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3.13 舘山寺温泉1泊2日の旅(その1) [湯治旅行/宿泊旅行]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 ”3月にどっか南のほうで海鮮料理が食べられる温泉へ行きてえなあ。”と女房に誘いをかけたのが、2月下旬。“そうね、3月に行くことは滅多にないけど、「まん防」中だから、どこもかも空いているから行こうかな。”と乗ってきた。
 宿探しはいつものことだが女房の役割。夕食に豪華な海鮮料理が登場するという宿が、舘山寺温泉にあるそうだ。“よし、そこにしよう!”と即答。
 ところで、舘山寺温泉といえば、もう20年以上前のことだが、夫婦で言った記憶がある。宿は忘れたが、その帰りにフラワーパークに寄った記憶が鮮明に残っている。
 往きか帰りにぜひ立ち寄りたい。その記憶とは、まず一つ目がベゴニアガーデン、これは温室の一区画でこじんまりしたものだったが、前方と左右そして上までベゴニアに囲まれ、そりゃあ素晴らしかった。二つ目が池にいた渡り鳥への餌やり、いっぱいいて餌を少しずつやったのだが、水鳥に個性がいろいろあって、怖がって近づいてこない者、ごく近くまで来て催促する者、その中間の者、といった具合で、その個性的なふるまいを眺めているのがとても楽しかった。
 週間予報では両日とも雨模様であったが、出かける日が近づいてくるとだんだん良くなり、雨は夜だけとなった。そこで、初日にフラワーパークに立ち寄ることにした。
 正午頃に家を出たから到着したのは午後2時過ぎ。暖かい日であったから、小さな子ども連れの家族を中心にけっこうな入場者があった。園内はけっこう広いので、園内を一周する汽車ポッポに乗る。途中、お目当ての池に近寄るも、乗るときに聞いたとおり渡り鳥は大半がもう渡ってしまっていて、数羽しかおらず、ガックリ。ここはパス。ついで、温室前を汽車ポッポが通りかかったので、ここで下車。楽しみにしていたベゴニアガーデンだが、陰も形もなし。再びガックリ。
 まあしかし、あちこちにいろんな花が咲いており、特に、梅林が満開でいい匂いをまき散らしていたし、早咲きの桜並木がけっこうあったし、巨大な山つつじも何本か咲いていた。温室から入退場口まで向かう途中でケーブルカーにも乗り、あまり歩かずにすませるという、年寄り夫婦にとっては、楽して楽しいフラワー巡りとなった。
 お目当ての2つは空振りに終わったが、前回来たときは女房の記憶では1月だったようで、梅も桜もなかったのだから、これでよしとしよう。
 1時間半ほどフラワーパークでこうして楽しませてもらった次第。
 宿の感想については、明日の記事に書こう。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。


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<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
5品思い出す。正解。100点

※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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1.7 奥飛騨温泉湯治旅パート2 [湯治旅行/宿泊旅行]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 昨日の記事の続きを書こう。止まった宿「長座(ちょうざ)」は、古民家を移築して作られた、こじんまりしたくつろげる温泉宿であった。30年以上前に初めて投宿し、それ以来、気に入った宿として何度か行ったことがある。もっとも宿泊料が高いし、いつも満室になったから、そう何度も泊まっていないが。
 その後、増築され、今では部屋数30ほどもある中規模の旅館となって、ゆえにけっこう迷路があり、朝食後に部屋へ戻るのに迷子になってしまった。といっても、大した大きさではないから、少々の散策後に部屋へたどり着けたが。
 だいぶ前からではあるが、長座を真似した古民家風の旅館が奥飛騨温泉郷のあちこちにできたからであろう、老舗の長座も満室にはならないようである。そうしたことから、近年需要が高まったであろう貸切風呂の大増設を2年ほど前に行ったようである。
 さて、昨日は湯治を中心に書いたから、今日はそれ以外のことについて書こう。
 宿食を楽しみにしていたのだが、その期待が大きすぎたのか、正月料理が豪華であったせいか、少々期待外れに終わってしまった。すき焼きを家で食べたばかりのところへ、夕食はすき焼きがメインときたから閉口した。肉は飛騨牛だが、少々のステーキ肉として欲しかったところである。全般に塩味がきつすぎる感がし、途中でお茶が欲しくなったほどだ。
 朝食はというと、ここはいつ来ても、実に豪華な朝食である。どれもこれもうまい。
 そして、サラダは好みの分量のドレッシングをかけるようになっているから、これを使わず、サラダの刻み野菜はホウバ味噌(固定燃料で、ホウの葉の上に乗せてある味噌、これに刻みネギが乗せてあるが、この味噌が温まったら、ご飯に乗せて食べる)に混ぜ込んで、味噌味温野菜にする。なお、ホウバ味噌には、他の料理の野菜や刻んだ漬物があればそれも入れ、というふうに入れられるものは全部入れて食べるのが小生のやり方だ。そして、サラダのミニトマトは湯豆腐鍋に入れて煮トマトにする。
 囲炉裏(熱源はガスだが、炭が入れてある)には大鍋が置かれ、この味噌汁がまたうまい。具は野菜と茸だが出汁が効いており、量も多く、お代わりして飲めるのである。こうして、朝食は腹一杯となる。
 なお、朝食後にはコーヒーを飲みたくなるのだが、これはロビーの囲炉裏端で無料で飲ませてもらえるサービス(今回初めて)があり、バスの到着時刻まで、ここでゆっくりでき、囲炉裏端のひと時をたっぷり、といってもあまり時間はなかったが、これも堪能させてもらえた。

