SSブログ
韓流100話 ブログトップ
前の10件 | 次の10件

1.30 韓流100話(その15)「女性(女性のたくましさ)」 [韓流100話]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 10月27日に紹介しました木口政樹さんの著「おしょうしな韓国 ほのぼの韓流100話」から、ビックリさせられるお話を、気まぐれ的にちょい出しして紹介します。今日はその第15回です。
 第58話 女性 を何回かに分けて紹介する、その2回目。
58 女性(女性のたくましさ)
 世界の国と比べても、ここ韓国の女性はパワーがある。それは姓の問題だけではなくいろいろの面に見られる。まず生活力のたくましさをあげることができよう。昔から韓国は戦争に巻き込まれてきた。ものの本には、900回以上も侵略の戦争に巻き込まれたと書いてある。ここ最近では、1950年6月25日の「ユギオ」をあげることができる。…朝鮮戦争のことである。…血で血を洗う激しい戦争であった。こうした戦争のときごとに、男は駆り出され、女はあとに残って子どもや親のめんどうを見る。ぼやぼやしていては、食うものも手にはいらない。目ざとくあたりを観察し、必要なものはすばやく自分のものにする。そういうすばやさ、目ざとさ、そして多少のずうずうしさが培われていく。もう半世紀以上も前の話だが、現代の韓国女性にも、こうした気質が色濃く流れているように感じる。ひとことでいえば、生活力旺盛ということになろうか。
(引用ここまで)

 地名というものは古来から同じと思うのは日本人ぐらいのようであり、また1つの民族が1つの国家を形成するというのも日本人は大昔から当然のものにように思っています。でも世界標準(アジアユーラシア大陸)では地名はあってないようなものであるし、ころころ変わるし、国民国家なるものは欧州で19世紀になってから生まれただけのようです。
 日本と大陸世界とでどうしてこんなに大きな違いがあるかというと、それは少なくとも歴史時代に入ってからは大陸世界では侵略につぐ侵略で、武力に優れた者たちが広く支配するという歴史を繰り返してきたからだと思われます。
 かの国では「900回以上も侵略の戦争に巻き込まれた」とのことですが、韓国人がいう韓半島では有史3千年で900回、3年に1回の大小の侵略があったという計算になるも、さもありなん、ということになるでしょうね。
 「かの国」とか「韓国人がいう韓半島」といった苦しい言い方をしましたが、地名も国名も民族名も一定したものがない土地柄(大陸世界はそうしたもの)ですから、いたしかたないところですが、日本人なら何か一定したものを求めたく、小生なら朝鮮半島、朝鮮人と呼びたいところです。その根拠は有史以前の伝説の王朝「檀君朝鮮」以降、2つの古代王朝が「朝鮮」と名乗っていたですし、直近の王朝もそうであったからです。加えて「朝」「鮮」ともに誰しも好感が持てる語ですからね。
 ついでながら、西欧人は実に勝手な名付け方をします。英語のジャパン、コリア、チャイナ、これ皆そうですが、小生の受け止め方は“ええかげんにせえ、ええかげんな呼び方をするな”となっちゃいます。

 さて、本題の「女性のたくましさ」。これは著者が「ユギオ」(朝鮮戦争)の“後遺症”として紹介されていますが、小生思うに、大陸世界に共通するものではないでしょうか。少なくとも有史以来、どこもかも戦乱につぐ戦乱で、それも大量殺戮、皆略奪、奴隷化という日本人には想像を超える侵略戦争が多かったですから、女性もボケボケしていられませんでしたからね。
 その点、ヤマトナデシコの何ておっとりしたことか。日本は、らしい侵略にあっていませんし、内乱は武士同士の小競り合いで終わっていますから、女性にとっては大陸世界からみれば「どこ吹く風」ぐらいの戦争であったことでしょうからね。
 と、まあ、小生の見解を述べさせていただきました。
 でも、近年のヤマトナデシコのなんてたくましいことか。これは相対的に男があまりにもひ弱になっただけのことでしょうが。こう言ってしまっては日本女性に失礼に当たりましょうなあ。ここは「内なる力強さを備えたヤマトナデシコ」と評価すべきかもしれません。 
 
<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
3品思い出す。正解。100点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

1.25 韓流100話(その14)「女性(女性の姓)」 [韓流100話]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 10月27日に紹介しました木口政樹さんの著「おしょうしな韓国 ほのぼの韓流100話」から、ビックリさせられるお話を、気まぐれ的にちょい出しして紹介します。今日はその第14回です。
 第58話 女性 を何回かに分けて紹介しましょう。
58 女性(女性の姓)
 女性は結婚したら男性の姓になる。アメリカ、ヨーロッパがそうであり、日本もまたしかりだ。ところが韓国はちがう。結婚しても女性の姓は元のままだ。韓国は儒教国家だ。本家本元の中国以上に儒教文化が根強く残っている。その影響もあって、ここ韓国では女性の地位は低いものだった。族譜(ジョッポ、家系図)にも、本来は女性の名前は載らないのだ。
 …(今日においても大きな行事においては)…よそ目にもいたいたしいと思うほど、女性の地位は低いのだ。しかしこと「苗字」つまり「姓」に関しては、結婚しても男の姓にならず、つまり男の従属物にならず、一個の独立した人格なのである。結婚しても姓が変わらない文化は、韓国のほかに今のところわたしは知らない。生まれた子どもは男親の姓を名乗っていたが、戸籍法が改正され、戸主制が廃止されるにともなって、子どもは母親の姓をとって名乗ることもできるようになった。そうなる前の5、6年の間は、父親がキム氏で母親がバク氏なら、子どもは「キムバク」という姓にすることがはやっていた。両方の姓をとって子どもの姓にするのである。
(引用ここまで)

