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3.2 韓流100話(その25)「ドゥンサン」 [韓流100話]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 10月27日に紹介しました木口政樹さんの著「おしょうしな韓国 ほのぼの韓流100話」から、ビックリさせられるお話を、気まぐれ的にちょい出しして紹介します。今日はその第25回です。
ドゥンサン(登山)
…裏にある小高い岡のような山に登るのもこちらでは「ドゥンサン」つまり「登山」というのだ。日本語で登山というとやっぱりちょっと大掛かりなイメージになる。…日本語の感覚では裏山に登るようなものは、たぶん「山登り」ぐらいに言うんだろうと思う。「登山」と「山登り」。漢字で書くとほとんど同じだが、ニュアンスはだいぶちがってくる。
…韓国はどうだろうか。こちらはソウルといわず今わたしが住む天安(チョナン)といわず、都会も田舎もすぐ近くに山があり、ただあるだけではなくその山に人々がよく登るのだ。韓国の人は、男も女も、老いも若きもたくさんの人が山登りを楽しんでいる。…若者だけではなくご老人の方々も、登山靴をはき、登山用のズボンをはき、登山用チョッキを着こなし山登りしている。装備はほぼ本格的といってよい。ここにも、まずは見た目が重要という韓国スタイル(皮肉っているわけではない)が如実に生きている。服装だけを見ると、みんなロッククライマーだ。
(引用ここまで)

 昨年の11月5日にこのブログで次のとおり記事にしました。
…トレッキングであるが、登り1時間15分のルートをゆっくりゆっくり登り、1時間45分で、精進湖と本栖湖の中間にあるパノラマ台へ登頂することができた。やれやれ。
 ここからの眺めが、一番、富士山の裾野の雄大さが見られるのではなかろうか。ここにいつまでいても見飽きることがない富士山の姿。しかし、登山者は少ない。パノラマ台に12時ちょうど頃に着き、30分ほどいたのだが、最大10人ほどしか見晴台にいなかった。追い越した人、すれ違った人、全部で数十人ほどだろうか。目に付いたのは外人(4、5グループ。1グループは中国人、他は白人)と、80歳ぐらいの9人(うち男は1人だけ)のグループ。他は還暦過ぎの人が大半で、若い人は何人もいなかった。今や、くたびれるだけの山登りなんて若い人には見向きもされない、といったところだろう。(引用ここまで)
 また昨年の5月22日、同様に次のとおり記事にしました。
…上高地…我々夫婦よりもうんと年上の後期高齢者の目に付くこと。その健脚ぶりには負けますわ。元気なお年寄りが大勢いらっしゃるもんですね。(引用ここまで)
 うちから4、5km北にある金華山(高低差310m)へ自転車で行って登るご老人がこの辺りにも何人かいらっしゃいます。日本も随分前から「ドゥンサン」ブームになっていますが、ただし、ご老人のみ。
 近くの山にちょくちょく登るときの井出達は、想像するにどうやら普段着のようです。でも、観光地へ出かけるとなると、ご老人は“みんなロッククライマー”。パノラマ台でも上高地でも、その装備は本格的。若者はというと、観光気分の服装。
 日本語の「ドゥンサン」今事情は、「トレッキング」なり「山歩き」という言葉が一般化しているような感じがします。小生は最近「トレッキング」という言葉が好きになりました。して、その装束は「ジーパンとキャラバンシューズ」に着替えるだけ。付き合わせる女房は普段着と歩きやすい靴。これじゃあ様になりませんなあ。
 ところで、小生の「キャラバンシューズ」(キャラバンは商標ですが、軽登山靴の代名詞)は、もう50年も愛用している年代物ですが、靴紐さえ劣化していない。使用頻度はあまり高くないのですが、高品質のものに当たったようで重宝しています。