 10時すぎに宿を出て、目の前にあるバス停で濃飛バスに乗り、高山へ向かう。往きと同様にガラ空き。1時間ちょっとで高山市街に入り、「古い町並み口」で下車し、メイン道路の上三之町を散策し、その外れにある陣屋まで行く。ここもガラ空き。コロナ前は8割方が中国人で、ごった返していたが。
 3年ほど前まで毎年訪れた味噌屋さん(高齢のお婆さんが一人で店番)がどうなっているかと気になっていた。最後に訪れたときは店が閉まっていたが、カギがかかっておらず無理やり入ったところ、デイサービスに出かけておられたとのことで、会えなかった。今回は戸を開けようとしたがカギがかかっており、入れずじまい。やはり体がもういうことを聞かなくなったのであろう、引退されてしまったようだ。寂しい思いがする。
 散策ついでに、あちこち立ち寄って飲食したり買い物もしたのだが、以前はJR東海ツアーズがクーポン券を幾種類かくれていて、それが使えたのだが、今回は指定の土産物店でしか使えない1種類の割引券となり、それ以外はスマホのアプリ決済で使うものに変わった。一人千円のサービスで、ガラケイの我が夫婦には使えず、これは同行した娘任せにし、3千円全額使い切る。時代は変わった!である。
 さて、心配した天気であるが、高山の最高気温は0.9℃までしか上がらなかったが風はなく、時折雪がちらつくも、概ね晴れていたから暖かく感じ、トイレの心配はしなくて済んだ。用意していた防寒対策は2つ外しとした。やはりお日様の力はたいしたものである。
 帰りの列車は、往き同様にグリーン車であるが、高山からは我々の他はたった1人であり、下呂から4人ほど乗っただけのガラ空きであった。貸切にはならなかったから、マスクは鼻出しだが、着けているしかなかった。うっとおしいものである。
 こうして1泊2日の奥飛騨温泉湯治旅は終わりを告げた。我が家に帰って、その寒いことといったら、ありゃしない。気温は5℃もあるのに。暖房の利いた宿が恋しい!

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。


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<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
宿食につき脳トレ休み

※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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1.6 極寒のなか我が夫婦と娘との3人で1泊2日の奥飛騨温泉湯治旅 [湯治旅行/宿泊旅行]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 当店(薬屋)の年末年始を11連休としたのは、今日明日で、我が夫婦と娘との3人で1泊2日の奥飛騨温泉湯治旅を計画したからであった。娘は、いかず後家であるうえに自営の通訳業であるゆえ、当店同様に自由に仕事が組め、実に気楽なものである。お盆もそうであったが、帰省中に一緒に湯治に行きたいとのたもうから、この年始もそういうことになった次第である。
 年に何度も湯治に出かける小生であるが、一番楽しみにしているのは雪がたっぷりある山深き温泉場の湯治である。露天風呂の間近に雪が見られ、その雪に触れ、場合によっては雪に顔を押し当て、そのひんやり感を楽しむ、これは最高の贅沢というものだ。
 さて、今回の湯治旅、年末から年始にかけて第1級の寒波が脈打ってやってきた。幸い今日明日は風も弱く雪が舞うことはなさそうだが、極寒となる。奥飛騨は丸一日氷点下で、その入口の高山とて最高気温はやっと1℃の曇空との予報である。どこも立ち寄らずに行くのであれば軽装でいいが、娘が帰りは高山の古い街並みを歩きたいというから、氷点下の1時間強の散策に耐えられる重装備を求められる。過去の経験から、これには慣れているも、近年はトイレがますます近くなって、極寒となればトイレ休憩を頻繁に取らねばならず、古い街並みにはそう何か所もトイレがないから、追加装備が必要となり、使い捨てカイロをたっぷり用意して出かけることにした。

