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5.22 奥飛騨温泉1泊2日湯治旅(その2) [湯治旅行/宿泊旅行]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 毎年5月半ば過ぎに湯治に行くことにしている奥飛騨温泉。宿はここのところ福地(ふくじ)温泉の「草円(そうえん)」に決めており、今年も昨日今日の1泊2日で出かけた。今回で4回目の投宿である。 
 温泉のことについては昨日の日記に書いたから、それ以外について書こう。
 ベビースモーカーの小生にとって、部屋でタバコが吸えることほど有り難いことはない。自家用車には灰皿がなく、一応ポケット灰皿を置いているが、めったに車内では吸わない。よって、宿に着くなり、まずは一服。この宿にはちゃんと灰皿(蓋付き陶器製)が置いてあり、吸い放題だ。もっとも、窓を開け、網戸にして空気が入れ替わるようにしているし、なるべく窓辺で蛍族の吸い方をしているが。そんなわけで、ここを定宿にしている大きな要因になっている。ここ以外では「山ぼうし(やまぼうし)」が喫煙できる専用の囲炉裏部屋が付いており、ここも定宿にしたい宿である。
 さて、宿泊料金だが、1泊2食に入湯税がついて、2人で43,860円と奥飛騨にあっては少々高い。よって、空いていたとも言えよう。もっとも、ここはポイントカードをくれ、概ね2回の宿泊で、次回の宿泊が5,000円引きとなる優待券をくれる。ざっと5%割引になるという勘定だ。今回の宿泊で、その優待券がいただけ、次回の宿泊で使えることになった。
 そればかりではない。コロナの影響で、今、「全国支援割り」をやっており、身分証明として運転免許証を提示し、その場で6,000円引き(2人分)となった。我が夫婦はコロナワクチンを打っておらず、ワクチン証明がないと「全国支援割り」のご利益が受けられないと思っていたが、今回はそれが不用で有り難くその適用を受けた次第。それ以外に、土産物を買うクーポン券が1人2,000円いただけるとのことであったが、あいにく我が夫婦はスマホを持たないからアプリが使えず、これは権利放棄するしかなかった。

 湯治旅のもう一つの目的は新緑ドライブである。奥飛騨温泉では、標高が最も高いのは1300mの平湯であろうが、福地まで下ると1100mぐらいとなる。標高1000mともなると、新緑真っ盛りといったところだ。もっとも、時期が少々遅いせいか、黄緑色の新芽や若葉は気持ち少なく、緑色が多くはなっていたが、その分、葉が生い茂って、うっそうとしており、これまた見ごたえがある。
 いつもどおり、往きは、東海北陸道から中部縦貫自動車道に入ったから、途中の新緑はそうたいしたことはなかったが、帰りは、これまたいつもどおり、中部縦貫自動車道を使わずに、せせらぎ街道を走ったから、標高1100mの峠の前後の道が新緑真っ盛りで、見ごたえがあった。
 両日ともスカッと晴れてはおらず、薄曇りであったり本曇りであったから、最高!とはまいらなかったが、それでも十分に楽しめた新緑ドライブであった。

 帰り道、例によって「明宝(めいほう)道の駅」に立ち寄ったところ、売店は山菜のオンパレードであった。そこで、タケノコ、ワラビ、セリをゲット。今日は早速にセリご飯。明日はタケノコご飯、そしてワラビのおひたしが楽しめる。グルメ万歳! 
 そうそう、書き漏らしてしまったが、宿食もいつもどおりとてもうまかった。食事がうまいことが、この宿を定宿としている理由の一つでもある。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。


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<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
宿食につき脳トレ休み

※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
コメント(5) 
共通テーマ:日記・雑感

コメント 5

天安

「道の駅・明宝」ですか。
日本は道の駅は1993年ごろから
できてるみたいですね。
わたしが韓国に来てからのことなので、
はじめは全く知りませんでした。

「道の駅」という存在を知ったのは
今から3年前くらいですかね。

ブログなどに「道の駅」っていう単語が
よく出てるんですけど、その存在を
全く知らなかったわたしは、
「道の駅」って、なんなんだ?
っていう気持ちでその単語は一旦は
なぞるんだけど、文章の終わりくらいに
くるときにはそんな単語のことはすっかり
忘れていて気にも留めなかったことを
今更のように覚えています。
「道の駅」っていう存在、そういうカテゴリ
が日本にはできているんだということが
はっきりと理解できたのは
「道の駅」っていう単語に何度も接した
後のことですね。
なので「待てよ、道の駅っていう
なにか俺の知らない存在があるらしいぞ」
っていうことに気づいた時の感動というか
思いはいまもはっきりと覚えています。
浦島太郎になったような気分、
といったら一番わかりやすいかもしれません^^。

この手に属するものがほかにもあろうかと
思いますが、とりあえずはわたしの
浦島太郎感覚・第一号はこの「道の駅」です。

(今回は温泉、湯治に関する言及でなく
わたくしの一方的な所感を書いてしまって、
ちょっと恐縮です。大目に見てください。)

by 天安 (2023-05-28 20:12) 