 日本でも夫婦別姓の動きが出ていますが、これは1979年国連で採択された「女子に対するあらゆる形態の差別の撤廃に関する条約」において、選択的夫婦別姓制度の導入が要求されたことに起因しているようです。
 ウイキペディアによると、中国や台湾ではかなり別姓が進んでいるようです。
 そしてスペインでは少々ややこしいですが次のとおりとのこと。
 一般的には「名、父方の祖父の姓、母方の祖父の姓」であるが、1999年に「名、母方の祖父の姓、父方の祖父の姓」でもよい、と法律が改正された。婚姻によって名前を変える必要はないが、女性はその他の選択肢として「de+相手の父方の姓」を後置する、「母方の祖父の姓」を「相手の父方の姓」に置き換える、「母方の祖父の姓」を「de+相手の父方の姓」に置き換える、などの選択が可能である。
 別のサイトからの情報によると、シンガポールではほぼ韓国と同様のようです。また、サウジアラビアも姓は変わらないとのことです。
 世界の名前の付け方は理解するのに難しい所がけっこう多いです。うちのアパートに入居しているバングラデッシュ人も少々ややこしいですが、ミャンマーには驚かされました。
 ウイキペディアによると「ミャンマーは基本的に姓が存在せず、アウン・サン・スー・チーはアウン・サン(父の名前)・スー(父方の祖母の名前)・チー(母の名前)と自由につけた名である」とのこと。よって、姓なしで名をアウンサンスーチーという。ビルマ人は、年配の女性につける「女史」に相当する敬称「ドー」 をつけて「ドー・アウンサンスーチー」と呼ぶ。また、親しみを込めて「ドー・スー」ということもあるとのこと。
 さて、姓の付け方について小生には腹案がある。結婚という制度はあまり好きではないが、大きな権利義務が発生するのであるからして、これを無視することはできないから、婚姻姓なるものを作るといい。
 例えば、小生「三宅和豊」は「山田美登里」と結婚したから、「三宅山田和豊」となり、通称名「三宅和豊」を名乗っても良いとする。女房は「山田三宅美登里」で、以下同様。子が生まれたとき、男であれば夫と同じダブル姓、女であれば妻と同じダブル姓とし、成人したら子が自由選択でいずれかのシングル姓を名乗るというものである。いかがなものか。なお、離婚すれば当然にしてシングル姓に戻るが、子がいた場合、子の姓をどうするかという問題がややこしい。連れ子しての再婚、再々婚があるからだ。また、死別した場合の問題もある。ということを考えると婚姻姓は採択されそうにないが、ダブル姓は韓国でも一時はやったのだから、あってもいいのではなかろうか。
 
<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
鍋につき脳トレならず

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

1.14 韓流100話(その13)「ドラマ」 [韓流100話]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 10月27日に紹介しました木口政樹さんの著「おしょうしな韓国 ほのぼの韓流100話」から、ビックリさせられるお話を、気まぐれ的にちょい出しして紹介します。今日はその第13回です。
57 ドラマ
 韓国のドラマでおもしろいのは、視聴者の意見によって内容が変化してまう点だ。最終回までつくってからオンエアする日本のドラマづくり(日本はほとんどこのように作ると聞いた)と、根本的にちがうのだ。あるワキ役が死んでしまいそうになると、視聴者から「どうか死なせないでくれ。…」などというメールや電話が局のほうにひっきりなしにかかってくるという。あまりにもそうした声がつよいので、局としてもドラマの筋を変えて、このワキ役を生かすようにする。…こうしたことが常だと聞くと、日本人としては、ほとんど「信じられない!」ということになる。
 月・火ドラマ、水・木ドラマ、土・日ドラマというように、2日連続でやられるドラマ形態が一般的だ。…9時のニュースが終わる9時40分ごろからはじまるゴールデンタイム・ドラマは、衆人の耳目が一気に集中する。9時40分ごろの「ごろ」というのは、韓国の場合、時間がきちっときまっていないのである。9時40分が9時35分ごろになることもあるし、9時45分ごろになることもある。だれもそれに対してガミガミ言うような人はいない。したがって予約録画のセッティングがなかなか難しいことになる。…
 時代劇としては、朝鮮時代のものあり、高麗時代のものあり、…三国時代…のものありで、マンネリに堕すことがない。…どの時代も基本は、王様を中心に、王を支える官僚として文官・武官のいわゆるヤンバン(両班)がいる。…こうした官僚を従えて、王様は絶対的な権力をほこっている。王の命令は絶対服従である。それは日本と同じだ。徳川家康に逆らえるような人間はいない。
 ところがである。韓国の時代劇には、日本では見られない光景が出てくる。それは、王の政策がまちがっているとか、理不尽な命令を下した場合、部下のヤンバンたちが、王のいる建物の前の土間に座して、「コドゥオ ジュン オブソソ(どうぞ、取り消してください)」と言いながら、王に対して反対の意見を唱えることである。それは執拗に続く。土間に座して数十人のヤンバンが「どうぞ、取り消してください」と言いながら夜通し訴える。…王も静かに聞いている。カッと怒りにくるい、部下たちを殺しにかかるようなことはない。日本で、徳川家康にこういう形で意見を言ったり…する光景が日本ではありうるだろうか。…
 現代においても、社長なり総理なり、そういう権力者の前ではただ卑屈にちぢみあがり、自分の考えや意見をしっかり言えない雰囲気が日本にはないだろうか。こちら韓国では、上の者に対してもけっこう自由に自分の意見を言う姿が見られる。会社では上司である部長に対しあるいは社長に対し、みずからの考えを堂々と言う姿が見られる。上の者も権力風を吹かせないで自然に聞いてやるという情景がよく見られる。
(引用ここまで)

