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5.16 金婚式記念沖縄旅行早々と予約完了 [湯治旅行/宿泊旅行]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 1年半ほど先のことになるが、来年、我が夫婦は金婚式を迎える。女房が、その記念として沖縄、わけても宮古島へ行きたいという。小生としては、新婚旅行に行った九州を再び巡りたいと思っていたが、それは口にせず、女房の希望に二つ返事で従うこととした。
 で、時期をどうするか、ということになり、沖縄は2月がいいと、これも女房の提案どおり決まった。
 そうしたことどもを数日前から女房が東京在住の娘と盛んに電話でやり取りし、9か月も先のことだが、飛行機&宿のセット予約を娘が代行してくれた。
 宮古島3泊4日ののんびり旅である。幸い中部国際空港から直行便が1日1往復出ており、行きは正午頃、帰りは午後3時頃のフライトだから当日も急がせられることはない。娘がレンタカー予約はどうする?と聞いてきたが、どこかへ観光に行くならタクシーを使えばいいから不用とした。
 金婚式記念旅行は、なんにしても“1にのんびり、2にのんびり、3、4がなくて、5にのんびり”だ。ボケ―ッと海を眺めているだけで1日が終わる、そんな旅にしたい。女房もそう願っているから、有り難い。
 娘に甘えて予約からボケ―ッとした。この調子だと、ボケが急激に進み、9か月後には狭い宮古島で迷子になってしまっているかもしれぬ。それもいいではないか。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。


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<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
外食につき脳トレ休み

※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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1.7 飛騨高山温泉「花扇(はなおうぎ)」湯治旅(その2 食事etc.) [湯治旅行/宿泊旅行]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 今冬の湯治旅を飛騨高山温泉「花扇(はなおうぎ)」に決めたのは11月初めであった。行くとすると自家用車では無理なので、例によってJR東海ツアーズの「ぷらっと旅」である。はたして花扇が契約旅館になっているか、調べてみたら運よく入っていた。少々ややこしくなるが、「ぷらっと旅」のなかの「ずらし旅×冬こそ飛騨路」という旅行プランで、JR高山線の特急ひだの切符と宿代をセットにした割引クーポンである。もう10年ぐらいこれを利用しているが、どれくらい安くなるか、もう忘れたが、少々足すとグリーン車に安く乗れるのが魅力だ。最初の頃は500円、その後1000年、今は1200円足さねばならなくなったが、グリーン車はゆったりできるから、有り難い。もっとも、グリーン車も2種類あって、4列シートと3列シートがある。今回は行きも帰りも3列シートだっからラッキーであった。

 岐阜駅発は13時8分、高山駅到着は15時10分。その間、日本酒を1合、チビリチビリとやりながら、車窓の風景を楽しむ。下呂(げろ)には雪はなし。萩原、小坂へ進むもほとんど雪はなし。渚あたりでまあまあの雪景色となり、久々野、飛騨一宮と進むとより良い景色となる。トンネルを抜けると、そこは雪国であった、といった塩梅で高山盆地に入る。といっても、積雪は10cmを切っており、いたる所地肌を露にしているが。

 宿からのお迎えバスが15時30分発。これに乗り、宿「花扇(はなおうぎ)」に到着。まずは、ロビーにておもてなし。数種類の中から選択。女房と娘は抹茶、小生は生姜湯。それをいただく間に宿帳を書く。高級旅館にありそうなやり方だ。
 部屋はあっさりした和風のものであったが、窓から庭が見え、あらかた雪化粧しているから、眺めよし。部屋は禁煙であり、窓を開けてたばこを吸ってやろうかと思うも、あまりに冷たい外気が入り込むから、それは止め。
 ロビーなり、廊下なり、部屋には正月向けの生け花がしっかり飾ってあり、これも目を和ませてくれる。なお、いたるところ床暖房してあり、スリッパなしでの行動。これもいいやり方だ。部屋も床暖房してあるが、布団を敷いた後は電源オフとなる。

 客層には驚かされた。ほとんどが若い方で、我が夫婦は最年長であったろうか。そうしたこともあって、与えられた部屋は、浴場にも食堂にも近い、とても便利な場所であった。これはほんと有り難いことだ。また、カギは2つもらえ、女房と娘は同一行動となるも、小生は別行動になることが多く、これまた助かる。
 それにしても客層が、奥飛騨と高山市街地で大きく違うのに驚かされた。若夫婦、小さな子供連れの家族がほとんど。これは日本人客のことであるが、外人客もかなり目に付いた。欧米人がけっこういるし、中国人、韓国人も複数組いた。国際都市・高山といった感じ。まだコロナ規制が残っているが、これからはコロナ前の状態になろうから、この宿「花扇」は外人客のほうが過半となるかもしれない。
 浴場は、ほとんど日本人ばかりで、中国人は1人見かけたが、欧米人は見なかった。韓国人となると、これはしゃべらないことには判別できないから、不明だが。

 さて、食事はどうかというと、ホームページに岩魚の骨酒が載っていたから、これを注文しておいた。山家料理にはやっぱり骨酒がふさわしい、と思う小生ゆえ。その岩魚、なんと2匹も入っていた。けっこう大きな岩魚だったから、1匹で十分なものを。あまりにもったいないから、その岩魚を食べてみた。ときおり食すのだが、十分に素焼きした岩魚が酒に浸かると、身はパサパサになり、ちっともうまくない。よって、1匹の半分の身を食べるにとどめる。いつも思う。もう食べるのは止めよう、と。今回も、そのように思ったが、いつかまた性懲りもなく身を突くことになるやもしれぬ。
 一通りの懐石料理が出てくるが、器もいいし、味もいい。十分に堪能させてもらえた。特上の味とまではいかないが、上の部類にしっかり入り、概ね満腹。少々物足りなさを感じたゆえ、昨日の日記に書いたとおり、温泉に浸かった後、宿のラーメン亭へ足を運んだ次第。まずまずの味であった。
 朝食はというと、飛騨では珍しく塩分控えめ、ボリュームは十分あり、味もよし。ホウバ味噌は飛騨ではどこでも出るが、ここのホウバ味噌は一工夫されていた。固形燃料で暖め、焼く方式に変わりはないが、下に不燃紙が敷いてあり、その上にホウバがあって、刻みネギを添えた味噌が乗っている。不燃紙が敷いてあるゆえ、ホウバが焦げて穴が開くという恐れはないし、味噌が焦げるということもない。こうした例は今まで経験したことがない。うまいこと考えたものだ。
 ところで、小生のホウバ味噌の食べ方というと、いつものことだが、味噌にサラダ、漬物、その他味噌和えにしていい野菜を全部乗っけて混ぜて温野菜として食す。味噌がほんの少ししか乗っていなかったから、薄い味噌味野菜となってしまい、残念だった。これは外道の食べ方だから文句は言えない。