どろんこ

天安さん、コメントありがとうございます。
温泉のほうは何度も書いていると目新しいことがなくなり、つまらない内容になって、申し訳ないです。
今回のようなコメントのほうがうれしいです。

で、「道の駅」ですが、もうご存じでしょうが、その昔からある民間のドライブインの各種サービスと何ら変わるものではありません。
これをやたらと展開することとなったものですから、既存の民間のドライブインの客が奪われて、倒産・廃業の憂き目にあってしまっています。
そもそものスタートは、全国の道路網(高速道路を除く)が概ね整備しつくされ、膨大な予算を毎年じゃぶじゃぶ使っていた建設省(現:国土交通省)が予算の使い道に困り、「村おこし」事業(本来の所轄は自治省(現:総務省))にも乗り出したのです。
(こんなことはどこにも書かれていませんが、道の駅がモデルケースとしてスタートしたとき、岐阜県下にも誕生し、当時、小生は県職員でしたから、裏事情を知り得たところです。)
その仕組みは、建設省予算で「道の駅」の敷地を取得し、施設も建設省予算で建設し、運営管理は地元市町村にさせる、というもの。
民間のドライブインとは機能が異なると建設省は言っています(「案内・サービス施設」として市町村または公的団体が運営する「道路や地域の情報を提供する有人の案内所または案内コーナーを備えている」)が、こんなものを利用する人はまずいないのが実態です。
今回の湯治旅行の帰りに、トイレ休憩として、道の駅2か所、民間のドライブイン2か所に立ち寄ったのですが、利便性は全く同じです。
違いを挙げるとすれば、トイレの位置だけ。道の駅の場合は駐車場から直に入れるのに対し、ドライブインは店の奥の奥。“トイレを借りたんだから、何か買っていかんといかんなあ”です。

by どろんこ (2023-05-29 08:32) 

天安

どろんこさん、ご回答、ありがとうございます。
県職員をされていたころのことなんですね。
裏事情の情報提供、感謝です。
既存の民間のドライブインの客が奪われて、
倒産・廃業の憂き目にあってしまっているというのは、
ちょっとかわいそうですね;;;

で、わたしの以下の認識でいいかどうかを
ご教示ください。
ドライブインは高速道路の休憩所、
道の駅は一般道の休憩所、
っていう理解でよろしいですか?

つまり、高速道路にはあちこちに休憩所が設置されてますが、
一般道には、休憩(トイレなど)できるところが
それまでにはなかったのを、この道の駅というやつを
作ることで、休憩が可能になった。

というのは、韓国にはこの道の駅にあたるものがないです。
高速道路についているパーキングエリア(ドライブイン)は
かなりすばらしいものなんですが、
一般道のそばにすっと入れるような休憩所がないんです。
なので、ドライブするときには、かなりトイレのために
不便だな、と感じることが多々あるんですよね。
その点、日本のこの道の駅は、一般道のけっこうあちこちに
あるみたいなので、「ああ、うらやましいな。こんなのが
韓国にもあればなあ、、」なんて、いつも思っていた次第です。

by 天安 (2023-05-29 14:57) 

どろんこ

いやいや、ちょっと違いますね。
高速道路の休憩所で、あれこれ設備が整っているのはサービスエリア、トイレの他にちょっとした施設がついているのがパーキングエリアと、概ね二分されますが、はっきりとした違いはありません。

一般道の場合は、昔は民営のドライブイン(広い駐車場があり、トイレ休憩できるし、広い大きな店があって買い物や食事ができる)がけっこうあちこちにあって、トイレ休憩に事欠くことはまずなかったです。
もっとも、へんぴな地域へ行くと民営では採算が合わず、ドライブインはなく、トイレに苦労することもありました。
最近はそうした所にも道の駅ができて、公共投資されていますから採算が合わなくてもトイレ休憩が可能となっています。

なお、一般道のドライブインで現在経営が成り立っているのは、積極的に観光バスを引き入れている箇所だけのようです。団体御一行様となると、観光客が皆、つられてあれこれ買い物をしますし、そこが昼食場所になっていれば一度に食事客が訪れることになり、十分な売り上げができるから。もっとも、買い物客であれ、食事客であれ、ドライブインから観光バス会社へバックマージンの形でけっこうな金額を支払うことになりますが。
日本では会員バス旅行(1人でも参加でき、夫婦や数名のグループで旅行する、決められたルートを旅する)が盛んですから、一般道に大規模なトイレ休憩施設がけっこう存在するということになりましょう。
by どろんこ (2023-05-29 17:55) 

天安

どろんこさん、詳しいご説明、ありがとうございます。
わたしの理解がかなり進みました。
飛騨高山の温泉話、また楽しみにしております。
♬君は出湯のネオン花
♬あーあ、奥飛騨に、あめが降る
の奥飛騨温泉郷ですからね。
気楽に、書いていただけるとうれしいです。

by 天安 (2023-05-29 20:19) 

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