 いやー、おそれいりました。韓国のドラマづくりは何でもありとはね。
 時間がいいかげんというのにも驚きましたが、考えてみるに、らしいニュースがなきゃ早く終わればいいし、重大なニュースがあれば多少時間延長もよし、この方が視聴者にとって親切というものですね。
 時代劇については、何年か前にたまたま見ていた韓ドラで大勢のヤンバンがそうやっていたのを記憶していますが、これはあくまでドラマであって、史実となると絶対命令しかなかったのではないかと思っていましたが、えろう民主的なんですね。
 ついでながら、著者の「自分の考えや意見をしっかり言えない雰囲気が日本にはないだろうか。」に関連して、福沢諭吉の諭吉の「学問のすすめ」第15編「事物を疑って取捨を断ずる事」を紹介しておきましょう。諭吉の本書で学問に関して小生が一番好きな件(くだり)です。
 信の世界に偽詐(意味:うそ、いつわり)多く、疑の世界に真理多し。試みに見よ、世間の愚民、人の言を信じ、…その信は、偽を信ずる者なり。西洋諸国の人民が、今日の文明に達したるその源を尋ぬれば、疑の一点より出でざるものなし。…ガリレヲ…ニウトン…ワット…何れも皆疑いの路に由って真理の奥に達したるものと言うべし。…進歩して真理に達するの路は、ただ異説論争の際にまぎる(意味:波間を切っていく)の一法あるのみ。而(そ)してその説論の生ずる源は、疑の一点に在りて存するものなり。…疑の世界に真理多しとは、蓋し(けだし:思うに)これの謂(いわれ)なり。
(引用ここまで)
 「進歩して真理に達するの路は、ただ異説論争の際にまぎるの一法あるのみ。」とあるのですが、悲しいかな今の日本社会においてはこれが悪であるとして抑えつけられもしています。
 
<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
4品思い出すも正解は1品のみ。ナンタルチア

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

1.9 韓流100話(その12)「アリラン」 [韓流100話]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 10月27日に紹介しました木口政樹さんの著「おしょうしな韓国 ほのぼの韓流100話」から、ビックリさせられるお話を、気まぐれ的にちょい出しして紹介します。今日はその第12回です。
56 アリラン
 アーリラン、ア-リラン、アーラーリーヨ-♪、という「アリラン」。ご存知のかたも多いことだろう。韓国の歌といえば、このアリランということになろう。地方ごとにジンド・アリラン、ガンウォンド・アリラン、ウルサン・アリランなどなど、このアリランもいろいろのバリエーションがあり、歌詞もそれぞれことなっている。活気のあるなかにもどこか哀愁をおびたメロディーは、韓国そのもといっていいかもしれない。アリランということばの意味は特にないらしい。…一般にもっともよく知られているアリランは「アリラン」とだけいう。ウルサン・アリランのようにアリランの前に形容のことば(主に地名)がつかない。本調のアリランといったりする。
   アリラン、アリラン、アラリヨ
   アリラン、峠をこえてゆく
   あたしを捨てていったひとよ
   十里もいかないうちに
   足の病気になってしまうでしょ
 こういった歌詞で、けっこうきついことばが使われている。きついが、韓国レベルではこれくらいは並、普通なのである。韓国を代表するこのアリラン、歌の拍子は三拍子である。日本の場合、歌謡曲や民謡などもたいてい四拍子になっている。三拍子と四拍子のちがいも、韓国・日本の特徴的な違いの一つといっていいだろう。…
 このアリラン、世界中で愛されている。…千葉県の市立柏高校…アリラン変奏曲でブラスバンドの世界大会で優勝したこともあるという。またアメリカのミシガン州では、教会の賛美歌229番としてこのアリランの曲が使われている。…歌詞は勿論主を賛美する内容だが、メロディーがアリランなのである。親密感があって単純で歌いやすいところがうけているようだ。子供もご老人も、教会でアリランを歌っている姿はなんとも不思議なものである。アリランはいまや世界ブランドなのである。…
(引用ここまで)