 帰りは宿で最大限粘って、最終の11時10分発の送迎バスで高山駅まで送ってもらった。チェックアウト後、コーヒーのサービスがあり、味も良かったが、器が面白い。最初はコーヒーが四つ葉マークの形に見え、飲み進むとハートマークになる。じゃあ、もう少し飲むとダイヤになり、最後はスペードか。と思うも、そうはならず。最後の最後にちょちょっと変わり、これも面白い。こんな器があるなんて驚いたところである。
 ロビーには1か所だけ囲炉裏があり、概ね宿泊客が出払った最後の15分ほど、そこで寛がせてもらえた。これも風流である。

 といった高山温泉湯治旅であった。満足、満足、大満足。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。


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<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
宿食につき脳トレ休み

※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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1.6 飛騨高山温泉「花扇(はなおうぎ)」湯治旅(その1 温泉) [湯治旅行/宿泊旅行]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 飛騨高山には、らしい温泉といえば奥飛騨にしかないが、高山市街地にも温泉と銘打った宿はあることはあった。そうした所は辛うじて温泉といえる半分まがいものばかりであろうと思っていたが、「飛騨亭(ひだてい)花扇(はなおうぎ)ー飛騨高山温泉旅館」は、飛騨高山で唯一無二の泉質を持つ、地下1200mから湧き出る「神代の湯」と銘打った、ちゃんとした温泉らしき温泉があることをつい最近知った。飛騨高山の温泉旅館のなかでも数少ない自家源泉で、その触れ込みは「お湯のなかで肌を触るとぬるっとするほど柔らかく、とろみのある美容液のような泉質が魅力です。しっとり滑らかな感触がくせになり、何度でもつかりたくなります。」とある。こりゃあ、下呂温泉とおんなじ泉質であろう。
 ということで、今冬は高山の花扇で湯治することにした次第。例年、高山駅に着いてから濃飛バスで1時間以上揺られて奥飛騨温泉郷まで行っていたが、バスに乗り疲れするし、翌日の停留所でのバス待ちが吹雪の中という事態になることもある。よって、なるべく駅に近い便利なところを探していたところであり、お迎えバスが来てくれ10分で着くとのことで、ここは大いに助かる。2年前と3年前には、高山のもう一つ先にある飛騨古川の料亭旅籠「八ッ三館(やっさんかん)」に投宿したが、残念ながらここは温泉ではない。湯治となると、やはり温泉がいい。

 午後4時少し前にお迎えバスで宿「花扇」に到着し、早速に温泉に浸かる。内湯、露天風呂ともにまずまずの広さである。いきなり露天風呂に浸かる。宿の触れ込みどおり「ぬるっとする、とろみのある」泉質だ。高山線で30分ほど下った、有名な下呂(げろ)温泉には泉源が幾つかあるが、その中でも上の部類に匹敵する泉質の良さだ。内湯、露天風呂ともに温泉臭は漂っていなかったが、手を顔につけて匂いを嗅ぐと、ちゃんとしたいい温泉臭がする。満足!である。
 ここにはサウナもあり、従って水風呂がある。のぼせそうになったら水風呂に浸かればいい。水が冷たいから10~15秒しか浸かってられないが、十分に熱気が取れる。3回ぐらい冷水に浸かったが、たいていは露天風呂の淵に腰掛けて、冷気で体を冷ます。気温は2~3℃だから、これで十分に冷える。こうした入浴法だから、どれだけでも温泉に入っていられる。夕食の時間が迫っていたから、1時間半弱で切り上げる。前半は数人入っていたが、後半は1人2人。ゆったりと温泉に浸かることができた。
 夕食後、一眠りして9時半頃に再び温泉に浸かる。露天風呂のみとし、水風呂にも浸からず。気温は氷点下1℃台。冷気が心地いい。入っているのは1~2人と少なく、ゆったりできる。少々物足りなかったが1時間弱で切り上げる。というのは、宿でラーメンが食いたかったからだ。ラストオーダーが10時半と思っていたから、そういうことになった。そしたら、それは30分後であって、もうちょっと長く温泉に浸かっておればよかったのに、となってしまった。残念。
 翌朝は、男女交替で、露店風呂がまるで違う。最初は寝湯しかないと思っていた。4人入って満席となる。既に2人が入っており、小生は割り込む形で入り込んだ。ところが、寸法が合わない。背の高い人向けの寝湯だった。小生のようなチビではうまく寝湯できない。前に入っていた2人が上がったところで、隣の仕切りに入ったら、ちょうどいい加減。なんだ、うまく作られてんだ、である。
 それにしても露天風呂がこれだけとは…と寂しい思いをしていたら、少し離れたところで、人の動きを感ずる。目をやると、そこにも露店風呂があるようだ。行ってみると、まずまずの広さの岩風呂があった。こりゃいい。気温は氷点下3℃ほど。冷気が心地好く、のぼせそうになったら淵の岩にあぐらをかいて座り、体を冷ます。
 最初は内湯外湯併せて2~3人が、そのうち1~2人となり、ゆったり湯治。朝食の予約時間が迫り、1時間で切り上げる。少々名残惜しいが、都合3回、延べ3時間強も温泉に浸かれたのだから、これで満足しよう、である。

