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1.9 昨日今日1泊2日で娘を連れて飛騨高山へ湯治旅(その2) [湯治旅行/宿泊旅行]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 当店薬屋の年末年始11日間の大連休の締めくくりは、昨日今日の飛騨高山への1泊2日の湯治旅であった。昨日の高山到着から今日の出発までの約20時間はほぼずっと氷点下というスゴイ冷え込み。厳冬期の良き湯治となった、といったところである。
 投宿した「花扇(はなおうぎ)」は、玄関を入ったところで靴を脱ぎ、スリッパは無し。主だった所は床暖房されているからだ。靴下を通して心地好い暖かさが伝わってきて、気分が安らぎ、開放感が楽しめる。
 まずは、ロビーにておもてなし。飲み物を数種類の中から選択。小生、女房、娘ともにお抹茶をお願いし、それをいただく間に宿帳を書く。けっこなお手前。良きサービス。
 この宿は1年前に来たのが最初で、今回が2回目。サービスの良さは折り紙付き、といったところである。もっとも、2日目の朝、チェックアウト後のコーヒーサービスは人手不足のせいであろう、有料(700円)となった。でも、その代わりに部屋でインスタントコーヒーが飲めるようになり、コーヒー好きの我が家族につき、両方ともいただけることになって幸いした。

 さて、お目当ての温泉。飛騨高山で唯一無二の泉質を持つ、地下1200mから湧き出る「神代の湯」と銘打った、ちゃんとした温泉。飛騨高山の温泉旅館のなかでも数少ない自家源泉で、その触れ込みは「お湯のなかで肌を触るとぬるっとするほど柔らかく、とろみのある美容液のような泉質が魅力です。しっとり滑らかな感触がくせになり、何度でもつかりたくなります。」とあり、下呂温泉とおんなじ泉質と感ずる名湯である。
 宿に着いて早速温泉に浸かる。いきなり露天風呂へ。昨夜来の降雪で、程よく雪化粧した木々や飾り灯篭が目を楽しませてくれる。特に、葉を落とした細かな枝を持つ大木の先端辺りに雪が積もり、桜の花が満開に咲いたような状態を醸し出し、ほんと良き眺め。
 前回は内湯・露天風呂ともに温泉臭を感じなかったが、今回は露天風呂で、ときおり微かな温泉臭が漂ってきた。うれし~い!である。温泉はこうでなくっちゃ。そして、前回同様に冷たい顔を濡れた手で覆うと、これまた温泉の良き香がたっぷり楽しめる。ああ、やっぱ、ここは温泉だ、と感じて、満足、満足、大満足。
 露天風呂の湯加減は40℃ぐらい。たっぷり寝湯しながら体を温め、ゆだりそうな感じがしてきたら縁の岩にあがり、あぐらをかいて全身を冷気にさらす。気温は氷点下になったところであり、空気がひんやりと気持ちいい。寒さを感じたら、また寝湯。これを3回ほど繰り返し、十分に体が温まったところで、内湯にある冷水風呂(ここにはサウナがあり、付帯して冷水風呂がある)に浸かる。めちゃ冷たい冷水風呂で、そう長くは入っていられない。次に内湯に浸かる。ここの湯温は42℃くらいか。すぐにゆだりそうになり、再び冷水風呂に浸かる。
 そして、再び露天風呂へ。これの繰り返し。
 1クール30分くらいか。4クールほど繰り返したところで、湯疲れを感じる。歩くとヘトヘトといった感じになったのである。1時間半ほどの入浴かと思ったが、ちょうど2時間経っていた。これだけ長く温泉に入ったのは、ほんと久しぶり。
 宿泊客はさほど多くなく、半分は外国人(多くは中国人で韓国人も)で、温泉に入ってくるのは大半が日本人であり、1人2人3人が出たり入ったりの烏の行水。よって、露天風呂はほとんど貸し切り状態で、一人で独占といったところ。去年と同様であった感がする。
 夕食後、9時まで一眠りし、再び温泉へ。夕食前と同様な入り方で2クール。1時間弱で切り上げ。少々早めに切り上げた。というのは、湯上り後に風呂場のすぐ前にある「高山ラーメン」(去年食べたらけっこううまかった)を食いたかったからである。女房と娘が5分遅れぐらいで食べに来て、3人揃って高山ラーメンを賞味する。
 翌朝も同様にして2クール。概ね1時間、温泉を楽しむ。なお、朝は男湯・女湯交替しての風呂場で、また違った雰囲気を楽しむ。露天風呂の淵の岩の先には雪が少々積もっており、手でそれを取って顔に当て、雪のひんやり感を楽しむ。冬の湯治場はこれでなくっちゃ面白くない、といったところだ。
 有り難いことに、夕食後も朝も露天風呂はほとんど貸し切り状態であった。
 こうして、温泉を大満喫できた。幸せである。実に幸せである。
 反省点としては、いくら温泉好きでも、2時間も入っていてはいかん、この年(75歳)になっては。浴場でぶっ倒れる恐れあり、である。
 食事の感想は明日の日記に書こう。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。


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<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
品思い出す。正解。100品は別のもの。他に品。/で点

※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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