 高山線を走る名古屋発の「ワイドビューひだ」に岐阜駅を正午過ぎに乗り、2時間少々で高山駅に到着。正月明けということからだろう、メチャ空いており、乗った車両(グリーン車)は我々3人の貸切であった。よって、マスクなしで過ごし、日本酒をチビチビ飲みながら、冬景色を楽しむ。自家用車の運転ではできないことであり、これがまた楽しい。
 なお、グリーン車に乗ったのは、追加料金千円(前回までは5百円)とお値打ちであったからだ。これは、JR東海ツアーズが企画した、乗り物代と宿代のセットであるがゆえのサービス料金である。往きも帰りもグリーン車利用とした。
 高山からは濃飛バス(これもガラガラに空いていた)に1時間強乗って、奥飛騨の福地(ふくじ)温泉口に到着。正月にかなり雪が降ったようで、車中から冬景色をたっぷり楽しむ。乗車したバスは1本置きに福地温泉に入らないバスであったから、宿からのお迎え車で今晩の宿「長座(ちょうざ)」へ。ここへは、数回来ており、最近では4年前の1月下旬に来たのだが、まずは玄関先の焚火の所で無料の甘酒をセルフサービスでいただける、この趣向がなかなかいいのだが、寒さ厳しいゆえからか、館内に入ってからのサービスとなった。とてもおいしい甘酒でお代わりしたくなるほどだ。
 部屋へ案内されたら、これまた空いていたからであろう、大きな部屋をあてがわれた。居間兼1人ベッドの10畳はあろう部屋、2人ベッドの部屋、囲炉裏部屋と、3部屋もあるではないか。加えて、前回泊まったときは室内禁煙であったが、今回は喫煙可とのこと。でも、娘がたばこの煙をことのほか嫌うから、囲炉裏部屋が小生の喫煙ルームとなった。ヘビースモーカーの小生にとって、実に有り難いことである。なお、ロビーに囲炉裏があり、ここでは大きなまきがくべられて煙もうもうであるが、前々回は禁煙、前回は喫煙可、今回は禁煙と目まぐるしく変わっていた。これは法令との絡みがあるようだが、煙もうもうの囲炉裏で吸うたばこも格別のものがあり、吸わせてもらいたいものである。もっとも、外にある同様の囲炉裏では喫煙可となっているが、厳冬期の今は外へは出たくない。
 部屋で少々くつろいでから、外湯へ出かける。玄関から100mぐらい行った谷川べりにある露天風呂だ。最近、その近くに貸切風呂を5か所新設したとのことで、ちょっくら2か所を覗いてみたが、いずれも浴場は小さく、ここに入るのは止めにし、いつもの男女別露天風呂に入ることにした。
 ここ「長座」のこの露天風呂、けっこういい温泉臭がする。記憶ではパッとしない湯であったと思うのだが。泉源に変わりはなかろうが、今回はとてもいい湯と感じた。女房も同じような感想を持っていたのだが、今日は氷点下の入浴であり、湯気が濃厚であったからだろうか。
 いい湯であったがため、1時間は入っていた。先客が2人いたが、直ぐに上がられ、ずっと貸し切り状態。けっこう熱めの湯だから、のぼせそうになったら、浴槽の淵で体を冷気に曝し、寒くなったら、また浸かる。これの繰返しでいくらでも温泉が楽しめる。湯船からもうもうと立ち上がる湯気を見ているだけでも飽きがこない。
 夕食後、一眠りしてから館内の内湯と露天風呂に入る。泉源が谷川べりと異なるから、臭いも違う。これまた以前の記憶よりいい臭いがした。この露天風呂は、以前はぬるい湯であったが、大きすぎて湯温が冷めるので、最近、間仕切りをして、ぬるめの小さい湯槽を4つ作り、中央の湯槽は気持ち熱めにしてあった。よって、その両方に入ったり出たりして、これまたいくらでも楽しませてもらえる状態になっていた。誰一人入っておらず、完全貸し切り。長く入っていたかったが、1時間ほどで切り上げた。なお、喉が渇いてきたから、淵にある岩に積もった雪を舐める。ひんやりして気持ちいい。
 翌朝も夕食後と同じく館内の内湯と露天風呂に入る。7時前に行ったから、だんだん明るくなってくる雪景色を楽しむ。先客が1人いたが直ぐに出られ、終わりがけに1人入ってくるも烏の行水で直ぐにあがられる。よって、これまた貸切に近い。食事の時間との兼ね合いもあって、1時間ほどであがった。
 いくら空いているとはいえ、宿泊客は20人はいたであろうから、もっと入ってきていいものを、である。ただし、前から館のすぐ隣にある貸切風呂(ここはけっこう広い)がたしか3つあったから、そちらを利用する客もあろうが。
 というようなことで、極寒の昨日今日、たっぷりと湯治を味わうことができ、最高の気分である。なお、朝方の気温は少なくともマイナス5℃にはなっていたであろう奥飛騨である。その冷気は半端なく冷たい。だから温泉に入ると最高の気分になれるのでもある。 

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。


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<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
単品につき脳トレ休み

※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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11.1 奥飛騨温泉湯治旅(その2:湯治&食事編) [湯治旅行/宿泊旅行]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 昨日の日付で、昨日今日の奥飛騨温泉旅の紅葉見物を書いた。今日の日記には、昨日今日の湯治&食事について記録しておく。
 泊まった宿は新平湯の「山ぼうし」で、2017年8月、2018年5月、2020年5月と過去3回行っており、今回で4回目だ。女房は、ここへは3、4回来ていると記憶しているが、小生は2回しか思い出せない。いいかげんな記憶となってきた。
 さて、湯治だが、例によって3回入る。夕食前後と翌朝である。奥飛騨温泉は、浴室に入ったとき、たいていの所が無臭であるが、ここはほのかにいい匂いがする。女房は気が付かなかったというが、小生の鼻はちゃんと感知する。ということは、たいして匂わないということになるが。
 最初に入ったのは、2つある貸切風呂のうち右手にあるほうで、露天風呂が2つ(岩風呂と釜風呂)。岩風呂はちょうどいい湯加減、釜風呂は少々熱い。夫婦2人とも、大半を岩風呂から出たり入ったりで過ごす。4人はゆったり入れる大きな岩風呂であり、また、寝湯が2か所でできるから有り難い。
 かすかな温泉臭がときおり漂ってきてくれ、嗅覚神経を心地好く刺激してくれ、これぞ温泉という感に浸ることができて、大満足。温泉はこうでなくっちゃ楽しめない。
 体が温まりすぎたら岩に腰掛けて体を冷やし、小寒くなったら湯に浸かり、寝湯する。極楽である。どれだけ時間が経っても飽きない。女房は40分ぐらいで上がったが、小生一人引き続き入っているも、そう長い時間、無料の貸切風呂を独占しては申し訳ない気になり、1時間弱で切り上げる。
 夕食後、一眠りしてから大浴場へ。内湯は檜(杉?)張りの浴槽、露天風呂は岩風呂で、ともに5人ぐらいしか入れそうにない、比較的小さな造り。でも、誰一人入ってこないから、貸切状態。内湯は熱めで、露天風呂は程よい熱さ。なお、今回気が付いたのだが、露天風呂の源泉流し口は熱いのだが、他に2本の流し口があり、片方は出たり止まったりし、ともに温い水が流れ落ちている。これは湯温調節のためか、と思われた。
 気温はだいぶ下がっているのであろう、岩に腰掛けて体を冷やしていると、直ぐに寒くなり、首までしっかり浸かる。ここも寝湯が2か所でできるから有り難い。長く入っていたかったが、女房が早く上がると言っていたから、1時間で切り上げる。
 さて、翌朝、6時過ぎに目が覚め、6時半には温泉に浸かる。再び大浴場である。誰一人入った形跡はなく、出るまで誰も入ってこない。8時近くまで一人貸し切り状態でのんびり過ごす。夜間、曇っていたから、気温は下がっておらず、さほど寒くないから、岩に腰掛けていること多し。
 この宿、たしか10室しかなく、また、コロナ過がために5グループほどしか泊り客がなく、うち2グループは貸切風呂を使うからであろう、大浴場は男女ともガラガラで貸し切り状態という、とても恵まれた今回であった。ただし、大人の男女8人と子供3人のグループがあり、子供3人がはしゃぎまくり、夜の露天風呂における湯治は、隣の貸切風呂から黄色い声がやたらと飛んできて、ゆったりした気分になれなかったのが、玉に瑕(きず)。

