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6.1 遺跡を発掘するも隠ぺいしてしまった親父 [学び]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 50年ちょっと前にアパートを建てるために売ってしまった田んぼ。三宅地区の一部落、須賀の南渕にあった田んぼだ。須賀の部落は自然堤防上にあり、その北側はその昔、木曽川の本流であり、5月30日の日記に書いたとおり、須賀部落はヤマト政権の直轄地から上がってくる米の積出港になっていたに違いない。時代は奈良時代より前のことだ。
 その当時は、米蔵が立ち並び、管理所があったりして、街を形成していたと思われる。今では、そのみるかげもない。
 さて、売ることに決めていた、その田んぼを耕していた親父。
 ゴツンと大きな音がして、なんだろうと掘り起こしたら、大きくて古めかしい基礎石が現れた。これはきっとその昔の遺跡にちがいなかろう。でも、役場に報告したら、調査が入り、売れる土地も売れなくなる。それじゃあ困る。分からないように埋め戻してしまおう。
 ということにした、と、後から親父が小生に話してくれた。
 まあ、しかし、うちの田んぼは自然堤防からけっこう段差がある所にあり、初めからそこに遺跡があったとは考えにくい。奈良時代以降の木曽川洪水で自然堤防がえぐられ、基礎石が落ち込んで田んぼに埋まったのであろう。なお、基礎石は1個であるわけがなく、その他の基礎石はとなると、その昔からある自然堤防上の家々の下にも埋まり込んでいるのではなかろうか。
 そうした家々は、ほとんどが古い木造家屋であり、今後、それを壊してアパートでも建てることになれば、深く掘り起こすことになるから基礎石が現れるだろう。そのとき、遺跡発見、ということになろうが、まずそういうことにはなりそうにない現状だ。
 当地の歴史を少々知ったところで、懐かしく思い出した親父の遺跡発掘である。 

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。


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<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
5品思い出す。正解。100点

※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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