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6.17 今年もAさんからシジミをどっさりいただく [グルメ]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 今夜は満月である。2、3日前から東の空から昇るお月様がきれいだ。店の2階の居室で風呂に入ってから自宅へ泊りに行くのだが、月明かりでけっこう明るい。
 午後5時頃に電話が鳴り、出てみると、県庁時代の先輩のAさんからであった。今の時期の電話となると、またまた“シジミを取ってきたから食べて”ということだろう。
 そのとおりであった。ちょっと遅くなるとのことで、午後8時過ぎにいらっしゃった。いつもどおり大量にシジミを取り、あちこち配ってみえるのだろう。小生にも毎年のように届けてくださる。後期高齢者の仲間入りをされたことだろうに、ほんとタフな方だ。
 ところで、いらっしゃった時に、“今日は大潮?”と聞いたら、“そう、大潮だから取ってきた”とおっしゃった。なるほど、今まで気が付かなかったが、木曽川河口は大潮のときには干満の差が激しい。引き潮で大きく水が引いたときに、岸から随分先まで行ってシジミが取り放題、ということになろう。
 そこで思い出した。その時は大潮だったか記憶にないが、息子が小学校低学年だった頃に、木曽川河口から20kmぐらい上流の所へシジミ取りに連れていってやった。ちょうど引き潮に当たっており、水面は岸からどんどん離れて、ちょっとした砂州のその向こうに進み、そこでシジミを取っていた。
 そうしたところ、満ち潮に変わり、ジリジリと後退。すると、ほとんどシジミが取れなくなり、もう帰ろうと振り向くと、今いる砂州が離れ小島になっていた。岸との間に濁流が押し寄せ、渦巻き、足元には秒速10cmぐらいの猛スピードで水が迫ってくる。
 このときは、ぞっとした。もっとも、水深は幸いにして深いところで膝下ぐらいだったから、息子も難なく岸にたどり着けたが、水から上がってホッとした。
 かように木曽川河口は干満が激しい。よって、シジミ取りなどでの水難事故が毎年のように繰り返されているようだ。小生の同級生も、もう20年ぐらい前になろうか、シジミ取りで命を奪われている。その頃は、毎年たくさんシジミを取り、あちこち配って回り、小生にもけっこうな量を届けてくれた。
 彼の葬儀では、時折一緒にシジミ取りに行っていた彼の親友のK君が弔辞を読んだのだが、原稿は小生が書いてあげた。そのK君から、声が詰まって読めなくなったら交代してくれと頼まれ、弔辞を読む彼の傍についていたが、小生とて目が潤む。K君は途中で声を詰まらせながらも最後まで読み切った。なお、K君から控えを記念に残したいからと頼まれ、弔辞を2通作ってあげた。そうしたことどもを懐かしく思い出す。
 先輩のAさんにも同級生のことを告げてあるが、“安全な場所だから大丈夫”と言っておられるも、絶対ということはなかろう。くれぐれも注意なさるようお願いしてある。
 さーて、今回はすごい量である。だれかお客様にお裾分けしなきゃ。
 Aさんに感謝、シジミを育ててくださる川の神様に感謝、そして干満を作ってくださる天の神様に感謝。
  
<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
5品思い出す。うち1品は別のもの。4/6で65点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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