 次に、食事であるが、この宿「山ぼうし」は、料理は抜群にうまい。今回も期待を裏切らなかった。ただし、今回は刺身の量が多く、その分味が落ちていた。また、ご飯は夕食時にはめっぽううまかったが、朝は普通の宿の味に変化。これは、焚くときの水加減が悪かったのであろう、少々柔らかめになっていたから、味が落ちたと思われた。
 ところで、刺身にはたいてい甘エビが付いてくる。小生は、これは甘すぎてうまいとは感じない。いつも女房に食べてもらう。ただし、お頭は2匹分、小生がゲット。1匹は飛騨牛のステーキを焼くときに甘エビの頭も焼いて食べる。もう1匹は、鍋物(今回はキノコ鍋)に入れてエビの頭で出汁をとる。こうすると鍋物が一段とうまくなる、と勝手に考えている小生である。

 紅葉はまずまず、温泉はよし、料理もよし、大満足の湯治旅行であった。
 もう一つ有り難いことがある。どの部屋にも囲炉裏が付いており、換気扇を回すことができるから、心おきなく紫煙をくゆらすことができるのである。もちろん灰皿も置いてある。ヘビースモーカーの小生には、至れり尽くせりのサービスだ。
 そして、今回、初めて行ったのだが、囲炉裏に炭が置いてあり(5月は置いてなかったと女房が言うが、小生にはその記憶なし)、それに着火して炭火に当たるという風流な、これぞ囲炉裏だ、というのを味わった。なかなかいいものである。
 女房も、ここを定宿にしたいと言っており、来年も、紅葉真っ盛りとなるであろう10月半ば過ぎに投宿したいと考えているところである。

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
宿食につき脳トレならず

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
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10.31 紅葉真っ盛りの奥飛騨温泉湯治旅 [湯治旅行/宿泊旅行]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 毎年、今の時期には女房と2人で紅葉を楽しみながらの湯治旅に出かけたいのだが、この頃には業界の1泊旅行があったりしてあまり行けてない感がする。さすが去年はコロナがために業界の旅行はなく、女房と2人で出かけられた。そして、今年も同様な状態となり、今日明日で紅葉真っ盛りの(か、どうかは行くまでは分からなかったが)奥飛騨温泉湯治旅に出かけることとなった。
 紅葉シーズンに奥飛騨へ出かけるのは久しぶりである。この日記を見てみたら、日記を付け始めて9年になるも、1回も行っていない。それ以前は幾度か行ったが、新緑と違って紅葉ばかりは年によって当たり外れがあり、外れの場合が多い。奥飛騨の紅葉は10月初めに台風の襲来がなく、かつ、10月上旬から冷え込みが続くと10月半ば過ぎに奇麗な紅葉になるようだ。こうしたことから、今年は10月上旬が9月の陽気で、あまり期待できない感がしたが、10月半ばに強い冷え込みがあり、例年より遅れての紅葉がどれだけは様になっていないかと、楽しみにして出かけた。
 奥飛騨で最高の紅葉が見られたのは、10年ちょっと前のだったろうか、たしか18年ぶりの奇麗な紅葉になった、その最盛期にぶち当たったのである。そのときNHKの中継車が来ていて、その奇麗な紅葉を中継していたのである。その車はなんと東京ナンバー。銭のあるNHKにつき、お江戸本社の社員が遊びに来たんだ、少なくとも1泊2日で。名古屋支局の中継車で日帰り中継すればいいものを、である。
 さて、今年の紅葉はいかに。予報では今日明日ともに、あいにくの曇り空で紅葉見物には条件が悪い感がしていたが、思いのほか天気はいいほうに外れた。
 以下、今日・明日(10月31日、11月1日)まとめて、記事を残す。
 初日は東海北陸自動車道を通ったのだが、標高の高い蛭ヶ野(ひるがの)高原あたり(海抜1000m弱)はまずまずの紅葉であった。高山を過ぎて一般道に入った頃から曇り空となり、奥飛騨の玄関口である(一番標高が高く、海抜1250m)平湯の紅葉はイマイチの感がした。少し下って新平湯の宿「山ぼうし」から見える紅葉もパッとしなかった。
 2日目は9時過ぎから晴れてきて、木々に日が当たり、紅葉がきれいとなる。そこで、平湯温泉街から安房峠道路へ入ってみることとした。10年ちょっと前、この道路から見る紅葉が最高に良かったからである。温泉街からしばらく走ると、紅葉のトンネルとなり、それは見事なものであった。しかし、それから先は標高が高くなり、紅葉はもう終わっていた。でも、2千mを超える山並みは皆、雪化粧しており、それが間近に見られ、堪能できた。長野県堺の峠で折り返し、平湯バスターミナルに近付くと、その周りの山々が紅葉真っ盛りの状態で、期待した以上に奇麗であった。もっとも茶色の紅葉がけっこうあったが。
 帰り道は例によって高山から郡上八幡へ通ずるせせらぎ街道を走った。峠は海抜1100m強もあるから、ちょうど紅葉真っ盛りで、平湯と同様の紅葉が楽しめた。峠の前後、けっこう長い距離がずっと紅葉真っ盛りで、それを知ってであろう、紅葉見物の自家用車が入り込み、交通量は普段の3倍はあった感がした。
 以上、天候にも恵まれ、期待以上の紅葉を見ることができた。もっとも10年ちょっと前に比べると格段の差が付いてしまうが。よって、来年は、10年ちょっと前の紅葉の再来を期待して、10月半ば過ぎに奥飛騨へ行くこととしたいと考えているところである。