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
外食で脳トレならず

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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2.28 韓流100話(その24)「となり」 [韓流100話]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 10月27日に紹介しました木口政樹さんの著「おしょうしな韓国 ほのぼの韓流100話」から、ビックリさせられるお話を、気まぐれ的にちょい出しして紹介します。今日はその第24回です。
75 となり
…地下鉄や電車のなかで新聞を読むのはひまつぶしにはもってこいの作業だ。こちらでは、スポーツ新聞を女性が読んでいることもけっこう多い。だれかが新聞を読んでいると、隣にかけている人が横目づかいにその新聞を読む。これもこちらではごく一般的な風景であって、なんら申し訳なさそうな顔をするわけでもない。自分のものを読むようにごく自然に隣の人の新聞を読む。女性がスポーツ新聞を読んでいたりしても、隣の男性が横目づかいにいっしょに紙面に目を通すこともこちらでは異常なことではない。
 こういう習慣のところで生活してしまうと、つい無意識のうちに隣の人の新聞を読むのがクセになってしまう。韓国へ来て10年ぐらい経ったころだったろうか。日本へ一時帰国した際のことだ。…わたしのふるさとの米沢へ帰ったときに「事件」は起こった。…ローカル線に乗った。…客があまたいた。70代とおぼしきおじいさんの隣に座ることになった。…おじいさんがおもむろに新聞を開き、読み始めた。このときはわたしも、自分の田舎に来ていたこともありすっかりリラックスしていて、ここが日本であることを忘れてしまっていた。つまり、そのおじいさんの新聞に目がいってしまっていたのである。おじさんは無言でわたしを見返した。その目には最大限の「迷惑」と「軽蔑」の気持ちが現れていた。とっさにわたしは「ああっ、どうも」などと真っ赤になりながらあわてふためいて視線をあらぬ方向へ移動した。「そうだよ、ここは日本なんだよ。まいったな」とは思ってみたものの、ことすでに遅しだ。おじいさんはその後もわたしの方を牽制するようなそぶりを見せながら、後生大事に新聞を肩で隠すようにして読みつづけるのだった。たまたまそんな人に出くわしてしまったのだろうか。(米沢の人よ。どうなんでしょうか)日本の習慣にはそういうことがないからしかたのないことで、わたしのほうにこそ非があり、おじいさんのほうには非はない。それはわかっている。
 しかしだ。70になってもこんなにスケールの小さい、情けない仕種をするものなんだろうか。70代(80代かもしれない)のおじいさんであれば、人生の憂さ辛さもすっかり経験しておいでのはずなのに、この対応はどうだろう。…このときのショックはわたしにとってかなりのものだった。二重三重のショックだった。隣から新聞を読むというほとんど屁のような問題に対して腹を立てる人がいたこと。それが70代のおじいさんであったこと。さらにそこがわたしのふるさとだったこと。あのときのショックは今も尾をひいている。米沢のローカル電車を見るたびに、あのときの悪夢を思い出してしまうのである。
(脚注)※…それにしても、隣の人の新聞を横から読んだりするのは、やっぱり日本では許されない非常識な行動なんでしょうかね? 私にはどうしても新聞を隠すほうが、料簡の狭い姑息な行為としか思えないんですが…。
(引用ここまで)

 著者はよほどショックだったんでしょうね。それがひしひしと伝わってきます。
 日本では隣の人の新聞を横目で盗み読みするのは、やはり窃盗という意識がしてきて、遠慮するんではないでしょうか。小生も首を曲げての盗み見はできません。力一杯目を横向けるだけ。
 ときに新聞をどれだけも開かず隠すように読んでいる人を見かけます。本人は隣の席の人に新聞を持つ手が触れないように気を使っているのかもしれませんが、“他人に読ませてたまるか”と思っているようにも見えてしまい、いただけない光景です。