 この宿「花扇」は客室が50くらいある、けっこう大きな旅館だが、時期的には閑散期なのだろう、さほど宿泊客は多くなかった感がするも、十数組はあったろう。それにもかかわらず、風呂はけっこう空いていた。これはいつものことだが、ゆったりと長時間湯治ができて十分に満足できた。
 ところで、露天風呂に雪があることを期待したのだが、初日の露天風呂は雪は全くなし。2日目は淵のほうにかろうじて少々残っていた。それを眺め、かつ、手で触り、“冬の高山、雪あり!”と喜んだところである。この雪は、クリスマス寒波で積もったもので、それ以降、まったく積雪はなしとのことであった。まあ、高山は奥飛騨と違い、雪はこんなもんだろう。宿の部屋から庭を見ればちゃんと積雪が楽しめたし、街中もまずまず雪化粧していたから、雪見のほうも満足。
 なお、この宿には外に足湯があったが、出発前に行ってみたものの、気温は0℃前後と、めちゃ寒いから、手で湯に触れただけで足を付けるのは止めにした。ここも「ぬるっとする、とろみのある」泉質であることを確認した次第。
 最後に、ここの泉源の湯量と温度であるが、浴室のどこかに掲示してあるのだろうが、探しもしなかったこともあって不明。公式ホームページにも記載なし。“源泉かけ流し”と銘打ってなかったから、湯量はさほど多いことはないであろう。温度はまったくの不明。いずれにしろ塩素臭はしなかったから、湯量が少なすぎて循環式にしているということはない。沸かし湯なり何なりといったところであろう。
 今日はこれまで。食事やもてなしは明日の日記に書こう。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。


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<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
6品思い出す。1品は別のもの。他に1品。5/8で60点

※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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10.24 奥飛騨温泉「山里のいおり 草円」湯治旅 [湯治旅行/宿泊旅行]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 昨日今日の1泊2日で奥飛騨温泉郷福地(ふくじ)温泉「山里のいおり 草円(そうえん)」へ湯治に出かけた。出発は午前11時15分。東海北陸自動車道→中部縦貫自動車道→一般道と乗り継いで、平湯(ひらゆ)温泉から安房(あぼう)峠へ少々寄り道をし、宿に着いたのは午後3時過ぎ。4時間もかかったが、これは、途中で、例によって、高山市丹生川町日面にある蕎麦屋さん「明郷(みょうごう)」に立ち寄ったこともある。天下一品のザルそばを、日頃は昼食抜きだが、これを食わずに奥飛騨へ行けるか!である。今回もとてもおいしくいただいたところである。

 さて、この宿「草円」へは、ここ2年連続して5月に湯治に来ており、今回で3回目の投宿となる。定宿にしてしまった、といったところ。古民家造りの小宿で、ゆったり落ち着ける、温泉の質も量もいい、食事がうまい、と三拍子揃っているからである。
 前2回ともコロナ過ということから随分と空いていたが、今回は旅行キャンペーンが全国的に大展開されており、15室が満室かと思いきや、駐車場の車は全部で9台、食事会場も空きが散見され、まだまだ空室があったようだ。紅葉シーズン真っ盛りでありながら。

 館内に大浴場(露天風呂付き)、少し離れた所の谷川沿いに露天風呂が2つ(時間によって男女交替となる)、そして貸切風呂(露天風呂付き)が3つ。いつものことだが、温泉には3回入るから、今回は到着時に露天風呂、寝る前に貸切風呂、朝は大浴場にしようと考えた。泉源が3つあり、それぞれ微妙に泉質が異なり、それを楽しもうという魂胆である。もっとも、随分と似ており、その違いはほとんど感じないが、いずれもほんのりといい匂いがするし、気持ち肌がツルツルもする。奥飛騨でも有数の泉質ではなかろうか。
 まず、谷川沿いの露天風呂。この時間は男湯は釜湯。数人でいっぱいになる大きさしかないが、誰も入っておらず、途中で入ってきた人も烏の行水。ゆえに小生一人で貸し切り状態。少々温湯につき、釜の淵にあがっている時間のほうが長い。冷えたら釜に浸かる。温湯ゆえに温泉の匂いもけっこう漂ってくる。これがたまらなくいい。1時間強であがる。
 夕食後は10時頃に貸切風呂(無料で空いていれば入れる方式)に行ってみる。3室とも空いており、そのうちの1か所に入り、小1時間を過ごす。前回か前々回に入った箇所と同じで、とにかくどでかい貸切風呂で、内湯(44℃と35℃の2浴槽)は小さいものの、露天風呂は10人はゆったり入れるだろう。露天風呂の湯温は40℃ぐらい。ゆったり浸かり、ときどき岩の上で冷気にさらす。寒くなったら、首まで浸かる。女房は内湯で温冷交替浴中心。あがり掛けに小雨が降り出す。これが体に当たり、ひんやりして気持ちいい。
 朝は大浴場、といっても内湯は貸切風呂並みに小さく、露天風呂は貸切風呂と大差なく、こちらは板張りの長方形で、半露天。湯温は42℃ぐらいであったろうか。出たりあがったりを繰り返し、朝食時間のこともあって小1時間で切り上げる。この間に一人だけ入ってきたが、この人も烏の行水。ほぼ貸し切りに終わった。
 こうして、まずまずの湯治客があったにもかかわらず、3回とも一人のんびり温泉に浸かることができ、満足、満足、大満足。