 アリランの歌詞は、ほんとドギツイですね。“呪いの歌”といった感じ。
 参考までに、本項で「ウルサン・アリラン」の歌詞の全文が日本語訳で紹介されていますが、その一部は次のとおりで、本調のアリランほどではないですが、けっこうきついです。
(以下、引用)
   なんでわたしを忘れてしまったの、わたしを忘れてしまったの?
   帰ってくるというその約束を信じている間に、
   わたしの青春はもうしぼんでしまったわ
(引用ここまで)

 今日まで12回にわたって「韓流100話」の一部を紹介してきたのですが、面白そうな箇所を原文どおり一字一句間違わないようにポツポツとキーボードを叩いていきました。
 そこで感じたのは、本書は「である体」で書かれているも、とてもソフトな文章であることです。その一因として、ひらがなの使用が多いことでしょう。
 「ご存知のかた」「ことなっている」「ことば」「う」「かない」「うけている」「なんとも」「わたし
 これらは小生なら全部漢字にしてしまう。そうすると、少々きつい文章になりそうです。それを特に感じ始めた2、3話前から、小生のこの日記も「それをとくに感じはじめた2、3話まえから」といったかたちでひらがなを使うことがじゃっかん多くなりました。
 1文字1文字ゆっくり見て引用していく作業をすると、こうしたことを強く感じると同時に影響を受けてしまう。おもしろいもんです。
 ところで、小生ならひらがなにするところを、原文では漢字になっている箇所にはビックリさせられました。それは「勿論」です。“当然のこと、あったりまえ!”とメチャ強調されている感がしました。
 ひらがなにするか、漢字にするか、今まで迷うことはさほどなかったのですが、こうしたことから、最近は、どっちにしようか、ちょくちょく悩むようになりました。まあ、これはいっときのことでしょうが。
 
<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
単品料理につき脳トレならず  ←これは3日前で、2日前は3品。勘違い。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
コメント(3) 
共通テーマ:日記・雑感

12.28 韓流100話(その11)「銭湯で他人同士のアカスリ」 [韓流100話]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 10月27日に紹介しました木口政樹さんの著「おしょうしな韓国 ほのぼの韓流100話」から、ビックリさせられるお話を、気まぐれ的にちょい出しして紹介します。今日はその第11回です。
54 モグヨクタン
 …銭湯のことを韓国語ではモグヨクタン(沐浴場)という。韓国に来てまだ間もないころだった。銭湯つまりモグヨクタンに行ってみた。それまでにもすでに何度か…行っていたので…基本的な順序などはわきまえたころだった。
 その日も、…まずは体でも洗うことにしようか、と思っていった矢先だった。とつぜん隣りの50歳ぐらいのオジサンが近づいてきた。アカスリ用の袋(アカスリをするためのタオルは手袋のような袋になっている)を差し出しながら、何かぶつぶつと言っている。わたしはまだ韓国語が自由というわけにはいかなかったため、彼が何を言っているのかちんぷんかんぷんだった。しかし、その様子から、ああ背中をこすってくれと言っているのだなとすぐに了解できた。しかしこれには面食らってしまった。…
 「いやあ、ちょっとそれはこまるんですけど」
とも言い出せなかった。韓国語のレベルがそこまでいっていなかったから。
 そこでここはとりあえず、彼に任せることにした。彼はまずせっけんで自分の体を洗った。わたしもその通りにした。全体的に終わろうとするころ、彼はわたしの背中を両腕でつかみ自分の方に向けるや、強引ともいえるような勢いでわたしの背中をこすりにかかった。痛いのなんの、日本人の皮膚はアカスリに対して抵抗力がない。しかしオレも男、ひいひい泣きっ面を見せてはおれん、というわけで、なんとかがまんしどおした。いやあ、落ちるわ落ちるわ、アカがボロボロ、ボロボロ。…あれは一種の快感だ。今度はわたしが彼の背中をこする番だ。…彼がしたようにまねをしてやってみた。ボロボロやはりアカはとめどもなく落ちる。手にもつく。しかしもうわたしも乗りかかった舟だ。不潔だのきたないなどと言ってはおれない。とにかく彼に対して失礼にならないように精一杯やった。…日本ではこういう光景はほとんど見られない。…見知らぬ同士が風呂場でアカをこすり合う、ということはおそらく現代の日本では考えられないことだろう。江戸時代の日本でだったら、銭湯で見知らぬ者同士が背中を洗い合うということがあったかもしれないが。
(引用ここまで)

 韓国の銭湯は日本の銭湯とさほど変わらないようですが、風呂の文化となると日韓で大きな違いがあります。その件(くだり)を別の項から紹介します。
74 風呂
 わたしは風呂が大好きだ。…韓国はどうか。…ほとんどの家庭ではフロはやらずシャワーだけである。…25年間の結婚生活で、わたしがお湯をはり、それに彼女がはいったことは一度ぐらいはあったかな。…彼女にとってははどうもめんどうなことのようだ。温泉に行っても、湯船に3分とつかっていられないという。…
 …こちら韓国に住むようになってから、…変化した。フロおけにお湯を満たしてフロをやっても、わたし一人。たまに子どもがはいるが…おのずとフロをすることがなくなっていったのである。さいきんでは、よほどのことがないと、自宅のフロにお湯をひくことはなくなってしまった。シャワーだけは2、3日に1回ぐらいのペースでやっているが…。それでもさびしいという気がしないのは、やはりナレということなのだろう。…人間とは順応する動物である…。
(引用ここまで)

