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10.22 紅葉の奥飛騨温泉湯治旅(その2) [湯治旅行/宿泊旅行]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 昨日記事にしたように、今頃の時期、紅葉が見頃の奥飛騨温泉へ、軽四をかっ飛ばして湯治旅に出かける。今年は「山ぼうし」に投宿。2年ぶりで5回目となる。今日は、宿について書くことにする。
 少々値は張るが、こじんまりとした温泉宿(部屋数10室)で、ゆったりと落ち着け、小生も女房も奥飛騨一番だと感じている、おすすめの宿だ。
 温泉そのものも奥飛騨で1等級ではなかろか。泉質は単純温泉と表示されていて、どってことないが、大浴場の内湯は、ドアを開けて入ると、けっこう硫黄らしき良い匂い臭いがする。こういう所は奥飛騨温泉でそうはない。もっとも、露天風呂となると、匂いが漂ってくることはほとんどないから、少々物足りなく感ずるが。それでも、濡れた手で顔を覆うと、とても良いほのかな温泉臭がし、いいもんである。“温泉に入っている~っ!”という気にさせられる。
 湯温は風呂によって少々違いがあるも、全般に高めで43~41℃ぐらいの感じがし、長くは入っていられない。頻繁に出たり入ったりを繰り返さねばならず、もうちょっと温めがいい。一番低い湯温は大浴場の露店風呂で41℃ぐらいだろうか。
 宿に着いてしばし休憩してから、夕食前に女房と2人で貸切浴場に向かう。2か所あるが、左手(2人入れる内風呂と数人がゆったり入れる露天風呂がある)は使用中で、右手(露天風呂が2つあって数人がゆったり入れる大きさの岩風呂と1人しか入れない釜湯がある)に入る。
 岩風呂の湯温は42℃ぐらいで少々熱い。釜湯となると43℃ぐらいあり、熱すぎる。前回もそうであった。そこで考えた。釜湯のすぐ近くに洗い場があり、そこから冷水シャワーを流し込む。しばらくすれば、これで湯温が下がる。湯温は40℃ぐらいになり快適に。ずっとその状態にしていたら、ぬる湯になってしまい、シャワーを止める。その後、少しずつ湯温は上がる。
 こうして、岩風呂、釜湯を出たり入ったり。なお、岩風呂は寝湯できる箇所があるから、小生は寝湯専門。女房は腰湯したり、足湯したりが多かった。1時間ほどで切り上げる。
 夕食後は一眠りして11時頃に大浴場へ。男湯は完全な貸し切り状態。女湯は終わりがけに2人組が入ってきた。内湯は天井に開口部があるし、外湯は板塀で仕切られているだけだから、よく音が聞こえる。“そろそろあがるぞ”と普通に声掛けすれば、もろに聞こえ、”じゃあそうするわ”となる。もっとも、鍵は2つもらえ、一緒に行動しなくていいが。
 大浴場の露天風呂でも寝湯し、空を見ると、天頂近くにこうこうと輝く星が目に留まった。“ああ、あれは木星だろう。あんなに明るい星はシリウス以外になく、シリウスはオリオン座の左下にあって、今の時期、南東の下のほうだから。”と心の中でつぶやく。他に若干の星々が見えるが、視力が0.1~0.2しかないうえに露天風呂の灯りで、よく見えない。でも、木星が眺められて満足。
 1時間弱入っていて切り上げる。珍しく女房より先に上がった。
 朝は、もう一つの貸し切り風呂に行こうかとも思ったが、大浴場が空いているに決まっているから、再び大浴場へ。男湯はすでに切り上げた人がいたが、再び貸し切りとなった。朝の冷気はすさまじい。数℃であったろう、吐く息が白くなる。湯気もけっこう立ち上がり、ときおりかすかな温泉臭がする。いいものである。
 そして、南方にある小山がそろそろまずまずの紅葉の盛りを迎えそうで、けっこう目を楽しませてくれた。露天風呂を出たり入ったりし、1時間弱で切り上げ。
 今の時期、満室になってもよさそうだが、泊り客は6グループぐらいしかなかったような感じ。閑散としていて、ゆったりくつろげた素晴らしい湯治を堪能できて幸せである。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。


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<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
4品思い出す。他に2品。4/6で65点

※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
コメント(2) 
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コメント 2

天安

どろんこさん、こんにちは。
木星を夜空でわかるんですね。
わたしは、金星、オリオン座、昴、さそり座のアンタレス、
程度はわかるんですが、木星は「あれが木星だ」と
示すことはできません。
勉強します^^

温泉紀行は、いつもいいですね。
ただ読んでるだけでこちらもヒーリングされます。
またの機会を楽しみにしてます。
夫婦元気で温泉ができる。
これって、サイコーじゃないですか^^
by 天安 (2023-10-25 10:11) 

どろんこ

天安さん、コメントありがとうございます。
木星の位置は、ずっと木星を見ていなかったもんですから、最初は“あんな所に木星があるわけないんじゃない?”と思うも、いかにも明るいので木星以外にないと結論付けたところです。なお、念のため、家に帰ってから確認したところです。
若い時はいろいろな星座や星を知っていたのですが、今はもうほとんど忘れてしまいました。昴はどこだっけ?記憶がよみがえってきません。
奥飛騨一番の「山ぼうし」、たっぷり楽しんできました。
次回の湯治は1月初旬に飛騨高山の予定です。今から楽しみ。


by どろんこ (2023-10-25 15:00) 

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