 一番のご馳走は、以上にしたためた湯治であるが、ついでのご馳走は食事である。奥飛騨には10か所以上泊まっているが、ここ「草円」は、「長座」「山ぼうし」と並んで食事は抜群にうまい。特にうまいのは、ご飯であり、朝はお櫃(ひつ)が空になり、お代わりも(毎度のことだが)してしまった。
 当然に、夕食で岩魚の骨酒も飲んだのだが、これもうまい。2合を頼んだのだが、今回は、けっこう女房に助けてもらった。というのは、温泉に浸かった後、喉の乾きを覚え、缶ビールを手動販売機(氷水に浸した桶から手に取った飲み物をメモ用紙に記入しておく)で買い、それを飲んだからだ。喉が渇いたのは、温泉で汗をかいたというより、出かけるまで3時間ほど百姓仕事で汗をかいたからだろう。
 飛騨の朝飯といえば、ホウバ味噌(ホウという名の樹木の大きな葉に味噌を乗せ、その上にネギやキノコが乗っかっている)が付き物だ。これを炭火の上の網(アルミホイルが貼ってある)に乗せ、そのままでは味噌が焦げるから、具を時々かき混ぜてやる。たいていの宿は味噌が塩っ辛すぎるのだが、ここはマイルドだ。そして、小生の食べ方は、ここにサラダの野菜も乗せ、温野菜にし、味噌に混ぜて食べる。
 なお、サラダのミニトマトは湯豆腐に入れ、煮トマトとして食す。極力、生野菜は食べない方法を小生は取っている。このほうがうまいからだ。

 他にも書きたいことがあるが、前回と同じことになるし、長くなるから、今回はここまで。なお、過去3回の宿泊でポイントがたまり、5千円割引になった。有り難い。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。


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<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
宿食につき、脳トレ休み。

※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
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10.23 奥飛騨&せせらぎ街道 紅葉見物 ドライブの旅 [湯治旅行/宿泊旅行]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 10月23~24日の当店連休日に、昨年に引き続き夫婦で奥飛騨温泉湯治旅に1泊2日で出かけた。車は軽四であり、最近、年寄りシールを張ったばかりだから、東海北陸自動車道を走るのに、以前のようなスピード(といっても90キロ少々であるが)を出すわけにもいかず、ましてや追い越しなどもってのほか、と肝に銘じて走ることにした。
 例によって、家から5分ほどの岐阜各務原インターから乗ったところ、前を走る車はカッコいい高級スポーツカーでありながら、90キロ弱で走っている。これはいい。車間距離を十分とって、ついて走る。どこまで行くのだろう。20分もしたら美濃インターで降りてしまった。そこからは概ね先頭を走る。後続車がどんどん追い抜いていく。
 中部縦貫道ヘ分岐する清見インターまでは1時間半ほどかかるが、その間、遅い(80キロほど)車を2度追い越すも、90キロ前後でゆっくり走る。制限速度は80キロだが、100キロ前後で流れている東海北陸自動車道。90キロで走っては他車に迷惑になろうが、許されよ、である。

 昨年、久しぶりにこの時期に奥飛騨へ出かけたのだが、今年は1週間ほど早くしたから、奥飛騨はちょうどいい時期になろうが、東海北陸自動車道や帰りのせせらぎ街道は紅葉真っ盛りとはまいらぬであろうと思っていた。
 案の定、標高が1000m弱の蛭ヶ野(ひるがの)高原の紅葉はまだ少々早かった。加えて、曇空だったから紅葉も見栄えがガクンと落ちる。奥飛騨の玄関口である平湯(ひらゆ)は、ここが一番標高が高く、海抜1250mあるも、紅葉はイマイチの感がした。
 チェックインまで時間が有り過ぎるから、平湯温泉街から安房(あぼう)峠の旧道へ車を走らせた。昨年は奇麗な紅葉のトンネルが見られたものの、やはり盛りよりは少し早い感がした。もっとも、枯木も随分あり、年によって一斉に紅葉するときとダラダラと紅葉するときがあり、今年は後者のようで、イマイチパッとしない紅葉になっているようでもある。安房峠の旧道で一番の紅葉スポットへ行ってみるも、曇空ということもあって奇麗な紅葉は全く見られず。

 23~24日の夜は、小雨となった。夜中にどれだけ降ったか分からないが、翌朝はけっこう霧が山の下のほうまで降りてきており、完全な曇。午前9時頃から少しずつ晴れ間が出てきて、10時20分に宿を出る。福地(ふくじ)温泉から、さらに奥へ車を走らせ、新穂高温泉まで(20分で行ける)、ダメモトでいいからと紅葉見物に出かける。
 代わり映えしない紅葉であり、無駄足かと思っていたが、素晴らしい紅葉が2か所も見られた。ラッキー!である。
 まず、栃尾(とちお)温泉地区。直線道路の両側に街路樹があり、黄色の広葉樹が紅葉の終わりがけであったが、その正面に、たぶん北アルプス穂高連峰であろうが、降ったばかりの雪であろう、峰の上部は真っ白に雪化粧しており、ずっと手前の両側の山がまずまずの紅葉。こりゃスゴイ。車を空き地に止めて降り、しばし絶景を楽しむ。
 さらに車を走らせ、どん詰まりの新穂高温泉まで行く。濃飛バス駐車場西の谷川からそそり立つ小山が見事な紅葉になっていた。晴れてはいたが、けっこう雲があって日が当たるのは半分以下であるも、この小山はほぼ全部に日が射していた。絶景かな、である。この小山は長々と続いており、帰り道、2度も車を停めて降り、絶景の紅葉を楽しむ。
 なお、帰り道、栃尾地区からの北アルプス雪景色をもう一度眺めようとしたが、全体に日が当たらなくなっており、峰はすっかり雲で覆われ、まるきしダメ。往きは幸運に恵まれた、といったところであった。
 さて、昨年素晴らしかったもう一つの紅葉スポットへ行ってみた。それは平湯バスターミナルである。その西側の小山の紅葉が素晴らしかったからだ。でも、その小山には全く日が射さず、なんの変哲もない姿しか見せず。しかし、しかし、である。南の少々小高い山がスゴイ。昨夜の雨で木々がすっかり雪化粧しているのである。地上の気温は午前11時頃で7℃しかないから、夜中にその山に雪が降ったのである。その手前の小山の少々の紅葉とのコントラストが実にいい。日が当たっていなかったものの、その雪景色に暫し見入る。

 帰りは同じ道を進まず、例によって高山からは、せせらぎ街道を走り、郡上八幡まで紅葉見物。途中の峠は海抜1100m強もあるも、まだ紅葉真っ盛りとはまいらず、また山に日が射していることは少なくて、当てが外れた。もっとも、道路の両側の木々でトンネルになっている個所が所々あり、そこはまずまず紅葉しており、日が射したりして、実に眺めよし。スピードをぐ~んと抑えて、ゆっくり走る。

 という今回の「奥飛騨&せせらぎ街道 紅葉見物 ドライブの旅」でした。満足!