 小生は著者と同様にお風呂大好き人間ですが、古来より日本人がそうだったわけではないようです。平安時代は上流階級といえども入浴習慣のみならず、体をふくことさえなかったようです。ために「香を焚く」文化が発達し、体の悪臭は香で誤魔化していたようです。
 それにしても韓国人は、シャワーだけを2、3日に1回ぐらいとは恐れ入ります。でも、ヒトはこれによって微弱にしか発することができないフェロモンを相手に嗅がせることができ、別の御利益が生じます。別立てブログで「フェロモン仮説=男と女はなぜに惹かれ合うのか」の中で、次のとおり紹介しました。

 …文明が進むことによって数多くの人々と接触するようになり、不快な体臭(臭い)を消すために、入浴なりシャワーを浴びる文化を持つようになったことである。
 これによって、ただでさえ少ししか発することができないフェロモンは、水であらかた洗い流されてしまい、フェロモン匂を嗅ぐ訓練がほとんどできなくなってしまったのである。
 男と女を強く惹き付け合うフェロモンであるからして、入浴は御法度であらねばならないであろう。と言うのは、昔の人はこれをよく知っていたと思われるからである。
 例えば、フランス皇帝ナポレオン・ボナパルトは、戦場から妻に宛てた手紙で「これから帰るから、風呂に入らないでいるように」と綴っている。
 また、日本においても、平安時代は入浴習慣がなかった。それを踏まえて「源氏物語」を読むと、その第3部「匂宮」の中に「匂う兵部卿 薫中将」の記述が登場するのであるが、兵部卿が発するにおいは「香を調合した臭い」であったのに対し、薫君が発していたのは「体から発していた強いフェロモン匂」であったと考えるしかなく、これによって物語の展開がよく理解できるという。
(引用ここまで)

 小生、先に記事にしましたように、かようなフェロモンの世界はたぶん卒業させられたし、これからは(すでに)加齢臭をしっかり消さねばなりませんから、毎日しっかりお湯に浸かり、とくに冬期は家庭でできる湯治を楽しみたいがために、毎日、フロにお湯をひく、これが唯一の小生の家事ですが、嫌がらずにやっております。
 今日の記事はたいへんな長文となりましたが、読者の皆様には最後までお付き合いいただきまして有り難うございました。
 
<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
単品料理につき脳トレならず

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
コメント(2) 
共通テーマ:日記・雑感

12.16 韓流100話(その10)「カッコつける」 [韓流100話]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 10月27日に紹介しました木口政樹さんの著「おしょうしな韓国 ほのぼの韓流100話」から、ビックリさせられるお話を、気まぐれ的にちょい出しして紹介します。今日はその第10回です。
30 ポムセン・ポムサ
 キザでカッコばかりつけているヤツは、人から嫌われるのが相場だ。とくに米沢の人は素朴な人が多いから、オツにすましてカッコばかりつけていたら、だれもそんなヤツのところには寄り付かないだろう。
 ところで韓国の人は、意外にカッコつけることが多いのである。…
 スキーに行くとする。まずはスキーに行く前に服装を整える。かわいらしい帽子、手袋、ダウンのすばらしいジャンパー、スキーズボン、ゴーグル。外からみたらスキーの達人のようだ。しかしこの人は、きょうはじめてスキーに行く人なのだ。
 不動産の事務所を開店するとする。仕事があるかどうか、将来の見込みはいいにか、場所はここの立地で大丈夫なのかというあたりをまずは考えるのがふつうだが、韓国人の場合はたいてい、まずソファーの大きいやつを4個ぐらいドカンと入れ、机もバンとしたものを2つほど入れ、壁いっぱいの風景画を飾り、というふうに「見てくれ」を意識したスタイルからはいる。立派な事務所にはなったものの、はいってくるお客さんはいない。事務所は3ヶ月目にはたたまざるをえないハメとなる。
「ポムセン・ポムサ」という言葉…「格好に生き、格好に死ぬ」という意味で、カッコよさ、見てくれ至上主義、外面を大切にする生き方を示した言葉だ。形の大切さということでもある。カッコつけることである。エエかっこすることである。たしかに韓国の人は外見を重要視するようだ。
(引用ここまで)

 ここまで読んで、韓国人は“見栄張り君”だなあ、と、ついニヤリとしてしまった。日本人でもけっこういますよ、こうした輩は。そういう小生も、時々そうした一面をさらけ出します。
 で、著者の感想はと言うと、つぎのようです。(以下引用)

…しかし人間、この世に生きる上でカッコつけることも一つの生き方であるし、品位というものはそうしたあたりからおのずと滲み出してくるものじゃないだろうか。そんなことも思う。「ポムセン・ポムサ」は韓国でも比喩的に用いられることが多い言葉だが、けっして弊害だけではないとわたしは考えている。… 
 