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
7品思い出す。1品は別のもの。他に1品。6/9で65点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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8.11 最高の避暑地、海抜1800mにある濁河温泉1泊2日の湯治、今年は3人旅 [湯治旅行/宿泊旅行]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 今日明日の1泊2日で出かけることとした海抜1800m、御嶽山七合目(六合目ともいう)にある濁河温泉での夏の湯治。ここへはほぼ毎年お盆過ぎに出かけているが、今年は帰省している娘を伴っての3人旅である。娘がぜひ行きたいというから、 最高の避暑を楽しませてやることにした。
 4年連続して「湯元館」である。一昨年から老夫婦2人で営業しておられ、よって、部屋数は10室以上あるも宿泊は4組までだが、今回は3年前にお会いした娘さんが手伝いにきてみえたものの、3組で総勢7名と極少人数の受け入れであった。
 さて、今年の盛夏は天気が不安定で雨の日が多いし、御岳辺りは連日夕立がある。到着して直ぐに女将さんにも聞いてみたが、そのとおりであった。よって、今年は早めに出かけねばいかんと覚悟していたが、幸い、娘は晴れ女なのだろう、今日一日天気はいいという予報が出ていたし、明日も午前中は天気がもつとのことであるから、長距離山岳運転も楽なものとなる。実際、そのようになって有り難かった。
 娘は初めての濁河温泉であり、まずは宿に着く手前にある日和田高原の白樺林を散策。ここは海抜1300mしかないが、けっこう涼しい。散策を堪能した次第。
 宿に着く直前にある市営露天風呂を通りかかったら水曜日定休で、今日は入れない。宿の湯と泉質がどれだけか違い、ここにまず入りたかったのだが、残念。宿に1つしかない浴場(といっても露天風呂は付いている)に3回は入るしかない。
 娘も温泉好きで長湯する。小生とどっこいどっこいだ。寝る前の風呂と朝風呂は小生のほうが少し早く上がったくらいである。で、小生はというと、宿に着いて直ぐの風呂に2時間弱、寝る前の風呂に1時間、朝風呂に1時間半、そして滅多にないが、朝食後にも小1時間温泉に浸かった。
 というのは、朝風呂を上がるときに冷水シャワーを浴びすぎて体が冷え切ってしまい、朝食を食べても体が十分には温まらなかったからである。ちなみに朝6時に起きたときの気温が16℃、朝食後は17℃(喫煙コーナーの玄関先に寒暖計あり)と小寒いから、そういうことにした次第。真夏の避暑地の贅沢というものだ。
 今回気が付いたのは、夜と朝、廊下を歩いたら、プーンと温泉臭がしたことだ。これは最高のご馳走。いかにも温泉地だ、といった気分になる。臭いをたっぷり堪能。
 去年も一昨年も夜間は晴れ渡り、駐車場で満天の星空を楽しんだのだが、今年は夕方から曇空となり、これはかなわなかった。娘に星空を見せてやりたかったが、残念。
 食事はいつもどおり女将さんの手料理で、とてもおいしい。岩魚の骨酒3合を女房と娘に少し手伝ってもらい、残さず飲み干すことができた。山家の料理には骨酒が合う。
 実にいい湯治旅であった。満足、満足、大満足。
 もう少し書きたいが、あれやこれやで忙しく、今回はここまで。

