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1.17 「がんとの共生」のため「生き方を変えよう」 第2弾は「同級生と遊び惚けよう」 [前立腺がんと仲良く生きる]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 薬屋家業をするなかで、これまで20年以上、がんに関して幾冊かの本を読み、ネット情報を拾ったりするなかで、がんは無治療でいったほうがいいと感じている小生である。
 つまり、がんは、外部からの侵入者・せん滅すべき対象では決してなく、自らの体の一部であって「がんとの共生」をすべきものであり、がんがこれ以上暴れることなく、おとなしくしてくれる、これを願ったほうがいいと思うようになったのである。そうすれば、場合によっては、がんが自然と縮小、消滅してくれることさえあるようだ。
 そのためには、きっと今まで頑張りすぎてがんになったのであろうから、まずは自分を自分で褒めてあげようじゃないか、「今までよう頑張ってくれたな。ご苦労さん。褒めてつかわそう。ありがとう。」と。
 そして、これからの人生は「生き方を変えよう」じゃないか、と過去を振り返って生活習慣全般を見直し、心身ともに無理がかからぬようにすることは当然のことながら、何か前向きな明るく楽しい人生の再スタートを切る、となるようにせねばいかんだろう。
 早い話、「がんになってよかった。新たな生きがいのある人生が始められた。」となればいいのである。けっこう多くの方が、そうやって「がんとの共生」をされているようだ。

 「生活習慣」の見直しについては、11月26日の記事に書いたように、これは容易なのだが、「生き方」を見直して「生き方を変えよう」というのは、具体的にどうすればいいのか、容易には思いつかないでいた。
 小生は、65歳になった頃に、仕事は無理せず、楽しく毎日を過ごそうと、この“一日一楽日記”を付け始め、心身ともにストレスから解放された人生を送ってきたつもりであり、もう10年も前に「生き方を変えよう」を実践してきたつもりでいるのである。ここにきて、この10年とはまた違う形に「生き方を変えよう」としても、すでに実践済みなんだから…となってしまい、新たな質の異なる「生き方」はそうそう思いつくものではない。
 ところで、「生活習慣」の見直しについては「12.7「がんとの共生」のために生活習慣全般を見直そう」で具体的にあれこれ書いて、今、実行しつつあるが、その最大のものは、今年1月からの薬屋稼業の休業日数増大である。7年前に女房が高齢者になったときに完全週休2日にしたのだが、もう1日増やして週休3日にすることにしたことだ。今までの日・月曜日に土曜日を加え、毎週「土・日・月曜日」の3連休にするというもの。

 そこで、1日増えて5割増しとなる休業日を何に使うか、これをあれこれ思いめぐらせていたところ、“そうだ、毎月1泊2日で女房と湯治にでかけりゃいいんだ!”と思いついた。夫婦そろって温泉大好きであるゆえ。今までは年に4回ほどしか出かけられなかったが、これからは時間的余裕ができて、これが実現できそうだ。
 女房にそう話をしたら、“いいわね、出かけられるわ、楽し~い!”との返事がすぐに返ってきた。“さあ、どこへ行こうか。計画するだけでワクワクする!”
 ここで思った。“楽し~い!ワクワクする!”ということが「生き方を変えよう」ということに直結するのではないか、と。今まで、そうそう“楽し~い!ワクワクする!”という出来事がなかったのだが、“楽し~い!ワクワクする!”ということが頻発すれば、それは「生き方を変えよう」ということになった証拠、と言えるのではないか。
 こうして、「がんとの共生」のため「生き方を変えよう」 第1弾は「週休3日」の有効活用。まずは、これをオーバーに喜んで、“楽し~い!ワクワクする~!”と、子供のように大はしゃぎすることにしよう、ということに相成った。

 さて、なかなか思いつかないでいた“楽し~い!ワクワクする!”第2弾は、昨年12月に小学校の当地区在住の同級生と(わずか3人だけであるが)、急遽行った忘年会がほんと楽しかったことから、こうした会を頻繁に開催し、「同級生と遊び惚けよう」と思いついた。
 そのきっかけは、昨年10月に小学校下の男だけでの飲み会(約10人)を行ったのだが、その会で「来年からは奇数月の第3日曜日の10時に小学校下の男だけ集まって喫茶店で懇談する」ことになったことだ。そのときは、年に6回も日曜日が半日も潰れ、百姓仕事に支障が出るからと、あまり乗り気ではなかったが、店の定休日を1日増やしたから、これは十分に対応できることになり、今では大乗り気と小生の心が変異した。
 でも、これだけでは、いかにも少なすぎる。もっと行事を増やさなきゃ。
 偶数月にも何か計画したほうがいい。10月の飲み会は料理好きなS君宅でバーベキューを行ったのだが、これは8月にやればいい。S君も了承済みだから。他の月は、例えば一部の者で麻雀を打ったり、魚釣りに出かけたり。これは奇数月の喫茶店での懇談のとき決めればいいじゃないか。
 こうした“楽し~い!ワクワクする!”ことを大いに計画すると、“こりゃ面白い”となる。「がんになってよかった。新たな生きがいのある人生が始められた。」となるは必至。

 以上は、地元小学校の「同級生と遊び惚けよう」であるが、同級生は他にもいる。大学時代の寮の同級生が首都圏に何人かいる。彼らと少なくとも年に1回は飲み会をやりたい。地方から参加するのは小生と京都在住のT君となろうが、幹事のN君に頼めば二つ返事で開催が決まるだろう。それと、しばらく中断している寮生同窓会の再開だ。これは幹事のO君から、先日、10月開催の案内が来たから、これも楽しみにしている。

 同級生は皆、後期高齢者になったんだから、片足を棺桶に突っ込んだ輩ばかり。余生を大いに楽しもうじゃないか。これでいいのだ!
 小生、生涯現役でファーマー・ファーマシー(百姓と稼業の薬屋)を貫徹するのが半分、後期高齢者として遊び惚けるのが半分、これでいいのだ!
 ますますワクワクし、楽しくなった。
 これって、きっと「生き方をかえよう」になっているんじゃないか。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。


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<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
6品思い出す。正解。100点

※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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