SSブログ

6.12 早々に思い出した山本七平の本を買った動機 [学び]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 昨日の日記の続きである。遠藤周作に関しては未だ思い出せないが、山本七平については早々に思い出した。
 山本七平著「日本はなぜ敗れるのかーー敗因21カ条」、まずこの表題だが、違和感を感ずる。先の大戦の敗因分析をしているのだから、本来なら「日本はなぜ敗れたのか…」とすべきものであるが、将来見通しを言っているように受け止められる。たしかに、本文中にはそのようなことにも言及しているが、それは日本人の考え方が今も昔も根本的に変わっていないと評論しているだけであって、本の中身は敗因の詳細解説で首尾一貫している。まあ、本の表題とはこうしたもので、何でもいいから興味を持たせるように仕組んでいる、人迷惑なものだ。
 それはさておき、先の大戦で日本がなぜ敗れたかについては、小生も興味を持った時期があり、司馬遼太郎の「昭和という国家」を蔵書として持っており、2回まわり程度は読んだつもりでいる。十数年前のことだ。
 で、司馬遼太郎のこの本を知ったのは、県庁時代の同期生N君による。彼は最後のたしか2年間、出先機関の所長をしていた。その間、暇を見つけては「〇〇島の切磋琢磨」と題した評論を社内ランで発信し、その当時すでに退職していた小生には紙コピーを送ってくれていた。その評論の中で、先の大戦の敗戦理由を司馬遼太郎のその本を中心としながら論評していたから、小生も興味を惹かれ購入したのであった。この辺りのことは若干記憶が薄れてはいるものの、ほぼ思い出した。
 さて、山本七平であるが、N君が司馬遼太郎の「昭和という国家」に関して何回かにわたって評論していたとの記憶から、彼が退職後に発刊した自費出版の本「〇〇島の切磋琢磨」を引っ張り出し、その評論の中に山本七平について語られていないか探してみた。
 そうしたら、その中にちゃんとあった。その記述に興味を持ったのであろう、引用されていた山本七平著「日本はなぜ敗れるのかーー敗因21カ条」を買ったのである。そうでなければ、こんな本を独力で見つけ出して買うわけがない。
 こうして、山本七平著「日本はなぜ敗れるのかーー敗因21カ条」を買った理由が判明した次第。
 昨日書いたように、今朝、「山本七平は…」と、記憶回路のサビついた歯車をギーコギコ回しつつ、N君の著をパラパラ見て、30分ほどで一件落着と相成った。
 これは十数年前のことであったから、なんとかなったが、遠藤周作に関しては50年近く前のことであり、脳内歯車が完全にさび付いているようである。
 でも、あきらめず明日もそして明後日も挑戦してみよう。ボケに効く銀杏葉エキス製剤を朝晩しっかり飲みながら。
  
<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
5品思い出す。うち1品は別のもの。4/6で65点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。