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
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 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。


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<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
3日前を思い出す。0点

※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
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8.17 標高1800m 濁河温泉 避暑湯治(その2) [湯治旅行/宿泊旅行]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 昨日記事にした、濁河温泉「湯元館」の避暑湯治で、温泉のことは書いた。今日は、それ以外のことについて記録しておこう。
 ここの食事は、いつもどおり女将さんの手料理で、やまが特有の素朴な料理もあれば、創作料理も登場する。一品一品が皆うまいから驚かされる。飛騨の温泉旅館のうち、ここに並び立つのは小生の経験からすると、福地温泉「長座」と「草円」そして新平湯温泉「山ぼうし」ぐらいのものではなかろうか。
 特に、今回の馬刺しは、真っ赤ではなくピンク色っぽく、これがまたうまかった。量が多かったから、半分は飛騨牛と一緒に焼いてみたのだが、やはり生のほうがうまい。
 アルコールは当然にして岩魚の骨酒である。焼き加減がちょうど良く、とてもおいしい。前回は3合を女房と娘に少し手伝ってもらったが、今回は酩酊してはいかんから2合とした。これがちょうどいい量だ。

 標高が高いから、朝は涼しいというより寒いくらいだ。もっとも天気次第で、今年も去年もお盆前後は天気がぐずつき曇なり雨であったから、今年の朝は玄関の寒暖計を見たら18℃と高い。2021年(8月12日)も16℃であった。すっきり晴れ渡った2019年(8月25日)は、朝の気温がなんと6℃で、吐く息が白かった。お盆過ぎは、かように気温が急激に下がる、別天地の濁河温泉である。
 今年は、夜中から雨模様で、今までで一番暖かい朝ということになったが、それでも下界は熱帯夜の毎日だから、天国と地獄ほどの差はやはりある。

 全国的に宿は禁煙傾向にあり、ここは5年前から全館禁煙になったから、たばこは玄関の外で吸わねばならないと思っていた。ところが、御主人が、廊下の突き当りの避難口の所に灰皿が置いてあり、そこでたばこを吸ってよいと教えてくださった。幸い部屋は廊下の一番奥であったから、直ぐ隣に位置し、実に好都合。ヘビースモーカーである小生、わざわざ玄関まで行く必要はなく、非常に助かった。

 観光名所は1か所しかない。宿に着く手前にある日和田高原の白樺林が広大で、散策に最高である。ここは海抜1300mしかないが、散策道が白樺の陰になるから、けっこう涼しい。着いたときにはけっこう晴れていたから、白樺の幹に日が当たって、その白さが際立ち、実に眺めがいい。こうして、散策を十分に堪能した次第。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。


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<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
宿食につき脳トレ休み

※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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8.16 標高1800m 濁河温泉 避暑湯治(その1) [湯治旅行/宿泊旅行]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 毎年今時分に標高1800mにある濁河温泉へ避暑湯治に出かける。この標高に温泉街がある所は2か所しかない。東の万座、西の濁河。
 万座温泉へは2度行ったことがある。温泉街に近付くと温泉臭がプンプンしてくるし、宿の温泉も泉源が幾つかあったりして、湯の色と匂いをいっぱい堪能できる。その点、濁河温泉は控え目。宿の温泉に近付かないことには匂いはしない。泉源もそう幾つもない。加えて、鉄分が含まれた温泉につき、顔を洗うようにして匂いを嗅ぐと鉄分特有のドブ臭い匂いがする。これは1回だけにして、立ち込める湯気の匂いだけ嗅ぐ。これは硫黄臭がして、なかなかいいものである。
 今年は8月16日、17日の1泊2日で出かけた。ここのところ、宿はずっと「湯元館」である。大浴場に付随した露天風呂、これしかないから、3回も同じ所に入りたくなく、宿に着いて最初に入るのは、直ぐ近くにある旧小坂町営温泉。泉質が若干異なるから、いつもそうしている。
 今年は昨年と同様に娘を連れての3人旅で、昨年は女房も娘も町営温泉へは行かなかったが、今年は車で往復することとし、まずは町営温泉に浸かる。ここは御嶽山の登山者がよく利用する。でも、今年は天気がすぐれず、登山者はまずいない。よって、男湯は常時3~4名、女湯は女房と娘で貸し切り状態。たっぷり堪能した次第。なお、男湯はめちゃ広い。昔は混浴であったのを男湯にしたからだ。女湯のほうは男湯に比べると、うんと狭いが、人数が少なければ、けっこう広く感ずるとのこと。
 夕食後に一眠りしてから、宿の温泉に浸かったのだが、男湯も女湯も、なんと宿泊者全員集合。といっても、この宿は老夫婦2人だけの経営につき、4組限定としており、今回は3組しかなく、男4人、女4人の宿泊。でも、午後10時過ぎに行ったから、男女とも次々にあがり、過半は我々だけの貸し切り状態。朝はどうかというと、7時前に行ったのだが、我々だけの独占で、あがる頃にどちらも1人入ってきただけ。
 いつもどこへ行っても、ほとんど貸し切り状態になる温泉。運がいい。ゆっくりと何も遠慮せず、たっぷりと湯に浸かれる、この幸せ。有り難いものである。
 なお、3回とも小1時間の入浴であった。たいてい寝湯し、のぼせそうになったら冷水シャワーを浴びるなり、湯からあがって石や木枠に腰を下ろして冷気で体を冷ます。なんせ標高1800mだから、夏でも涼しいから、こうして真夏でも温泉が楽しめるのである。
 昨夜来、雨が降ったりやんだりで、今朝の気温は18℃までしか下がらなかったが、雨が時折しとしとと降り、露天風呂で雨に当たるとひんやりして気持ちいい。
 こうして、たっぷり満喫できた今回の湯治であった。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。


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<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
5品思い出す。1品は別のもの。他に2品。4/7で60点

