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10.13 生活様式はどう変わるか(その5) [人類の未来はどうなるか]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 人類の未来がどうなるのか、その新たなテーマ「生活様式はどう変わるか」に関して第1回は「庭付き持ち家はいつまで続く」、第2回は「労働形態はテレワークに?」、第3回は「AI革命で仕事はがらりと変わる」、第4回は「女性の生活はどう変わるか」について書いた。今日はその第5回。

男女共同参画って正しい?
 近年になって「男女共同参画社会」(男性も女性も、意欲に応じて、あらゆる分野で活躍できる社会)を作ろうという動きがぐんぐん加速されてきた。あらゆる職業に、今まで男しかやっていなかった職業に女性を登用するという。逆に女性の仕事であった部門にも男が従事する。一切の垣根をぶち壊し、男女差別なく採用し、職業選択を自由にし、どんな仕事にも就けるようにする社会が理想であると。
 これって、本当にいいことだろうか、小生は大いに疑問を持っている。男には男しかできない仕事がある。その最たるものは軍隊であり、女性に戦争参画させるとは何事ぞ、である。自衛隊に事務職として女性を採用するのはまだいいが、兵士として採用するのは間違っている。男性脳には殺し合いを是とする原始的領域を持っているが、女性脳にはそうした領域がないのであるからして。
 それとは反対に、保育園での保育の仕事は、女性オンリーで「保母さん」が行っていたものを、男もできるようにして、今は「保育士」となり、男の保育士も数多くいるようになった。これもおかしい。男性脳には、自分が種を蒔いてできた子どもには手を出さないが、そうではない子ども(赤の他人)には手を出し、殺してしまおうとする衝動、これも男性脳の原始的領域に存在するのであるが、男はこれを大なり小なり持っているのであり、赤ちゃんや幼児はそれを無意識的に感じ取っていると考えられる。これは、意識の世界の外にあるフェロモンの作用(大脳皮質という意識の領域ではなく、無意識の分野をつかさどる視床下部を刺激し、感知する)から説明ができる。よって、男は保育士には絶対になってはいけないのであり、幼児は保母さんに保育させねばいけないのである。もっとも年長組ぐらいの年齢になれば、そうした問題は出てこないであろうが。
 看護師も同様である。女性は傷病人に対して分け隔てなく、理屈抜きに看護に当たる。ところが男はそうでない。特に野戦病院となると、男の衛生兵は敵兵の傷病人は殺してやろうという衝動が生ずるのである。この点、女性の看護婦は敵兵であってもそのような衝動は生じない。よって、平時にあっても看護は女性にたいそう適した仕事であり、従前のように看護婦でなければいけないのである。
 スポーツの世界でも同様なことが言える。レスリング・ボクシングなどの格闘技の本質は殺し合いであり、頑強な男であれば望むところだ。しかし、女性は本質的にこれを望むものではないから、決して女性にさせてはならない。それに近いラクビーやサッカーも戦闘軍団同士の闘いであり、同様に女性にさせてはならないのである。その昔は、こうした競技は女性にはさせなかったのであり、女性はそれを見るのも控えたし、そして興味を持たなかった。これが正しい。
 男性脳と女性脳とでは丸で違う行動を取るのであり、まるで違う行為を是とするのであり、これは種を越えた、オス・メスの違いから発するものであるからして、そこのところをよく承知して対処せねばならぬ重要な問題である。
 男性脳と女性脳、もっと普遍的な言葉を使えば、オス脳とメス脳ということになるが、ヒトという種のオス・メスは互いに理解しようと思っても、それは脳の違いから不可能であるのに対し、種を越えたところの、ヒトのオスとゴリラのオス、ヒトのオスとチンパンジーのオスは、その脳のオス性という類似性から互いに十分理解できる行動を取るのであり、考えていることも同じなのである。オス同士は種を越えて付き合える存在だ。メス同士もきっとそうであろう。
 オス・メスの付き合いについては類人猿のほうが賢い。チンパンジーもゴリラも、彼らのオス・メス間での相互理解は不可能なことを知っており、最小限の社会的接触しかしない。ほとんどの社会的接触はオス同士、メス同士の間で行われるだけである。
 たしかにオス・メスは互いに引き合い、相互愛が生まれる。これは意識の世界の外にある原始的な脳(視床下部)の作用であるから、理屈抜きだ。ここには、大脳皮質の思考や判断を司る領域「前頭前野」の出番は全くない。なぜだか分からないが一緒にいたい、ただそれだけ。
 であるからして、オス・メス間の相互理解(前頭前野での判断)は不可能であり、「オスはこういんもんだ、メスはこういうもんだ」と、わけが分からなくても、そのまま丸々受け入れるしかないのである。女性にはこれがわりとできるようであるが、男には不可能である。これは男性脳というものはやたらとが理屈をこねるからだ。
 随分とおかしなことを言うと思われるかもしれないが、フェロモンの働きとオス・メスの脳の構造の違いから、これは確かなことだ。もっとも、厳密に言えば、オス・メスともに両性の脳を持っており、どちらの脳が表出するか、その程度には個体差があるが。
 高度文明社会になった今日、男女同権のはき違えにより、女性の一部が男勝りとなり、前頭前野の働きを強化して女性脳を懸命に押さえつけている、といったところであろう。こうさせたのは男どもであり、女性は決して男勝りになることを真から望んではいないのではなかろうか。
 そして、悲しいことに、ヒトはチンパンジーやゴリラたちより、そもそもフェロモンの嗅ぎ分け力が大きく落ち、高度文明社会人は身ぎれいにしようと全身を清潔にするからフェロモン匂がどれだけも発散されない。よって、ヒトのメスがヒトのオスに”なぜだか分からないが一緒にいたい”つまりこれは恋愛感情だが、これを生じさせなくし、女性を一生独身に追いやり、男勝りの女に仕立てていく。
 絶望的ともいえる今日の「男女共同参画社会」の模索である。こうした動きは、男女が相互に前頭前野で理屈をこねて理解し合おうとするからであり、こんなことをしたら女性が負けるに決まっており、根本的に考え方を改めねば女性の未来はない。
 男が女性を、女性が男を、一切理解しようとしてはならぬのである。ここのところはチンパンジーやゴリラたちから学ばねばならぬ。霊長類学は随分と研究が進み、ここから学ぶべき点がものすごく大きいのだが、多くの人々は、類人猿はヒトに進化できなかった能無しであると、彼らを差別しているし、そうであるから野蛮であり、彼らの社会のオス・メス関係はなってないと卑下する。
 彼らが言葉を話したら、こう言うだろう。「俺たちは、オスとメスは別々の社会を作って、それぞれ問題なく暮らしている。それをごちゃまぜ社会にしたら、四六時中爬虫類のヘビと一緒に暮らせと言ってるようなもんだぜ。お前らは馬鹿か。」
 ところで、その馬鹿だが、ウマもシカもその社会はもっとすっきりしている。彼らはオスとメスは別々の群を作り、普段は全く接触しないのである。入り乱れるのは繁殖期だけ。これがオス・メス社会の理想形であろう。
 しかし、そうは言っても、高度文明社会となると、人の男女は共通の空間、共通の物を使わざるを得なくなり、男女相互に妥協して何とか利便性を確保せねばならない。
 その一例として「公園づくりとバター探しの2つ」を以前に別立てブログで記事にしたから、それをご覧にいただきたい。ものも見方、ものごとの捉え方に、男女で大きな差があることをご承知いただける、とても良い例である。
 男性脳は空間、女性脳は時間の論理に支配される
(今日はここまで) 

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
4品思い出す。他に1品。4/5で80点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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