2.17 酸っぱいだけの甘夏が甘く変身 [百姓]
<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1)
自宅前の畑の一角にある甘夏の木。いつ頃からあるのだろうか。子供の頃にはなかったが、いつしか接木苗が植えられた。
それが食べられるようになったのは、これまた、いつの頃からか記憶にない。甘夏が生りだしたて、親父かおふくろが千切ったものを小生も食べたであろうが、その記憶もない。
小生と女房は結婚以来、店の2階の居室に住まい、小生はサラリーマンをしていたから店の仕事も手伝わなかったし、自宅へは余程の用事がなければ行かなかったから、こうしたことになる。
思うに、たぶん、うちで採れた甘夏は酸っぱくて甘くもなかったから、“こんなもん食えるか、いらん”と言って、それ以来、親父やおふくろが届けてくれなかったのであろう。
22年前にサラリーマンを辞めて店を継いでからは毎日のように自宅にある店の倉庫へ行くようになり、甘夏の木が目に触れるようになったが、それでも食べることはなかった。たぶん親父一人が食べていたのであろう。あまりの酸っぱさに、しかめっ面をして。
その親父が16年前に死に、たぶんそれ以来、小生がどれだけか食べるようになったのであろう、酸っぱいだけの甘夏。親父と同様に、しかめっ面をして。
果物好きで、酸っぱさに比較的鈍感な小生だから、何とか食べられた。もっとも、食べる時期は酸っぱさがどれだけか減った3月以降であり、それもおふくろがどこかで聞いてきて、千切ったものを土に埋めておくと酸っぱさが甘味に変わるということで、そうしたものを食べていた。もっとも、大した効果はなかった感がするが。
この甘夏がどれだけか甘くなってくれないかと、10年程前から施肥することにした。当初は堆肥場まで根張りしていたから、何年かに1回、堆肥を揚げたときに有機肥料や化成肥料を根張り部分に入れ込んでおいた。
これは効果がなかったが、3年前から樹木周りに草木灰や鶏糞をばら撒くようにした。また、一昨年から樹木周りの草引きをおふくろがしなくなったから、枯草などが堆肥化した。
これが功を奏したようである。昨季は甘夏の酸っぱさがはっきり落ち、気持ち甘味も出た。そして今季を迎えた。
1週間ほど前から毎日食べている。酸っぱさは昨年どおりで程よいし、肝腎の甘味は随分と増した。まだ、市販のものより品質は落ちるが、まずまずの味である。そして、皮の厚みも減った。
今年の生りようは数十個であり、毎日食べて3月いっぱいは持ちそうだ。きっと最後まで飽きずに食べられることだろう。
長文になってしまったが、今日もまた、親父やおふくろのことを懐かしく思い出したところである。少しばかり寂しさを感じながら。
それにしても我が家の女性群はどうしたものだろう。ちょっとでも酸っぱい柑橘類はみかんであっても嫌う。おふくろも食べなかった甘夏、女房も食べようとしない甘夏。
これじゃあ、甘夏がかわいそうだ。
<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2 )
〇〇刺身、▽▽煮、◇◇きんぴら、△△菜、☆☆汁
答え合わせ:△△菜は間違い。他に1品。4/6で65点
※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
自宅前の畑の一角にある甘夏の木。いつ頃からあるのだろうか。子供の頃にはなかったが、いつしか接木苗が植えられた。
それが食べられるようになったのは、これまた、いつの頃からか記憶にない。甘夏が生りだしたて、親父かおふくろが千切ったものを小生も食べたであろうが、その記憶もない。
小生と女房は結婚以来、店の2階の居室に住まい、小生はサラリーマンをしていたから店の仕事も手伝わなかったし、自宅へは余程の用事がなければ行かなかったから、こうしたことになる。
思うに、たぶん、うちで採れた甘夏は酸っぱくて甘くもなかったから、“こんなもん食えるか、いらん”と言って、それ以来、親父やおふくろが届けてくれなかったのであろう。
22年前にサラリーマンを辞めて店を継いでからは毎日のように自宅にある店の倉庫へ行くようになり、甘夏の木が目に触れるようになったが、それでも食べることはなかった。たぶん親父一人が食べていたのであろう。あまりの酸っぱさに、しかめっ面をして。
その親父が16年前に死に、たぶんそれ以来、小生がどれだけか食べるようになったのであろう、酸っぱいだけの甘夏。親父と同様に、しかめっ面をして。
果物好きで、酸っぱさに比較的鈍感な小生だから、何とか食べられた。もっとも、食べる時期は酸っぱさがどれだけか減った3月以降であり、それもおふくろがどこかで聞いてきて、千切ったものを土に埋めておくと酸っぱさが甘味に変わるということで、そうしたものを食べていた。もっとも、大した効果はなかった感がするが。
この甘夏がどれだけか甘くなってくれないかと、10年程前から施肥することにした。当初は堆肥場まで根張りしていたから、何年かに1回、堆肥を揚げたときに有機肥料や化成肥料を根張り部分に入れ込んでおいた。
これは効果がなかったが、3年前から樹木周りに草木灰や鶏糞をばら撒くようにした。また、一昨年から樹木周りの草引きをおふくろがしなくなったから、枯草などが堆肥化した。
これが功を奏したようである。昨季は甘夏の酸っぱさがはっきり落ち、気持ち甘味も出た。そして今季を迎えた。
1週間ほど前から毎日食べている。酸っぱさは昨年どおりで程よいし、肝腎の甘味は随分と増した。まだ、市販のものより品質は落ちるが、まずまずの味である。そして、皮の厚みも減った。
今年の生りようは数十個であり、毎日食べて3月いっぱいは持ちそうだ。きっと最後まで飽きずに食べられることだろう。
長文になってしまったが、今日もまた、親父やおふくろのことを懐かしく思い出したところである。少しばかり寂しさを感じながら。
それにしても我が家の女性群はどうしたものだろう。ちょっとでも酸っぱい柑橘類はみかんであっても嫌う。おふくろも食べなかった甘夏、女房も食べようとしない甘夏。
これじゃあ、甘夏がかわいそうだ。
<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2 )
〇〇刺身、▽▽煮、◇◇きんぴら、△△菜、☆☆汁
答え合わせ:△△菜は間違い。他に1品。4/6で65点
※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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