<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
5品思い出す。うち1品なし。4/5で80点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

12.15 韓流100話(その9)「大きいことはいいことだ」 [韓流100話]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 10月27日に紹介しました木口政樹さんの著「おしょうしな韓国 ほのぼの韓流100話」から、ビックリさせられるお話を、気まぐれ的にちょい出しして紹介します。今日はその第9回です。
31 大きいことはいいことだ
 だいぶ昔の話で恐縮だが、山本直純のコマーシャルでそんなセリフがあった。日本も昔は、「大きいことはいいこと」だったのかもしれない。今でこそ「小さい」ことで売り込んでいる日本ではあるが。
 こちら韓国は、「大きいことはいいことだ」をそれこそ地でいく国だ。こちらへ来たばかりのころは、やけに大きくて黒い車ばかり走ってるなあとつくづくと思ったものだ。…
 わたしの車は去年まで赤のティコ(Tico)という800ccの車だった。…
 このティコに関してのギャクがひところ大流行した。例えばこんなものだ。渋滞でもティコならば平気。いざとなればティコをかついで歩いて行けばいいじゃないか。…ティコという車が小さくて、はなくそみたいで恥ずかしい車だ、ということを皮肉ったもの…。韓国でティコに乗るということは、一大決心の要るわざなのである。普通は恥ずかしくて乗れない。…
 …車に限らずいろいろの面で「大きいことはいいことだ」がまかり通っている。マンションの広さがたいてい35坪以上である。20坪台だとちょっと小さいなというのがこちらの人々の感覚である。日本人がこちらのマンションを見たらたいていは「うわあ、広いなあ」と思うはずである。…ご飯茶碗もこちらのは大きくて重い。…人の身長もそうだ。背を高くする薬が売られていたり、背を高くする病院もどきの施設が繁盛していたりと、背の高さがけっこう重要なテーゼなのである。…背の低い男は魅力がないという話になるのである。…なにもそう大きいことにこだわらなくてもいいんじゃないの、とは思うのだが、「大」への志向はあくことなく続くものと思われる。理由はまだ見つけられずにいるのだが。
(引用ここまで)
 関連して、量の多さや濃さについて別項で書かれていますので、それを紹介しましょう。

15 ワカメ汁
 …韓国という国の特徴の一つは、あらゆる面で中身が濃いというか内容充実という点であろう。食事のときのおかずの種類と数、手みやげでその量の多さ、…その他もろもろの面でとにかく量と種類がべらぼうに多い。…ワカメ汁も内容充実というコンセプトを裏付ける出し物の一つになるだろう。韓国のワカメ汁は、具がものすごく多いのである。こちらの人はごく自然だと思うが、日本人のわたしから見ると、具の多さに最初はとまどってしまった。…日本の場合、ホテルなどで朝ごはんで出てくるときもあるが、スープの中にさーっと数えるほどのワカメが入っているだけだ。これに慣れているもんだから、具の多い韓国式ワカメ汁を見たときに面食らってしまったわけだ。もうすこしはっきり言うと「げげーっ、こんなにぐちゃぐちゃに入っていちゃ、食えないじゃないか」という感覚であった。…今ではワカメ汁の具が日本のようだったら、かえって貧弱すぎて味もなにも出ていないようで物足りなさを感じてしまうのではないだろうか。慣れというのはおそろしいものである。
(引用ここまで)

 著者が韓国へ渡っての第一印象が「こちらへ来たばかりのころは、やけに大きくて黒い車ばかり走ってるなあとつくづくと思ったものだ」ということですが、ほぼ同じ頃(1993年)に小生は1泊2日でソウルへ旅行に行ったのですが、別の印象を持ちました。
 空港からソウル市内への幹線道路は自家用車でかなりの渋滞。韓国もマイカー時代になったと聞き、どんな車か気になって、ちらっと眺めてみたら、リッターカー(ホンダ・シティ)ぐらいの大きさのもので白っぽいものが目に付き、日本の自家用車(サニーやカローラ)より一回り小さいなあ。
 といったものです。市内観光などでは、道路を走る車なんぞに全く目が行かず、どんな車が走っていたのか、その記憶はゼロですが。
 