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
5品思い出す。当日のメモには4品しか書いてないが、もう1品あったはずだ。食事3時間後のメモ忘れ。ときにこうしたことがある。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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2.27 韓流100話(その23)「お年寄り」 [韓流100話]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 10月27日に紹介しました木口政樹さんの著「おしょうしな韓国 ほのぼの韓流100話」から、ビックリさせられるお話を、気まぐれ的にちょい出しして紹介します。今日はその第23回です。
73 お年寄り
 韓国はお年寄りを敬うお国柄だ。それはいたるところで見られる。バスや地下鉄のなかでは、シルバーシート(敬老席)でなくても、お年寄りが目の前に来ると、無言でサッと席を立ち、お年寄りに席を譲る人が今でも多く見られる。譲られたお年寄りは「コマウォラ」(ありがとう)ということもあるし、なんにも言わずただ座ることもある。なにも言わないほうが多いが、それが当然だからという了解がある。また、地下鉄のなかで高校生とおぼしき学生集団が、わいわいとしゃべりまくっている。こんなとき、お年寄りがひとこと、うるさいよと静かに言うだけでざわめきがピタッとおさまる。老人に対して敬意を表するからこそのわざであろう。見ている人たちは、老人にも、また聞き分けのよい学生らに対しても心のなかで賛辞を送っていることだろう。家族で食事をするときでも、おじいさんが手をつけるまで他の人は箸を運ぶことはない。村の集まりとか、いろいろの集まりの場でも同じだ。いちばん年長の人が「さあ食べましょう」といって箸なりスプーンなりで食事に手をつけてから全員が食事をはじめる。もちろん法で決まっていることではないが、この不文律は自然に守られている。…
(脚注)
※韓国がお年寄りを敬うお国柄であることはつとに有名かもしれない。儒教の教えが色濃く残っているのである。本家本元の中国よりも儒教の教えが息づいているといっても間違いではないだろうと思う。
(引用ここまで)

 ここまで儒教色が強いと、韓国のお年寄りは日常生活において絶えず姿勢を正しておかねばならんでしょうね。そうでないと「敬意を表する」対象になりませんから。どこかの国のように、電車の中で他人の迷惑顧みず、大声で好き勝手にわいわいしゃべりまくっている年寄り、というわけにはいかんでしょうね。
 日本の戦前は、お年寄りは長老として「敬意を表する」対象になっていたと思われるのですが、戦後社会はアメリカナイズされて儒教思想が隅に押しやられたことと、「自由」「権利」といった基本的人権の概念のはき違えによって、今時のお年寄りは横着三昧で目を背けたくなるような輩が目立つようになり、とてもじゃないが「敬意を表する」対象足りえなくなってしまった感がします。
 日本の年寄りは、韓国のお年寄りの爪の垢でも飲んで、多少は襟を正さねばならんでしょう。そのうち「敬老の日」が廃止されるかも。いや、もうそうすべきと小生は思うのですが。

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
3日前を思い出す。0点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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2.20 韓流100話(その22)「男女7歳にして席を同じうせず」 [韓流100話]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 10月27日に紹介しました木口政樹さんの著「おしょうしな韓国 ほのぼの韓流100話」から、ビックリさせられるお話を、気まぐれ的にちょい出しして紹介します。今日はその第22回です。
72話の脚注 男女7歳にして席を同じうせず
※儒教の国・韓国では、「男女7歳にして席を同じうせず」ということが今でもかなり実施されている。実際の7歳というよりも、そういう感覚がかなり見られるということであるが。たとえば男女共学の高校。日本だったら、共学なんだからクラスの中に男子生徒と女子生徒が半々ぐらいいるというほうが普通だと思う。しかしこちら韓国では、男女共学とはいうものの、男子のクラスと女子のクラスは別々というのが一般的だ。これが大部分の男女共学のクラス編成である。じゃ、なんで共学にしているの?と思う向きもあるかもしれないが、おそらく経済的な理由からだと思われる。男子だけ女子だけというより、みんな来てくださいというほうが人数が集まり、それだけ経営面でプラスになるわけである。あるいは日本のように、クラスの中に男女が混じっている本物の共学もあるが、そうした中学・高校はまだまだ少数派である。
(引用ここまで)

 小生の場合、高校は進学校ということもあって、男女比のバランスを大きく欠いていました。よって、男女クラスと男子クラスの両方があり、1、2年は男女クラス、3年は男子クラスとなりました。どちらが良かったかというと、やっぱり男子クラスです。男子にとって同じクラスに女生徒がいると気が散ります。勉学そして遊び(休み時間の悪ふざけ)に専念できないです。
 男たるもの、思秋期ともなると女を過剰に意識してしまいます。中学からやはり男女別クラスにすべきものです。先生もそのほうがやりやすいのではないでしょうか。
 人間、皆平等とは言いますが、それは男は男同士で平等、女は女同士で平等であって、そもそも男女というよりオス・メスという性の違いは、思考の仕方、価値観、生き方、何もかも大きく違っていて、ヒト・チンパンジーという種の違いよりずっと大きな開きがあるのです(これは霊長類学からはっきりしていること)から、教育の段階では男女を切り離して行う必要が大有りでしょうね。
 小生思うに、チンパンジーのオスとはうまく付き合うことができても、ヒトのメスは何を考えているのかさっぱり分からず、とてもじゃないが付き合いきれない、といったところが本当のところではないでしょうか。