※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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5.16 奥飛騨温泉郷福地温泉「山里のいおり 草円(そうえん)」1泊2日の旅(その2) [湯治旅行/宿泊旅行]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 明日今日の1泊2日で奥飛騨温泉郷福地温泉「草円(そうえん)」へ湯治に出かけた。昨日の日記では行き帰りの道中について書いたから、今日は宿のことについて書こう。

 小生はヘビースモーカーであり、近年、宿屋はどこもかも禁煙室になりつつあり、閉口している。奥飛騨温泉郷でベストスリーに入る人気旅館(福地温泉「長座(ちょうざ)」、新平湯温泉「山ぼうし」、福地温泉「草円(そうえん)」)のうち、「長座」は随分前に全館禁煙となり、特定の場所でのみ、つまり喫煙室でしか紫煙をくゆらすことができなくなった。禁煙室の名はたしか「燻処(いぶりどころ)」であったと思う。このネーミングはなかなかおつなものでいいのだが、玄関ホールにある囲炉裏端(薪を燃やし、ホールにけっこう煙がたなびいていて、きな臭い)まで、最初は禁煙にされてしまった。しばらくたって投宿したときは、囲炉裏端は喫煙可能となったが。
 でも、「草円」は全室喫煙可である。もっとも、「山ぼうし」のように気軽にたばこが吸える囲炉裏部屋があるわけではないが。「草円」の場合、灰皿がいい。陶器製でしっかりした蓋ができるようになっている。もみ消さずに、そのまま入れて蓋をすれば吸い残しは直ぐに消えてしまうからある。もっとも、締め切った部屋でたばこを吸うと煙草臭が室内あらゆる所についてしまうから、つとめて窓を開け煙が外へ出るようにしてたばこを吸ったが。
 なお、「草円」にも玄関ホールの近くに囲炉裏が2か所あるが、薪は1本だけで合成炭が主体だから、きな臭さが少ないせいか、どうやら禁煙のようであった。でも、チェックアウト後にコーヒーをよばれたときに、他に誰も客はいなかったから、ちゃっかり一服させてもらった。もっとも吸い殻は燃やさず、ポケット灰皿に収納したが。

 館内に自動販売機はなく、代わりに「“手動”販売機」が3箇所にあった。氷水で冷やされた(あるいは冷蔵庫の)飲み物を勝手に取り出し、その商品の個数を書き、ルームナンバーを記入しておけばいいのである。チェックアウトのとき、回収された購入表をもとに清算するのである。タダ飲みする御仁もいるかもしれないが、自動販売機の設置経費を考えれば、このほうが安上がりだろう。投宿したとき小銭を持ち歩かないゆえに、まず買ったことのない販売機の飲み物であるが、「“手動”販売機」の面白さにつられて、夕刻の湯上りの後にジュース、夜の湯上りの後に缶ビールと、2度も買ってしまった次第。

 ルームキーはたいていの宿は1つしかないのだが、この宿は2つ。入浴に出かけたとき、女房も長湯するから、部屋の前で待ちぼうけさせられることがままあるも、キーが2つだと時間を気にせず部屋に帰って来られる。これは有り難いサービスだ。

 館内に大浴場(露天風呂付き)、少し離れた所に露天風呂だけのが2つ(時間によって男女交替となる)、そして貸切風呂(露天風呂付き)が3つ。いずれも泉源は異なるも、よく似た感じで、硫黄の温泉臭がかすかに漂ってくる。前回は、貸切風呂が一番臭ったが、今回は大差なかった感がした。
 温泉にはいつもどおり夕方、夜、朝の3回入る。前回は、露天風呂、大浴場、貸切風呂の順であったが、今回は、貸切風呂、大浴場、露天風呂の順とした。これによって、露天風呂は両方、貸切風呂は2か所入ることができ、まだ入っていない残り1か所の貸切風呂がどんな形になっているか、朝の食後の散歩のときに覗いてみようと思ったが入室中であったがため、確かめられなかった。ここは、次回来たときのお楽しみである。
 比較的小規模な宿だから、大浴場といえど、こじんまりとした広さであり、露天風呂も小さい。でも、貸切風呂はけっこうな大きさで、こんなに大きな貸切風呂はまず例がない。今回入った箇所は昨年の箇所より少々狭かったが。
 最初に入った貸切風呂であるが、内湯は「熱湯(湯温44℃の表示)」と「温湯(湯温35℃の表示)」となっていた。前回は入ったかどうか記録になくって記憶にもないのだが、片方は熱すぎるし、片方は温すぎる。そこで、隣り合わせになっているから、桶で熱湯を温湯浴槽へジャンジャン移し、熱湯浴槽には水シャワーを継続的に放出し、これでもって熱湯は湯温42℃ぐらい、温湯は湯温36℃ぐらいにして専ら内湯を楽しんだ。
 こんな横着なことをしたのは、前回は外湯が適温であったのだが、今回は外湯は湯温44℃ぐらいあって、せいぜい2~3分しか入っていられなかったからである。
 大浴場(といっても内湯は狭くて全く入らず専ら外湯)や露天風呂は気持ち高めの湯温であったが、まずまず長湯が楽しめた。といっても、貸切風呂も含めて、小生の入り方は、体が温まりすぎたと感じたら、浴槽から出て全身を冷気で冷やすなり、水シャワーを全身に浴び、これを頻繁に繰り返すから、のぼせることは全くない。
 よって、何時間でも入っていられる。夕方は1時間半弱、夜は1時間、朝は1時間弱、こうして温泉を楽しんだところである。女房はいつも小生より若干短い時間の入浴だが、今回は小生とどっこいどっこいの長湯を楽しんだ。
 なお、前回の大浴場の外湯の湯温は43℃はあったろう、熱くてかなわんかったが、今回は40℃ほどであって、やはり湯温調整はなかなか難しいのであろう。
 今回も宿泊者は少なく、大浴場も露天風呂も誰も入っておらず、また、誰も入ってこず、完全貸し切りであった。広い浴場を一人貸し切りで、極楽、極楽。また、どの浴槽も寝湯ができる箇所があり、小生はこれが一番の好みだから有り難かった。
 この宿は15室あるが、駐車場には車が7台(前回は5台)であったから、バスで来た人があったとしても半分ほどは空いているといった状態で、食事処も半分近く空いていた感がし、ゆったりくつろぐことができた。