<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
製薬会社の忘年会で、脳トレ休み

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

12.6 韓流100話(その8)「韓国人の声はばかでかい」 [韓流100話]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 10月27日に紹介しました木口政樹さんの著「おしょうしな韓国 ほのぼの韓流100話」から、ビックリさせられるお話を、気まぐれ的にちょい出しして紹介します。今日はその第8回です。
28 声
 声の大きい人がその場の主張を通してしまうというのは、日本も韓国も変わらない。それは変わらないのだが、基本的な声の大きさが日本と韓国とではだいぶちがうようだ。とくに男性の人の話す声がこちら韓国の場合、日本と比べてかなり大きいということ。…ときおり韓国人の男性と話をしていると、自分がひどく小さな人間になったような錯覚に陥ることがある。彼の声が大きくてわたしの声が小さいからだ。でもわたしの声は、日本人の平均の声の大きさよりはずっと大きいのである。
 地下鉄やバスでのケータイの声もまた、韓国のそれはばかでかい。地下鉄の一車両全体に響き渡るような朗々たる声でケータイをにぎりしめて話している。そういうアジョシ(おじさん)やアジュモニ(おばさん)がかなりいるようだ。彼らの声には力があり、おびえたような目でまわりをきょろきょろうかがうような態度もない。堂々たるものだ。 
(引用ここまで)
 声の大きさについて「29 コーヒー」の中でも紹介されています。その件を以下、引用します。
 …バスの中でのことだ。運転手が急ブレーキをかけてかなりの人が前のめりなった。倒れる人もいた。そのときあるアジュンマ(おばさん)が、ものすごい剣幕で運転手にどなりつけたのである。「なんでそんなに急ブレーキをかけたのよ!」。そのスケールの大きさというか激しさというか、それはそれはすごいものだった。わたしは思わずびびってしまったほどだ。怖いという気持ちがしたほど。しかしこれぐらいのことはごく普通のことで、バスに乗り合わせた乗客を見まわしてみると、みな落ちついたものだった。
(引用ここまで)

 声の大きさの大小は、心身の健康状態を推し量る重要な要素になっていると、つくづく感じている小生です。ホームページや別立てブログで健康相談を受け付け、電話でもいいですよ、としていますから、ときおり電話がかかってきます。その声を聞いていて、相談者の健康状態がけっこうわかるようになりました。声の大きさと質から推測できるのです。
 もし韓国の方から電話相談があったら、“あんたは健康そのもの、なんも心配いらん!”となってしまいそうです。大きな声を出すには、相当なエネルギーがいります。カラオケが健康の元とも言いますしね。韓国の方は日本人よりうんと健康なんではないでしょうか。
 ところで、日本では電車の車内放送で、頻繁に「携帯電話の使用はご遠慮ください」のアナウンスがあり、最近では「携帯電話はご使用にならないでください」とまで言う。これには頭に来る。おばさんグループはバカデカイ声(韓国人よりは小さな声か?)でオシャベリしている。小生のケータイは、車内ではマナーモードにしており、電話が掛かってきたら、ごく手短に小さめの声で話をする。おばさん連中と小生とでどちらが周りに迷惑をかけているのか、誰だって前者がいかん、と言うだろうに。
 このことについては、これまた別立てブログで記事にしておりますので、お暇があったら覗いてみてください。→ 電車内での携帯電話自粛アナウンスにカチンときた
 
<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
外食で脳トレ休み

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

11.26 韓流100話(その7)「ヨク:ののしりことば」 [韓流100話]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 10月27日に紹介しました木口政樹さんの著「おしょうしな韓国 ほのぼの韓流100話」から、ビックリさせられるお話を、気まぐれ的にちょい出しして紹介します。今日はその第7回目です。
20 セキ、イセキ、コセキ
 セキ、イセキ、コセキ。日本人の苗字である。…この苗字の人に対してわたしがなにかの恨みがあるわけではないが、これらの発音は韓国語では「ヨク」といって、ののしりことば、けんかことばに相当するものなのである。セキは多少つまる音を入れるように「セッキ」、イセキは「イセッキ」といえばほぼ完璧なヨクとなる。つまりセッキとかイセッキということばは、「この野郎」とか「てめえ」とか「きさま」とか「くそ野郎」などということばなのである。コセキは愛敬でいれてみた。コセキに相当するヨクは直接にはないが、コセキというとたいていの韓国人は笑ってしまうのだ。セキ(セッキ)という発音部分があるからだろう。…
 昔、韓国の日本大使館に「イセキ」さんという人が勤務していたらしい。彼は韓国にはとてもおられず3ヶ月で日本に帰ってしまったというエピソードが伝わっているが、真偽のほどはよくわからない。
 韓国語に「ヨク」が多いということは、言語学の世界ではよくいわれている。ヨクを言い合うことで大きな争いを未然に防いでいるともいう。ことばを吐き出すことで早めにすっきりしてしまうというわけだ。無言で肚に溜めておいて、あとでいきなり爆発してしまう傾向にあるどこかの国と若干の差があるようだ。…
 [著者の脚注]ヨク:悪口と訳されることもあるが、悪口というのは人のことを悪く言う表現である。ここで言う「ヨク」は、ことばそのものがげえつなく、きたないことばなのである。悪口とは意味が違う。「ののしりことば」ぐらいが一番ふさわしい訳語ではないかと思うが、恥ずかしながら韓国生活25年を超える今も、「ヨク」のもっともふさわしい日本語表現がまだわからないのである。
(引用ここまで)

 関連して、別の記事から。たぶん「ヨク」が飛び交ったことでしょう。以下引用します。
29 コーヒー
道路上では接触事故のたびに、運転手同士が降りてきて二人で大声をはりあげてやりあう。バスの運ちゃんとタクシーの運ちゃん、トラックと自家用車、身ぶり手振りで相手の非をとがめながら、口角あわをとばして言い争う風景はよく見られるものだ。しかしひとしきり言い争ったあとは二人ともカラッとして、今まであれほど大声をはりあげてどなりあっていたのが嘘のように涼しい顔だ。
(引用ここまで)