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
3品思い出す。正解。100点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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2.19 韓流100話(その21)「おはようございます」 [韓流100話]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 10月27日に紹介しました木口政樹さんの著「おしょうしな韓国 ほのぼの韓流100話」から、ビックリさせられるお話を、気まぐれ的にちょい出しして紹介します。今日はその第21回です。
69 おはようございます
 (筆者の故郷)米沢の美風の一つは、早朝などに道行く人とすれ違ったりした場合、お互いに見ず知らずであったとしても自然に「おはよう」の挨拶が出てくることであろう。…
 (筆者が韓国へ行ってすぐに)結婚して早々の頃。ギョンジュ(慶州)でのこと。早朝6時に起きて近くを散歩した。…妻の実家から歩いて5分もすると…シラギ(新羅)1000年の歴史が呼吸する場所に出る。…結婚する前からギョンジュの地に行ってあちこち歩きまわりたい。そんな気持ちが強くあったものだから、初冬の朝の散歩もなんら苦にならない。11月の6時はほとんど真っ暗である。道行く人の顔もわからない。人影がゆらゆらと歩いているだけである。…こんな早朝に散歩している人の多いのにまず驚いたが、すれ違いながらお互いに声をかけないことにも驚いた。わたしはつい無心で「アンニョンハセヨ」と言いながらすれ違っていた。相手は無言。だれも言葉をかえす人はいなかった。得体の知れない人に言葉をかけたり返したりする習慣がないのである。東京だったら同じだろう。韓国へ来るまえ、東京で10年余り生活をしてほとんど東京人になっていたはずなのだが、なぜかわたしはギョンジュがわが生まれ故郷のように感じていたのだろう。我知らず「おはよう」の挨拶をかわしていたわけである。家に帰って妻に話した。
 「そりゃそうよ。散歩しながら声をかける人なんていないわ」
妻はそういうのだった。そうか、散歩で声をかけたりしてはならないんだ。そんなことをしたら変な人と見られるおそれがあるんだ。わたしはそう理解した。その後はなるべくたやすく声をかけたりはしないようになった。マンションのエレベータでも、廊下でも、安っぽく声をかけたりはしない。
 ところで今チョナン(天安)に住んでいる。近くにテジョサン(太祖山)があって、毎朝登っている。…あるおじいさんはすれ違いがてら大きな声で挨拶をかけてくる。「おーす」とでも言っているように聞えるのだが、たぶん「アンニョンハセヨ」と言っているのであろう。思わず25年前のギョンジュの出来事を思い出した。声をかけたりしてはいけないのではなかったか。…しかし時と場合によっては、それは許されるのだ。自由にしていいんだ。特にこういった山の中で、それも早朝、顔もうっすらとしか確認できないような早朝に人とすれ違ったりする場合、なるべく声をかけたりしたほうがいいのだ。しかしわたしの、「声をかけない」習慣が習い性となってしまい声がすなおに出ない。これにも驚いた。子供の頃には、村の人とすれ違ったら条件反射的に挨拶をかえすのがわが村の習慣だった。それが今はマイナスの習慣が身についてしまい、声を出そうにもなかなか出てこない。おじいさんと会って3回目ぐらいにやっと出るようになった。おじいさんが「アンニョンハセヨ」と言うと、わたしも「アンニョンハセヨ」とかえす。美しい場面である。…
(引用ここまで)