 一番のご馳走は、以上にしたためた湯治であるが、ついでのご馳走は食事である。「長座」も「山ぼうし」も食事は抜群にうまい。ここ「草円」もさすがにうまい。
 夕飯で特に気に入ったのは、岩魚の焼き魚の大きさだ。各宿、近年は小さな岩魚が多いのだが、前回と同様に、ここはけっこう大きかった。ついでに、岩魚の骨酒(これは奥飛騨名物であろうが、前回同様、実にうまい)に入っていた、十分に焼かれた岩魚も食べてしまった。岩魚の旨味は抜けてしまっているが、しっかり酒漬けされたパサパサの岩魚もけっこうおつな味がした。そして、ご飯のうまさ、これは前回驚いたのだが、今回はそこまでは感じなかったものの抜群にうまい。特別な有機米を釜炊きしたものであるから最高だ。
 若干残念だったのは、今回は料理が次から次へと出てきて、ぼいまわされて食べるのが忙しい。前回は1時間半ほどかかったろうに、今回は1時間で夕食が終わってしまった。近年、どこも、こうした傾向にあるようで残念だ。
 朝飯も前回同様にいい。奥飛騨では、必ずホウバ味噌(ホウという名の樹木の大きな葉に味噌を乗せ、その上にネギやキノコが乗っかっている)がでる。これを炭火の上の網(アルミホイルが貼ってある)に乗せ、そのままでは味噌が焦げるから、具を時々かき混ぜてやる。たいていの宿は味噌が塩っ辛すぎるのだが、ここはマイルドだ。そして、小生の食べ方は、ここにサラダの野菜を全部乗せ、味噌味の温野菜として食べる。サラダドレッシングは横に置いてあるから好都合だ。女房も、今回はそうして食べる。なお、サラダのミニトマトは湯豆腐の鍋に入れ、煮上がったらサラダドレッシングに漬けてから食べるのである。誰もこんなことはしないのであろうが、これが和風料理というもんだ。
 前回同様に、面白い趣向として、朝、餅付きの実演を見せてくれ、つき上げた餅を海苔巻きと味噌まぶしにしてふるまってくれたことだ。つきたての餅はやはりうまいものだ。

 温泉良し、食事良し。古民家造りの雰囲気良し、囲炉裏の煙の臭いよし。言うことなし。もうすっかり定宿にしてしまった「草円」である。なぜだか知らないが前回も今回もサービスポイントが付いて、次回は5千円引きになる宿泊券までいただけた。
 来年の今時分には必ず来ることに予定した奥飛騨温泉郷福地温泉「草円」である。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。


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<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
宿食につき脳トレ休み

※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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5.15 奥飛騨温泉郷福地温泉「山里のいおり 草円(そうえん)」1泊2日の旅(その1) [湯治旅行/宿泊旅行]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 今日明日の1泊2日で奥飛騨温泉郷福地温泉「草円(そうえん)」へ湯治に出かけた。草円へは昨年と同時期の2回目の投宿。さすが奥飛騨温泉郷でベストスリーに入る人気旅館だけのことはあって、昨年と同様に期待を裏切らなかった。
 去年は行きも帰りも小雨がずっと降っていた。少々運転しにくくて疲れもした。1週間前までの予報では、両日とも傘マークが付いており、今年も降られそうなあんばいであったが、それがだんだん曇マークに変わり、予報会社によっては晴マークも若干付いている。
 さて、当日、雨上がり2日~3日目で、空はまあまあ澄んでおり、曇りがちだが時折薄日も射す。絶好のドライブ日和とはまいらなかったが、新緑が眩いほどの良きの眺め。特に、標高の高い往きの「ひるがの高原」、帰りの「せせらぎ街道」はちょうど新緑になった頃(一部はまだ少々早い)であった。
 往きも帰りも東海北陸自動車道はまずまず空いており、マイペースで走ることができた。急ぐ旅ではないから、新緑を楽しみながら、今回はスピードを若干落として90km前後で走る。めったに追い越しはせず、どんどん追い抜かれていく、といった状態で、帰りは1台も追い越さず。
 ところで、先日、運転免許更新に先立ち、高齢者講習を受けに行ったのだが、そのとき、車に貼り付ける高齢者マークは75歳以上からではなくて70歳以上からと知った。よって、そのマークを買ってきて車に貼ろうかと思ったが、80km台で走っている遅い車を追い抜きするときは100kmを軽く超えて走ることになり、高齢者マークを付けた軽四自動車がそんなスピードを出そうものなら、“なんていう年寄だ”と思われそうで、買うのを躊躇してしまった。1年ちょっとすれば、小生は75歳になるから、そのときからにしようか、なんて考えている今現在。
 往きに、高山から奥飛騨へ向かう一般道で、途中、自家用車で出かけたときには必ず立ち寄る蕎麦屋さん、高山市丹生川町日面にある「明郷(みょうごう)」。高山では、高山市街地(上二之町)にある「恵比寿」が有名だが、「明郷」も負けず劣らずうまい蕎麦を食わせてくれる。うまい蕎麦はザルで食うに決まっている。何度来ても、いつもうまい。最近は頼まなくても、頃合いを見計らって蕎麦湯を持ってきてくれるから、これまた有り難いサービスだ。小寒い日であったので、女房は温かい山菜蕎麦を注文し、いつも昼はごく軽くすませているから、全部は食べきれないからと、残りの半分弱を小生がいただいたのだが、同じ蕎麦でもやはりザルが断然うまい。
 帰りは、いつもどおり高山市街地から郡上八幡へ抜ける「せせらぎ街道」を走る。ここは新緑の眺めがとてもいい街道だ。新緑のトンネルになっている個所が随所にあり、その通り抜けが最高に気分いい。つとめてゆっくり走り、後続車をあちこちの退避所で前へ行かせる。もっとも、この街道はいつもながら空いているので、10回ほど譲っただけだが。
 往きは何も買い物はしないが、帰りはあちこち立ち寄って買い物をする。これも楽しみの一つだ。まずは福地温泉の朝市。お目当てはワラビ。前回はなかったが今回はあった。売店の方に聞くと、近年は山へ入る人が少なくなって、今日久しぶりに入荷したとのこと。たまたま運よく手に入った、といったところ。そうしたこともあってか、以前は灰汁抜きの草木灰がどっさり置いてあり、いくらでももらえたが、今回は草木灰なし。
 今回は、トイレ休憩を頻繁に行った。朝、コーヒーを飲んでいるし、少々小寒いから、そういうことになる。高山市街地に着く前に2回(赤かぶの里、飛騨ラーメンのドライブイン)、せせらぎ街道も2回(道の駅:清見と明宝)、計4回。タダでトイレを使うわけにもまいらず、売店であれこれ買う。わさび漬け2品、漬物2品、干しシイタケをそうして買い、どうしても欲しい「母袋 燻り豆腐」は明宝道の駅でゲット。また、明宝道の駅には、まだタケノコが置いてあったので、これも買う。
 運転休憩を兼ねて頻繁に行ったトイレ休憩であり、そのために今までになく多くの買い物をしてしまった次第。こうしたこともあって実にのんびりしたドライブを楽しめ、まずまずのドライブ日和になったから、新緑もう~と楽しんできたところである。
 宿のことは、明日の日記にまとめて書こう。
5.16 奥飛騨温泉郷福地温泉「山里のいおり 草円(そうえん)」1泊2日の旅(その2)