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
7品思い出す。他に1品。7/8で90点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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5.17 奥飛騨温泉郷福地温泉「山里のいおり 草円(そうえん)」の湯治旅(その2) [湯治旅行/宿泊旅行]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 昨日今日の1泊2日で奥飛騨温泉郷福地温泉「草円(そうえん)」へ湯治に出かけたのだが、宿のことについて少々追記し、宿以外のことについても今日の日記につづっておく。
 小生はヘビースモーカーであり、近年、宿屋はどこもかも禁煙室になりつつあり、閉口している。奥飛騨温泉郷でベストスリーに入る人気旅館(福地温泉「長座(ちょうざ)」、新平湯温泉「山ぼうし」、福地温泉「草円(そうえん)」)のうち、「長座」は随分前に全館禁煙となり、特定の場所でのみ、つまり喫煙室でしか紫煙をくゆらすことができなくなった。禁煙室の名はたしか「燻処(いぶりどころ)」であったと思う。このネーミングはなかなかおつなものでいいのだが、玄関ホールにある囲炉裏端(薪を燃やし、ホールにけっこう煙がたなびいていて、きな臭い)まで、最初は禁煙にされてしまった。しばらくたって投宿したときは、囲炉裏端は喫煙可能となったが。
 でも、「草円」は全室喫煙可である。もっとも、「山ぼうし」のように気軽にたばこが吸える囲炉裏部屋があるわけではないが。「草円」の場合、灰皿がいい。陶器製でしっかりした蓋ができるようになっている。もみ消さずに、そのまま入れて蓋をすれば吸い残しは直ぐに消えてしまうからある。もっとも、締め切った部屋でたばこを吸うと煙草臭が室内あらゆる所についてしまうから、常に窓を開けて煙が外へ出るようにしてたばこを吸ったが。
 館内に自動販売機はなく、代わりに「“手動”販売機」が3箇所にあった。氷水で冷やされた(あるいは冷蔵庫の)飲み物を勝手に取り出し、その商品の個数を書き、ルームナンバーを記入しておけばいいのである。チェックアウトのとき、回収された購入表をもとに清算するのである。タダ飲みする御仁も少しはいるだろうが、自動販売機の設置経費を考えれば、このほうが安上がりだろう。宿でまず買ったことのない販売機の飲み物であるが、「“手動”販売機」の面白さにつられて1本買ってしまった次第。
 ルームキーはたいていの宿は1つしかないのだが、この宿は2つ。入浴に出かけたとき、女房も長湯するから、部屋の前で待ちぼうけさせられることがままあるも、キーが2つだと時間を気にせず部屋に帰って来られる。これは有り難いサービスだ。

 湯治に出かけたのは昨日の正午。小雨がずっと降っていた。少々運転しにくいが、雨に打たれた新緑はまあまあの眺め。コロナ過ということがあって、東海北陸自動車道は空いており、マイペースで走ることができた。
 高山から奥飛騨へ向かう一般道で、途中、自家用車で出かけたときには必ず立ち寄る蕎麦屋さん。高山市丹生川町日面にある「明郷(みょうごう)」。高山では、高山市街地(上二之町)にある「恵比寿」が有名だが、「明郷」も負けず劣らずうまい蕎麦を食わせてくれる。うまい蕎麦はザルで食うに決まっている。何度来ても、いつもうまい。最近は頼まなくても、頃合いを見計らって蕎麦湯を持ってきてくれるから、これまた有り難いサービスだ。
 帰りもずっと小雨模様。いつもどおり帰りは高山から郡上八幡へ抜ける「せせらぎ街道」を走る。ここは新緑の眺めがとてもいい街道だ。少し離れた山々は雨や霧でかすんでしまうが、直ぐ近くの山の新緑はきれいに見えるし、新緑のトンネルになっている個所が随所にあり、その通り抜けが最高に気分いい。
 土産物としては真っ先に「ワラビ」であり、福地温泉の朝市に行ったが、タラの芽はあるもワラビはなし。そこで、せせらぎ街道を過ぎたあたりの明宝の道の駅に行ったところ、ちゃんとあった。そして、ここでいつも買う「母袋 燻り豆腐」をゲット。燻製の豆腐だが、味はチーズといった感じ。これが小生の好物。他に、変わり種の豆腐も購入。そして、明宝ハムの本拠地ゆえハムやソーセージが全種並んでいるから、今回初めて買ったのだが、一番高いハムをゲット。どんな味がするのか楽しみだ。
 以上、雨、雨、雨の2日間であったが、夫婦2人とも大満足できた湯治旅であった。
 まあ、しかし、雨の中、片道3時間の車の運転はけっこう疲れるものだ。この歳(72)ともなると、これが限界の感がする。

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
宿食につき脳トレ休み

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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5.16 奥飛騨温泉郷福地温泉の「山里のいおり 草円(そうえん)」での湯治 [湯治旅行/宿泊旅行]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 今年、1泊2日の湯治旅は1月半ばに飛騨古川の料亭旅館「八ッ三館(やっさんかん)」へ行って以来、ずっとご無沙汰している。1月はコロナ過のなか無理やり行ったような状況で、不良ジジババの湯治旅であった。3月あたりにもどこかへ出かけたかったが、常習犯に見られそうで遠慮したところである。
 夫婦揃って湯治好きであるゆえ、5月にはどんなことがあっても行こうと決めており、早くに予約した。早く予約しないといっぱいになって予約できないということもあった。奥飛騨温泉郷でベストスリーに入る人気旅館だからだ。
 ちなみにベストスリーは、福地温泉「長座(ちょうざ)」、新平湯温泉「山ぼうし」、そして福地温泉「草円(そうえん)」と聞く。皆、古民家移設をメインとしており、奥飛騨では「長座」が元祖だ。前2つは何度か泊まったことがあるが、「草円」は今回が初めて。とても楽しみにしていて、今回、やっと投宿できることとなった次第。
 予備知識として、「草円」のホームページ https://www.soene.com/ を見てみたら、館内に大浴場(露天風呂付き)、少し離れた所に露天風呂が2つ(時間によって男女交替となる)、そして貸切風呂(露天風呂付き)が3つ。いつものことだが、温泉には3回入るから、今回初めてだし、到着時に露天風呂、寝る前に大浴場、朝は露天風呂としようかと思ったが、現地に来て、泉源が3つあるとのことで、朝は貸し切り風呂(無料で空いていれば入れる方式)とした。
 風呂の大きさは、いずれもこじんまりとした広さで、貸切風呂も同じ大きさだから、こんなに大きな貸切風呂は初めてだ。もっとも3つある(ただし1つは現在修理中)うちの1つに入っただけだから、他の2つの大きさは分からないが。泉質は奥飛騨温泉の一般的な泉質であったが、貸切風呂は他より濃厚で、温泉臭が楽しめた。
 15室あるが、コロナがために空いており、駐車場に車が5台であったから、バスで来た人があったとしても半分空いているといった状態で、風呂もがら空き。2回とも概ね一人貸し切り。特に女性客が少なく、女房のほうは完全貸切状態であったとのこと。
 例によって、小生は3回とも長湯。到着後に1時間半、寝る前に小1時間、朝1時間、あっという間に過ぎ去った長湯であった。大浴場の湯温は43℃はあったろう、熱くてかなわん。女湯は適温であったというから、やはり湯温調整はなかなか難しいのであろう。