 見知らぬ人とも挨拶を交わす、特に朝そうするととても気持ちがいいものですね。
 うちの休耕田、ここの道路沿いにはコスモスを少しばかり生やしており、朝、その手入れで休耕田にいると、通りがかった人(たいていは散歩)が「おはようございます」と声をかけてくることがある。声をかけてきたら即座に挨拶を返すと心しているのだが、声をかけてくれる人は、まあ3、4人に1人だろうか。案外少ないものである。
 こちらから声をかければいいのだろうが、なんだか照れくさいし、作業中でもあって面倒だ。こちらから積極的に声をかけるのは集団登校の小学生に対してだけだ。そうしたことからお昼過ぎに休耕田で作業していると、学校帰りの子供からまれに「こんにちは」と挨拶されてビックリし、「…こんにちわ」と少々間が抜けた挨拶返しになってしまう。
 ここらは田舎のような街のような土地柄であり、村と都会がごちゃまぜの地域であるから、こういうことになろうか。
 ところで、山登りすると、すれ違った人とは必ず挨拶するのが日本の慣わしとなっている。なかなかいいものである。しかし、上高地までもがそうなっているのには少々閉口する。河童橋から明神池までの往復は平坦な単なる散歩道であり、ひっきりなしに観光客とすれ違う。女房はそうした人全部に挨拶するし挨拶返しもある。小生はそうもそうもいちいち挨拶していると“口がだるくなる”とばかり、だいぶ途切れてからすれ違いがあるときだけに声をかけることにしている。でも、例外がある。それは外国人に対してだ。その反応が面白い。欧米人はにっこり微笑んではっきりとした言葉で例外なく挨拶を返してくるのだが、中国人グループは挨拶を返さないことが多い。国民性の違いもあろうが、日本を訪問する欧米人たちはきっと日本が好きで来たのであり、日本人と挨拶を交わすと気持ちがいいのではなかろうか。でも、中国人は…。
 そんなことを思ったりする。

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
5品思い出す。うち1品は別の物。4/6で65点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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2.15 韓流100話(その20)「あいさつ その2」 [韓流100話]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 10月27日に紹介しました木口政樹さんの著「おしょうしな韓国 ほのぼの韓流100話」から、ビックリさせられるお話を、気まぐれ的にちょい出しして紹介します。今日はその第20回です。
68 あいさつ その2
 あいさつということで一言書いておきたいのは、日本人が人と会ったときあるいは別れるとき、5回も10回も頭を下げ、ぺこぺこといった感じで際限なくあいさつをかわすこと。そして、不正などが発覚したとき、会社代表が記者会見の場で「申し訳ありませんでした」と90度の礼をすること。この2つのことは、日本的なあいさつのメルクマールだと思う。韓国人は、この2つの場面(出会い・別れの場面と社長の謝罪)に対しては、ついつい笑いが込み上げてくるのを押さえられないようである。腰の低さと反省の色を表したもので、非難されるべきなにものもないのだが、どこか滑稽に見えるのは否定しがたいであろう。しかしわたしはこの日本スタイルがそれほど嫌いではない。イチローのように、アメリカ式で颯爽と現われ、アメリカ式であいさつするのは、どうもかっこうよすぎて、どこか生理的に受け付けがたいところがわたしにはある。人によって、みなちがうであろうけど。これもまたわたしの偏屈性の一つの現われなのかもしれないけど。
(引用ここまで)

 同感ですね。ところで謝罪の場面、不正の発覚から謝罪の日まで何日かあるのだから、“カツラぐらいは着けてこいよ”と言いたいです。90度の礼をされて、ハゲチャビンを長々と見せ付けられてはたまったものではありませんからね。

<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
4品思い出す。うち1品は昨日。3/4で75点

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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2.14 韓流100話(その19)「あいさつ その1」 [韓流100話]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 10月27日に紹介しました木口政樹さんの著「おしょうしな韓国 ほのぼの韓流100話」から、ビックリさせられるお話を、気まぐれ的にちょい出しして紹介します。今日はその第19回です。
68 あいさつ その1
 三星(サムソン)総合研修院で働いていたときのことである。当時研修院では、英語コースと日本語コースの2つのコースが開設されていた。サムソングループの全社から英語コースに50人、日本語コースに30人ぐらいが10週単位ではいってくるのである。学生はサムソンの社員だから、みな韓国人である。廊下や庭で学生と会うと、入所したばかりのころは、学生はみな目線を下げ頭を下げ腰もいくぶん曲げて「アンニョンハセヨ」とあいさつする。韓国式スタイルといっていいだろう。これが2週間経ち、3週間経ちする間にあいさつするフォームがかわってくるのである。首を曲げる動作も日本人のように、2度、3度と続くようになる。日本語の授業で日本式あいさつの仕方を特別講義しているわけでもないのにである。さらに圧巻は、英語コースの学生のあいさつだ。彼らは入所したてのころは、日本語コースの学生と同じように韓国式スタイルであいさつをしていたのだが、時間の経つにしたがい、あいさつするとき、目線は水平のまま、首や腰の曲がりがなくなるのである。アメリカ人は手をあがながら「ハーイ」とか「グッドモーニング」といって頭は曲げずに声だけであいさつをかわすものだが、まさにあれと同じ。…ことばによってこうも仕種や態度がことなってくるものなんだろうか。首にギブスのはいったようなあいさつをうけながら、ことばと文化、ことばと行動、ことばと思考、はたまた言霊といったことについてしばし沈思黙考に陥らざるをえなかった。
(引用ここまで)
※アンニョンハセヨ:「安寧でいらっしゃいますか」という意味。非常に便利な挨拶言葉で時刻に関係なし。「おはようごございます」といった感じで少しだけ丁寧な言葉。お昼や夜に会ったときにも使う。友達同士なら「アンニョン」でいい。

