ちあふれたもの、として見えてきたのである。
 この10年で日本社会も随分と変貌したからだろうか、小生が還暦から古希へとまた年を食ったからだろうか、両者相まって、そう思うようになったのだろうか。
 小生の余生はあと20年、長くて30年。そろそろ偉大なる類人猿並みに不惑の人生を送りたいものだ。残りの10冊ほどを読み終われば、彼らがそのように導いてくれるかもしれない。
 明日からも断捨離読書をしよう。きっと何かが得られるのではなかろうか。  
  
<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
4品思い出す。うち1品は別のもの。3/5で60点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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