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12.17 年末恒例のたばこ祭 [稼業]

 小生はヘビースモーカーである。薬屋でありながら、たばこ屋でもある。たばこは、ストレスを小出しにするのに持って来いの健康“吸”料である。
 ところが、人によっては、薬を売りながら毒も売って、両儲けしていると皮肉を言う。どっちが毒でどっちが薬なのか、逆のような気もする。
 さて、たばことは何ぞやと言えば、ついこの前までは誰しも認める嗜好品であったのであり、多少悪く言えば麻薬であろう。でも、麻薬であっても、それが直ちに毒になるものではない。麻薬は旧来、宗教行事として精神世界に入り込むために使われただけだし、アヘン戦争の原因も麻薬患者を作り出したからではない。中国の貴族は、たしなみとしてアヘンを吸っていただけである。
 また、たばこは健康を害するというが、さて、どの程度本当なのか疑問である。
 今日では、たばこを吸わない人にとって副流煙が毒になるからといって、建物内はほとんどの所が禁煙になった。しかし、昔は家の中で藁や薪を燃やし、煙が立ち込めていた。白川郷の合掌造りでは、今でも一日中囲炉裏で薪を燃やし、その煙でキナ臭い。たばこの葉っぱも薪も、煙の成分に変わりはないのだから、副流煙が毒というのは、いかがなものか。
 そして、煙が立ち込める白川郷の合掌造りでは、ノミやダニは1匹も湧かない。煙は殺虫殺菌剤であり、その昔は感染症が流行したとき、お医者さんは自分に移らないよう、患者を診察する際にたばこを一服ふかしたものだ。
 そうしたことから、愛煙家は、安心して大いにたばこを吸えば良いのであり、小生は、その見本として存在し続けることに決めている。
 よって、年に一度は、たばこ自動販売機をご利用いただく方々に対して、どれだけかでも“たばこっていいもんだなあ”と思っていただきたく、「たばこ祭」を開催し、粗品を進呈することにしている。
 時期は歳末。昨年より6日早めて今日からスタート。たばこの箱に“当り券”をセロテープで貼り付け、今年は“携帯灰皿&ライター3個”または“ライター3個”を進呈することにした。“当り券”枚数は150枚。毎日買われる方には少なくとも2枚は当ろうというもの。
 毎年、お客様が“当ったよー”と、何人も笑顔で店内に入ってみえる。この笑顔が何とも嬉しい。こちらも満面に笑みをたたえて“おめでとうございまーす。”
 このやり取りが実に楽しいものだから、多少の出費はあるが、毎年たばこ祭が止められない。オッ、早速、一人目が景品をもらいにみえた。
“おめでとうございまーす。”
 
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