 日本では夕刻になると「こんにちわ」と「こんばんわ」とどちらを使ってよいか迷うことがあったり間違えて使ったりすることがあります。また、目上の人にも目下の人にも同じあいさつとなり、若干都合が悪いです。「こんにちわでございます」というニュアンスになる「アンニョンハセヨ」と同格の挨拶言葉が欲しいものですね。
 研修生の皆さんは、語学のみならず無意識的にも彼の国の行動文化を学ぼうとするのでしょうね。まず最初はあいさつの姿の真似となり、毎日先生とあいさつを交わすなかで自然と仕種(しぐさ)が身につくといったところでしょう。
 引用を飛ばした「…」のなかに、英語コースの学生に対して著者の面白い感想が書かれていましたので、最後にそれを紹介しておきましょう。
(以下引用)
 「グッドモーニング」などの英語だとわかるのだが、形はアメリカ式ながら出てくることばが「アンニョンハセヨ」なので、つい吹き出してしまうのである。グロテスクといおうか。…英語を習うと、あいさつも英語式になるんだろうか。
 
<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
単品料理につき脳トレならず

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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2.13 韓流100話(その18)「針灸」 [韓流100話]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 10月27日に紹介しました木口政樹さんの著「おしょうしな韓国 ほのぼの韓流100話」から、ビックリさせられるお話を、気まぐれ的にちょい出しして紹介します。今日はその第18回です。
64 チム・モイム(針灸学の集まり)
 …ここ韓国では、針というのは非常に身近な存在なのである。「韓医院」という病院が町のところどころにあり、ここで針を打ったり、漢方薬を与えたりの処方を行っているのである。一般の病院と同じように医療保険が利くということも驚くべき点だ。
 韓医院の医者になるためには、韓医学科という医学部に入り、医者と同じように6年間勉強して資格試験を受けて合格することが必要だ。大学の倍率も一般の医学部と同じくらい高い。狭き門といえるだろう。
 ところで、韓医院の医者ではなくても、民間人ながら針の知識を持って、針の講義をしたり針を打ってくれたりする人も多い。正式の大学の教授ではないが、民間レベルで研究し実地の体験を積みながら実力を養っている人たちがいるということだ。ここらあたりが伝統ということなんだと思うのだが、そういう人たちがかなりいるのである。インドンチョ(*)のメンバーたちが学んだのも、こういう民間の針の先生からである。3ヶ月間学ぶのに、教材費などいくらか払うが、それほど高い額ではない。こういう先生は、正式の韓医院の医者ではないので、針を打つという行為をするときは、お金をとってはいけないことになっている。奉仕でやっているようなものであるが、こういう先生がけっこう多いのである。
 インドンチョの学びの場で学んで足掛け7年になる。…針も直接自分に打ったり、妻に打ったり、子供に打ったりしている。足をくじいたときとか、頭痛、食あたりなど、針やお灸がわが家の日常生活に非常に役立っている。今度米沢に帰ったら、友だちに…針を打ってあげたいと考えているのだが、たぶん皆怖がって「それはいいよ」って言うだろうな。
(脚注)韓医院:…多くの人が利用している。慢性の病気とか…突発的症状には一般の病院よりこちら韓医院での治療のほうが効果があるといわれている。ただ最近はこの韓医院も乱立の様相を呈してきて看板を下ろすところもかなり出てきているということである。(2013年現在)
(引用ここまで)
(*)著者が参加している針のサークルの名称で「忍冬草」と書く。