 一番のご馳走は、以上にしたためた湯治であるが、ついでのご馳走は食事である。「長座」も「山ぼうし」も食事は抜群にうまい。ここ「草円」もさすがにうまい。
 夕飯で特に気に入ったのは、岩魚の焼き魚の大きさだ。各宿、近年は小さな岩魚が多いのだが、ここはけっこう大きかった。その昔の「長座」ほどの大きさではなかったが、堪能できた。そして、ご飯のうまさには驚いた。抜群にうまい。特別な有機米を釜炊きしたものであるから、最高だ。「長座」も「山ぼうし」も、ここまではうまくない。
 当然に、岩魚の骨酒も飲んだのだが、これもうまい。2合を頼んだのだが、正味2合入っているのではないかと思うほどに日本酒が入っており、女房に小々助けてもらったほどだ。
 朝飯もいい。奥飛騨では、必ずホウバ味噌(ホウという名の樹木の大きな葉に味噌を乗せ、その上にネギやキノコが乗っかっている)がでる。これを炭火の上の網(アルミホイルが貼ってある)に乗せ、そのままでは味噌が焦げるから、具を時々かき混ぜてやる。たいていの宿は味噌が塩っ辛すぎるのだが、ここはマイルドだ。そして、小生の食べ方は、ここにサラダの野菜も乗せる。いつもは味噌に混ぜるのだが、今回は味噌がマイルドだし、ホウバがでっかいから、これは温野菜として食べた。
 ひとつ面白い趣向として、朝、餅付きの実演を見せてくれ、つき上げた餅を海苔巻きと味噌まぶしにしてふるまってくれたことだ。つきたての餅はやはりうまいものだ。
 温泉良し、食事良し。古民家造りの雰囲気良し。言うことなし。定宿にしたい「草円」である。なお、ここは従業員が男ばかりのようであり、女性客に大いに受けそうな宿である。今回は女性客が少なかったが。
(この続きは明日の日記で)

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
6品思い出す。正解。100点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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1.18 心置きなく一杯やりながらのがら空きの列車旅 [湯治旅行/宿泊旅行]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 昨日今日と1泊2日で飛騨古川の料亭旅館「八ッ三館(やっさんかん)」へ湯治に行ってきたのだが、岐阜駅から午後1時過ぎのJR高山線ワイドビューひだに乗り、2時間少々で飛騨古川駅に着く。迎えを宿に頼んであり、労せずして投宿できた。
 一昨年までは奥飛騨温泉まで出かけていたが、そうなると高山駅から濃飛バスで1時間以上かかるから乗り疲れするし、バス停から少しは歩かねばならない。加えて、帰りは吹雪の中でバスを待たねばならないこともある。
 そうしたことから、温泉地ではないものの(でも、この宿は部分的にいちおう温泉)、ゆったりくつろげる宿が古川にあると聞いて、去年も冬の湯治はここにした。
 この時期は1年で一番寒い時期であり、例年、飛騨へ泊りがけで出かける人は少ない。中国人客のほうが多いくらいになってきている。よって、列車にはまあまあ乗客が乗っている。ところが、今年はコロナ騒動で外国人は一人としていないから、乗っているのは日本人だけであり、それも緊急事態宣言が出されたから、自粛が相当なものだ。
 往きはグリーン車に乗ったが、1車両に4グループほどしかいない。こうなると、マスクは不用だ。もっとも、どっちみち列車に乗るや否や日本酒でチビチビやりながらの旅であるから、マスクは片耳にぶらさげた格好ではあるが。女房はというと最初は真面目にマスクをちゃんとしていたが、“こんなに空いてるんだから、逆三密だ。マスクは外せよ。”と言って、外させた。
 帰りとなると、午前11時過ぎの乗車ということで、もっと空いていた。普通車の指定席だったが、古川で乗ったときは、その車両には1人乗っていただけで、高山と下呂でほんの少し乗り降りがあったようが、下呂からは1車両に我々夫婦だけ。気持ち悪くなるほどの空きようだ。よって、帰りもマスクなし。
 さて、往きの列車で、降車時にはほろ酔い加減でいい気分になっていた。お次は、夕食前の露天風呂での一杯だ。これを楽しみにしていたが、宿に着いて説明を聞くと、今年はコロナがために露天風呂での無料飲酒サービスは中止にしているという。これを楽しみにしている投宿者が多いようで、皆さん残念がっておられるとのことであったが、小生なんぞ、これなしなら来るんじゃなかった、と叫びたいほどのもの。
 しゃあないから、往きの列車の中で飲んだ日本酒の残りをグイッとやり、湯治場へ行くしかなかった。残念無念である。
 帰りの列車でもチビチビ飲むのが通例だが、残った日本酒がどれだけもなく、これは朝風呂あがりにグイッと飲み干し、帰りはもっぱら居眠りすることとした今回の列車旅。丸二日酒漬けでは体がもたんようになった老体につき、これがよかろうというもの。
 ところで、湯治のほうだが、昨年書いたこととほとんど同じであり、省略するが、今年はまあまあ雪があり、露天風呂周りの岩も雪化粧されていた。この雪に触らずして風呂から出られるか、である。ちゃんと雪に触り、かつ、その雪を顔にくっ付け、ひんやり感をしっかり味わせていただいたところである。
 なお、ここは老舗の高級料亭であるゆえか、サービスが行き届いている。昨年書かなかったが、風呂場にフェイスタオルとバスタオルが置いてあり、部屋から持参しなくていい。手ぶらで行って、入り口でフェイスタオルをひょいと1枚つかみ入場すればいいのである。3回風呂に浸かったから3枚使用。贅沢三昧、大名気分。
 この宿では、たいていの人はバスタオルも使うが、小生は家では使うも、湯治場へ行ったときにはバスタオルを使ったことがない。浴室内で体をざっとフェイスタオルで拭いて、そのタオルを腰に巻き、濡れた髪をドライヤーで乾かしたりしていると、そのうち体がきれいに乾くからである。フェイスタオルを腰に巻く、こんなことができるのは小生が小柄でやせ型であるからだろうが、実に便利な使い方であると小生は自負している。
 なんにしても、今年もいい湯治旅であった。来年も今時分に行くことに女房ともども決定。「八ッ三館」は我が夫婦の冬の定宿となった。
 ところで、女房が朝の入浴で一緒になった湯治客から良い情報を得た。3組の夫婦のグループでしょうちゅう湯治しておられるそうで、奥飛騨宿情報にも詳しい。あそこは前は良かったが今は食事がダメになったとか、奥飛騨ベストスリーはどこで(これは承知していた)、どこがどのようにいいかも詳しく教えてくださったそうだ。まだ行っていない奥飛騨ベストスリーの一つには今年の新緑の頃にぜひ出かけたいものである。