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。


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<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
5品思い出す。1品はなし。4/5で80点

※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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3.14 舘山寺温泉1泊2日の旅(その2) [湯治旅行/宿泊旅行]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 昨日今日の1泊2日の舘山寺温泉であるが、昨日記事にした20年以上前に訪れたときときと同じホテルであった。女房は行く前からけっこう覚えていたようだが、小生はからきし。到着したホテルの駐車場を見て、それだけを思い出した。湖に張り出した特徴的な駐車場であったがゆえ。
 10階建てのどでかいホテルで団体客向けに作られているのであろう、温泉場の大規模ホテルに有りがちな造りとなっていた。しかし、時はコロナ過で「まん防」の最中。客は家族連ればかりで10組もない。風呂に行くのにも食事会場へ行くのにもすれ違う人は誰もおらず、まるで幽霊屋敷のようである。夜中に風雨が強くて女房が目を覚まし、おかしな音がして気持ち悪かったという。どでかいホテルに宿泊客が20名ほどでは、そういう気分にもなろうか。
 舘山寺温泉には、今まで3回来たことがある。8年前の大学同窓会、これは今回とは別のホテル。その前が20年以上前の今回のホテル。もっと前に1回女房と来たことがあるが、これも別のホテルで、女房はどこだったか覚えていたものの、小生には食事がまずかったことしか記憶にない。
 加えて、温泉の泉質となると、まるで覚えがない。8年前のことなら覚えていて良さそうなものを、であるが、同窓会を楽しむあまり、泉質のことまでは気が回らなかったのだろう。今回の、その泉質であるが、塩素臭がきつく、日帰り温泉の循環式殺菌剤投入を思わせた。案の定、脱衣場に日帰り温泉と同じような水質検査証が掲げてあった。たいてい源泉かけ流しの温泉に行っているから、なんとも味気ない。ここは銭湯か、である。
 そうは言っても、どでかい風呂をほぼ貸し切り状態で使わせてもらえたのだから、これはこれで満足した次第。到着して直ぐに屋上の展望露天風呂で1時間、夕食後に大浴場で30分、翌朝は再び展望露天風呂で30分、大の字になって寝湯。日頃の疲れ(そうたいして疲れがあるわけではないが)を洗い流してくれた。塩素で殺菌消毒しながら(湯治中ずっと少々気になっていた)。
 さて、最も期待していた食事。夕食は海鮮料理がメインで、その他の売り物としてウナギのかば焼きと牛肉ステーキが食べ放題、そして飲み放題ということであった。なんといっても海鮮料理を一番の楽しみにしていたのだが、期待を裏切らなかった。新鮮な魚介を自分で焼いて食べるのだが、氷が敷かれた大きな器に並んでいたのは、ホタテ、さざえ、大あさり、牡蠣、エビであった。どれも(この順番で)うまかったし、けっこう型のいいものであって、大満足。その他には、サイコロ牛、ウインナソーセージ、各種野菜という一般的なバーベキュー用の食材がけっこうな量、盛ってあった。
 食卓にこれだけ並んでいると、食べ放題コーナーへ取りに行って食べるものはたいした量にならない。小皿に小さな切れ端が1個ずつ乗っているだけだから、面倒でもあるし。ウナギのかば焼きは、浜松から東は蒸したものを焼くから、うまくない。サイコロ牛は冷めていてうまくない。というようなことで、食べ放題コーナーは期待外れ。
 食卓に並んでいた、口取りや刺身やその他の料理は総じてうまかったし、満腹。
 翌朝の食事もうまかったからご飯のお代わりもし、腹八分になったところで、“焼きたての暖かいパンいかかですか”という店員さんの声につられてパンも取りに行き、コーヒーを飲みながらパンを食べる。これで満腹。
 直ぐには動けないから、コーヒーのお代わりを2回も行い、建物の際まで来ている浜名湖の湖面を眺めながら、満ち足りた一時を過ごす。満足、満足。
 こうして、舘山寺温泉1泊2日の旅を楽しんだところです。
 幽霊屋敷と化しているどでかいホテル、早くコロナ過が終わってほしいものです。いつまでもこんな調子が続くとホテルが次々と倒産していくのではないでしょうか。以前の賑わいを早く取り戻してあげてほしい。切にそう願っています。
 「まん防」規制のなか、これを完全に無視してまたまた出かけた「不良ジジババ」の湯治旅行記、お粗末でした!

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。


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<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
宿食につき脳トレならず

※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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