 「針」は通常「鍼」と書き、お灸と併せて「鍼灸」(しんきゅう)と言いますが、これはばかにできません。お灸のほうは「せんねん灸」が有名で、ツボの図を見ながら自分で行うことができます。一方、鍼のほうは場合によっては“ズブッ”と刺すことになり、治療を受ける側に恐怖感が出ますし、まかり間違うと大変なことになり、相当の訓練が必要となりましょう。
 そこで、鍼に代わる、素人でもできる療法として爪楊枝を使ったり爪を使ったりしてツボを刺激する療法が幾つか登場しています。1月11日の日記「異端の書に興味津々」で紹介しました福田稔著・安保徹推薦『実践「免役革命」爪もみ療法』がその一つです。なお、その記事の中で福田医師が「注射器の針でチクチクつぼを刺す」と書きましたが、これはごく浅く刺し血を少し出すというもので、鍼療法と瀉血(しゃけつ)療法を組み合わせ、その相乗効果を狙ったもので、かなりの成果を上げているようです。
 いずれにしても、鍼療法は、紀元前の中医学に既にあり、痙攣性のしびれや麻痺に効くものとされ、現代社会における高いストレス、これは痙攣や麻痺の範疇に入るものですから、鍼療法は日本においてももっと広がりをみせてほしいものです。
 ただいま小生は「爪もみ療法」を毎日始めたところですし、女房は「タオル枕健康法」の著者:高木智司先生が贈ってくださった「爪もみリング」で指のツボ刺激を始めたところです。そのうちきっといろいろ効いてくることでしょう。それを期待しています。
 
<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
幾品か思い出すも、それは3日前。2日前は鍋であった。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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2.6 韓流100話(その17)「学力社会&若者文化」 [韓流100話]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 10月27日に紹介しました木口政樹さんの著「おしょうしな韓国 ほのぼの韓流100話」から、ビックリさせられるお話を、気まぐれ的にちょい出しして紹介します。今日はその第17回です。
43 学力社会
 ここ韓国はヤンバンの国、ソンビの国だ。ヤンバンというのは、科挙試験に合格した文官・武官のことである。ソンビというのは、学者のことである。…
 朝鮮時代のヤンバンは、文官と武官にわかれていて、文官は文の人、武官は武を中心として文もかなりやる。ここで重要なのは、朝廷では文官の地位が武官のそれより高かったことである。学問を修め、頭の切れる人は大きく出世したのである。…
 こうした背景があるからだろうか、現代でも子どもを文つまり学者にさせようという空気が色濃く残っている。学者まではいかないまでも、勉強に対する思い入れは並々ならぬものがある。勉強して成績をあげ、いい大学にはいることが当面の唯一の目標となる。高卒では社会に出て食ってゆくことは無理だという雰囲気だ。…
 韓国の空気は勉強一色といっていいだろう。全員がガンナム(高級住宅地)に住むことを望み、全員が八学群(ガンナムの学群では韓国一の学群といわれる)に通うことをねがう。親も子も大変だ。全員が八学群に通うことなんてはじめからできないし、全員がソウル大学にはいることなどできないのである。そんなことはみな、百も承知なのだが、それでもなお、勉強つまり文に対するあこがれは冷めやらないのである。そのエネルギたるや、ことばでの形容は不可能にちかい。…
 「武よりも文」というこの意識は、また、「理系よりも文系」という意識に通じているようにも思う。電気や機械などを扱うよりも、文学、哲学を論じるほうが高尚だという意識があるようだ。… 
(引用ここまで)
 次に、これに関連して別の話より以下抜粋します。
60 若者文化
 「ヤジャ」についても言及しなければならないだろう。「夜間自律学習」の「夜自」をとって「ヤジャ」という。高校生の夜間学習のことである。有名校はもちろんのこと、韓国のありとあらゆる高校でこのヤジャというものがある。…放課後になっても家に帰るのではなく学校に残り、夕食を食べてから教室で学習がはじまる。…1年生は夜9時まで、2年生は夜10時まで、3年生は夜11時までというのが大部分の高校のスタイルといえるだろう。これが毎日続くわけだ。…静かに黙々と勉強に励む姿が見られる… 
(引用ここまで)
 もう一つ、これらに関連して別の話より以下抜粋します。
36 ハグウォン(学院)
 …韓国ではハグウォン(学院)というのは、学習塾とか英会話スクール…の類に使う。…
 ここで驚いたのは朝6時からのクラスがあることだった。…遠くから1時間2時間かけて来る(日本語スクールの)学生もいるのだ。…それが毎日続くのである。…目をしゃきっとさせて先生の顔をくいいるようにみつめてがんばっている。このような「早朝学習」は日本ではとても考えられないことだ。勤勉そのもの。
(引用ここまで)