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
宿食につき脳トレ休み

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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1.17 緊急事態宣言のなか不良ジジババが「君の名は。」の聖地へ湯治に出かける [湯治旅行/宿泊旅行]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 得体の知れない疫病が爆発的に流行る恐れがあるとして、江戸幕府将軍様から緊急事態のお触れが出され、物見遊山行脚支度金は停止されてしまった。我が岐阜藩藩主のお殿様も、他藩へ行くことなかれ、他藩から来るな、との御触れを出されたようでもある。
 我が夫婦は毎年、冬の土用入りの頃に、岐阜藩藩主が管轄なさる雪深き飛騨国へ湯治に出かけるのを恒例行事とし、露天風呂周りの雪を愛でるのを楽しみにしている。今年は、物見遊山行脚支度金でもって随分とお値打ちに出かけられることとなったので喜んでいた。というのは、宿賃のみならず陸蒸気の運賃まで面倒を見てもらえ、なおかつ土産物がただでもらえる藩札までたんまりいただけるとのことであったから。
 ところが、である。先ほどの御触れがために支度金はなしとなり、物見遊山屋へ追い銭を届けねばならくなったし、土産物藩札は没収されてしまった。とても残念なことではあるが、ここは、去年と同じ銭で行けるのだから、文句は言えない。
 さて、岐阜藩藩主のお殿様から、夜の商いは自粛せよとのお達しが出されているようだが、日中の藩内行脚については特に沙汰されていないようである。もっとも、あまり動き回るのは避けよとのことであるから、このたび企てた物見遊山行脚は遠慮せねばならぬかもしれぬが。
 でも、行脚禁止とすると旅籠がみな潰れる恐れがあり、藩内行脚は一切おとがめなしやに聞き及んだ。物見遊山屋の話であるから、本当かどうかは怪しいが。まあ、ここは信用が置ける大手商屋の言うことだから、何かあっても言い逃れはできよう。
 そこで、本来ならば自粛すべきかもしれないが、大手商屋の強いお誘いもあり、ここは横着を決め込み、当初の予定通りに、不良ジジババがそろって飛騨国の「君の名は。」の聖地へ湯治に出かけることにした次第である。
 その湯治宿は、去年初めて投宿した料亭旅籠「八ッ三館(やっさんかん)」であるが、夫婦二人ともいたく気に入ったものだから、定宿にしようと今年も出かけることにしたところである。
 なお、「君の名は。」とは、4年ほど前に上映された漫画活動写真であり、遠く唐国でも大人気を博したようで、去年は陸蒸気の停車場、飛騨古川駅には和人よりも唐人のほうが多かったし、「八ッ三館」の投宿者にも唐人が目立った。
 その唐人も、今般の流行り病の影響で、将軍様が厳しく鎖国されたがゆえ、一人として見かけず、停車場は閑散としており、なおかつ他藩からの物見遊山行脚者は関所がどこかに設けられていたのかどうか定かでないが、湯治場もほんのわずかの和人しかいない。
 随分とさびれた旅籠の感がしてきて、今後も流行り病が続くとなると、来年は潰れてしまうのではないかと心配になるほどであった。
 そうしたこともあって、この旅籠は我が夫婦で貸し切りも同然。マスクも不用で「三密」とは縁遠い世界を満喫。そして、広い浴場で思いっきり手足を伸ばし、誰にも邪魔されず、ゆったりと心おきなく湯治を楽しむことができたのでありました。幸せー!

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
4品思い出す。正解。100点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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