 この「ヨク」と同類の言葉は世界のあらゆる言語にけっこうあるようです。そのなかで、こうした言葉が極めて少ないのが日本語であると聞いたことがあります。
 ところで、今、日本社会では「バッシング」がけっこう行われています。それが、通常の話し言葉、書き言葉で行われますから、受けた方はいたく心が傷付きます。このバッシングを「ヨク」のような言葉で行われれば、“ああ、うっぷんを晴らしているだけか”と受け止められてダメージが少ないのですが。小生の別立てブログで、過去にけっこうバッシングがあり、“このクソ馬鹿野郎め”と書き始めてくれれば助かるのですが、“あなたは”で始まりますから、ギクッとさせられ、後に尾を引きます。

(著者に苦言:初めてお目にかかった「肚」。これは何て読む?意味は「腹」のようにも思うが。調べたら、どちらも「はら」でした。この本、ひらがなが多くてソフトなタッチの文章になっていますが、ときおり難しい漢字がひょいと出てきて、面食らいます。) 
 
<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
外食で脳トレ休み

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
コメント(2) 
共通テーマ:日記・雑感

11.25 韓流100話(その6)「韓国人は愛想がなさそうで実は情が深い」 [韓流100話]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 10月27日に紹介しました木口政樹さんの著「おしょうしな韓国 ほのぼの韓流100話」から、ビックリさせられるお話を、気まぐれ的にちょい出しして紹介します。今日はその第6回目です。
18 ムトゥクトゥクハダ
 基本的に韓国人は心が美しく情が深い、などと突然書いたらびっくりするかもしれない。しかし韓国に住むおおかたの外国人は、おそらくこの点についてはだれでも同意することだろう。「心が美しく」という部分は否定される方もあるかもしれないが、「情が深い」という部分は…肯定される方がほとんどだと思う。表面的には「ムトゥクトゥクハダ」(つっけんどんだ、愛想がない)ように見えても、心の奥では人をよく信じ、あったかい情を惜し気もなくふりそそいでくる。人を人として扱うとでも言おうか。
 わたしがここ韓国へ来て…はじめはつっけんどんでなかなかとっつきにくいのだが、いったん知り合いになると心の底から相手のために何かしてあげたいと思う、そんな心情が感じられる。…
 …日本に行って帰ってきた学生の話だが、日本の友だちが東京を案内してくれるという。…山の手線に乗ることになった。電車の中でその日本人は終始寝たきり。電車を降りると元気に歩くが、また電車に乗ると寝る。…これではせっかく親切で案内してくれるといっても、されるほうにとっては有り難迷惑だ。…心の底から案内してあげたいというのであれば、ずっと寝たきりというのではあんまりではないか。自分のために時間を割いてくれると提案してきてくれたことには感謝だが、その気持の度合いが中途半端なようだ。
 してあげるなら徹底してしてやるべきだし、そうでないならはじめから提案なんかしないほうがいいのではなかろうか。このような振る舞いは、韓国人にとっては心の底からあふれ出るありがたい行動とは思えないのである。
(引用ここまで)

 はっはぁ、小生は今はたまにしか電車に乗らないのであるが、名古屋までの20数分間、本を読もうと思って乗っても、10分もしないうちに寝てしまう。睡眠不足や疲れがあるわけではないが、コトンコトーンと単調な響きが聞えてくると、よき子守唄になるのであろう。
 小生、役所勤め時代に議員さんや上司のお供をしたとき、たいてい電車内でうたた寝した。
 これは、日本人だけの特別なものかもしれない。
 というのは、フランス人は電車の中で決して寝ないそうである。20数年前、小生がパリに旅行で行って地下鉄に乗ったのだが、皆、パカッと目を開いて正面を見ており、うたた寝している人は見かけなかった。“えろう元気がいいな、フランス人は。”と思ったものだが、そうではないらしい。
 数年前だったか、ヨーロッパ文明論の権威者・木村尚三郎著「西欧文明の原像」(昭和49年発刊)を読んでいたら、たしか“電車内でうたた寝なんぞしようものなら命がないとまでは言わないものの持ち物は盗まれかねない”とのことであるようだ。その部分をここに引用するとよいのだが、蔵書が増えすぎて、2、3年前に仕事に関するもの以外は過半を処分してしまって、正確な記述ではない。正確な記述となると、他のブログ記事で引用した次の件である。「…ひとはそれぞれ自分で自分の身体・生命・財産を守らねばいけない、これがヨーロッパ人の生活信条であり、日常的な生活感覚である。…人びとの人間に対する、自分以外のすべてに対する不信感と、たがいに闘争と傷つけ合い…」ということである。
 そうであるからして、やはり“電車内でうたた寝なんぞしちゃおれん”となるのでしょうね。
 韓国も大陸的であり、見知らぬ大勢の者が近くにいるとき、無意識的に緊張するのであろうか。
 さて、時代は変わる。近年の日本の電車内は寝ている若者はまずいない。何やら小さな四角い物を指でコチョコチョ触りながら、じっと一点を眺めておられる。あれじゃあ、肩が凝ってたまらんろうに。
 
<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
7品思い出す。正解。100点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感
前の10件 | 次の10件 韓流100話 ブログトップ