 いやぁ~大変ですなぁ、韓国の高校生や大学生は。勉強、勉強また勉強。息つく暇もない。これじゃあ、“なんもせずにボーッとしていたくなる”のもうなずけます。
 そんな韓国の若者現代事情は、筆者のブログにあります。ご覧ください。
 天安からアンニョン「ムーミン世代」  
 
<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
単品につき脳トレならず

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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2.3 韓流100話(その16)「女性(排出のパワー)」 [韓流100話]

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 10月27日に紹介しました木口政樹さんの著「おしょうしな韓国 ほのぼの韓流100話」から、ビックリさせられるお話を、気まぐれ的にちょい出しして紹介します。今日はその第16回です。
 第58話 女性 を何回かに分けて紹介する、その3回目(最終)。
58 女性(女性の排出のパワー)
 3番目としては、排出のパワーといったものだろうか。大の男をすくみあがらせるような大胆なところがありながら、内では非常にデリケートでハニーな面をもっている。内に閉じ込めておかずに外に排出する。好きなことは好き、いやなことはいやとそのままいう。だからときには争いにもなるが、常に排出しているから、たまりたまって(黄昏離婚のような)大爆発を起こすということは比較的少ない。もちろん人間だから、そういう女性もいるだろうし、そういう夫婦もいよう。が、全般的に見た場合、日本よりもこういう爆発は少ないように見える。日本において2007年4月の法律改正にともない、日本の妻たちは年金の半分を無条件もてるようになったことで、定年退職離婚が急増しているという。ダンナの定年を待って、あるいは子どもの就職を契機にとつぜん離婚すると通知するものだ。それまでのかいがいしさはどこへ行ったのかと思えるような光景が多々見られるようであるが、ああいうことはここ韓国ではちょっと想像しがたい。大爆発する前に小爆発しながら、その都度排出しているからだ。
 最後に愛のパワーをあげたい。これは韓国女性だけに限ったことではなく、女性の本来的な性質の一つといってよいかと思う。やわらかく包み込むような愛である。この愛の強度がどうもここ韓国の女性は強いようである。夫や子どもを亡くしたりするときの、地面をたたき、胸をたたき、頭をたたく姿。足を宙にうかべてバタつかせ、全身全霊でその苦しさ切なさを表現する。あれは愛の力ゆえであろう。韓国のニュースの画面にそんな場面がときおり出る。そのたびに愛のパワーのすさまじさを思い知らされるのである。あの姿つまり原初的で動物的な姿は、日本の女性にはほとんど見られない。理性的に、静かに涙を流すだけだ。これはおそらく愛のパワーが少ないというよりも、表現のしかたが異なるだけのことなのかもしれないけれど。
(引用ここまで)

 韓国女性の悲しみの表現はテレビで見たことがあります。正直に感情を表現しているのかもしれませんが、その凄まじさはなんだか芝居じみてもいるような感さえします。あそこまでオーバーにやれは、悲しみを超えて恍惚感にひたることができ、悲しみも和らぐのではないかと思ったりします。
 民族によって悲しみの表現は千差万別といったところでしょうね。 
 
<2日前の日記:夕食>(記憶力増強トレーニング ※2
外食につき脳トレ休み

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
※2 2014.6.3ブログ記事「 100歳までボケない101の方法 」で書きましたが、その中で衝撃を受けたのが「2日前の日記を付けよう」で、次のように書かれています。
 記憶力を維持し、さらには高めることができ、ボケ防止に役立つ効果が大きいから、ぜひやってみてください。例えば2日前に食べたものを思い出すのはどうでしょう。前日のことならかなり鮮明に覚えていると思いますが、2日前となると途端にあやしくなりませんか。
 よって、小生も早速2日前の日記を付け始めたところです。
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