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7.23 赤身のからだと白身のからだ [学び]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 「からだの雑学事典」(佐伯誠一)からの引用記事をここのところ書いているのだが、読み終わってみて、けっこう面白い記事が何本かあった。今日も、その一つを紹介。
(以下、部分的に引用)

 赤身のからだと白身のからだ
 魚には、赤身の魚と白身の魚とがある。…
 赤筋は運動がゆっくりしているが、疲労が少ないので長続きする。白筋の運動は敏速だが、すぐにくたびれてしまう。…
 マグロやカツオは絶えず泳ぎ回るので、赤筋が多い。逆にヒラメなどは、ふだんは海底の砂にかくれ、えさが近づくと飛びついて捕食するので白筋が多い。
 人間も同じこと。人間の筋肉は、たくさんの筋繊維が束になってできているが、この筋線維に赤筋と白筋がある。収縮時間が速くて強い力を出すのが白筋で、収縮時間は遅くて発揮する力は弱いが、長続きするのが赤筋だ。
 白が多い赤が多いかは人によって違う。マラソンの一流選手のほとんどは赤筋の比率が7割以上。逆に短距離のスプリンターは白筋が7~8割を占めている。マラソン、長距離走、水泳の選手は赤筋が多く、短距離走、円盤投げ、重量挙げなど瞬発力が不可欠な選手は白筋が多い。中距離走の選手は、赤、白ほぼ半ば。
 赤身人間か白身人間かは生まれつき。人間にもマグロ型とヒラメ型があるわけ。
(引用ここまで)

 ついでながら、別の項より、部分引用します。
 運動するということは、筋肉を伸び縮みさせることである。筋肉を伸び縮みさせるエネルギーは、…すべてが運動のエネルギーになるのではなく、75パーセントは熱エネルギーになってしまう。(引用ここまで)

 いかがでしたか。「赤身人間か白身人間かは生まれつき」というのは面白いですね。ところで、本書には書かれていませんが、長寿科学健康財団のサイトに「白筋は加齢とともに減少」と題して、次のように解説されています。併せて紹介しておきます。
 筋線維タイプの構成比の特徴を加齢との関係でみてみると、高齢になると白筋が減少するといわれています。
 白筋の特徴は、素早く収縮し大きな力の発揮できることでした。高齢者の動作の特徴として、動きがゆっくりとなり、筋力の弱くなることが挙げられますが、その要因の一つに白筋の加齢に伴う減少が関係すると考えられています。但し、加齢に伴う白筋の減少は生理的に避けられないことか、使わないから減るのかについては現在もまだはっきりしていません。
 ヒトのからだは適応力を持ち、使えば発達しますが使わなければ衰えてしまいます。いつまでも活動的でいることが、高齢になっても機敏な若々しい動きを保つ一つの方法といえるかもしれません。
  
<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
6品思い出す。うち2品は別のもの。4/8で50点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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